なぜ面白いのか

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あまりにもどこでもドア「オクトパストラベラー0」プレイ日記14

このサブクエストよかったな

明けましておめでとうございます! 2026年もいろんな作品を楽しんでいくつもりなのでよろしくお願いします!!

この年末年始にわたしが考えていたことといえば、ベルンシュタイン Bernstein =琥珀なので、コハクくんはベルンシュタイン王国と関係がありそうな名前になっちゃってるなということである。偶然なのだけど。

あと喫茶室ルノアールの看板を目にして、Renoir って英語にすると Reblack リブラックになるなあと思ったりしたのだが、ぐぐってみたところリブラックの綴りは Lyblac で、英語音声ではライブラックと発音されているらしい。古アングロサンクソン語で「魔術」の意味だそうで。かつ、音に lie(嘘)と black(黒)が含まれているのが示唆的である。

そんな感じで無事年を越したので、引き続き「オクトパストラベラー0」をやっていく。本日は終章の2章と3章のネタバレ感想。終章を名乗る癖にまったく終わる気配がないのは、もはやつっこむほどのことではなさそうだ。

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急にオクトラの本気を浴びて寝込む回「オクトパストラベラー0」プレイ日記13

あの劇場、今こんなことになってるの

アカン……

自分、寝込みいいっすか?

ここまで艱難辛苦を乗り越えて旅を続けて、もうさすがに終盤だろうと思ってた。

そしたらこの展開……どうしよう? どうすればいい? とりあえず寝込もう、そうしよう。幸い年末で仕事も納まってる。ゆっくりのたうちまわっていってね! という公式の配慮かもしれない。お前らの年末年始をずたずたにしてやるぜ! という作り手の意思を感じる。12月初頭に発売してこれだけのボリュームなら、ちょうど年末年始にこのへんまで到達するプレイヤーは少なからずいるでしょ? これはスクエニの陰謀だ!

(書いてて気づいたけど、わたしより速いペースのプレイヤーであれば、ちょうどクリスマスを台無しにされていそうだ)

しかしこの話、本当に1の世界に接続できる? もうとても前日譚とは言えないレベルでめちゃくちゃじゃない? コハクくんが1の主人公8人と出会うかどうか以外の部分で致命的に歴史が変わってない?

今日は名声3章と終章の1章途中までの感想なのだが、今回も1のネタバレを含まないわけにはいかないので、これからプレイ予定の方はおすっとばしください。それから終章(3度目)に突入していない人も絶対に見ないでください

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良質なヴィランを吸って健康になろう「オクトパストラベラー0」プレイ日記12

そうだよ(直後、数万リーフの収入)

ストーリーが佳境……!

どの章も前半戦に比べてスケールの大きい話になり、巻き込まれる人の数も増え、コハクくんの背負うものも大きくなってきた。

推奨レベルと比べてこちらのレベルがかなり上がっているので、相性さえよければボス戦も楽勝のはず、なのだが、なかなかそうもいかないのがこのゲームの面白いところ。その弱点を突ける人が同じ列にいる!(1ターンでどちらかしか攻撃できない)とか、状態異常耐性の対策をしてなかった! とかで簡単にピンチになってしまう。

場合によってはかなり支援者ゲーになることもある。多段攻撃してくれる支援者が弱点を突ける状態だと、ちょっと難易度が下がる。多段攻撃できるアビリティ、量産できそうなものはしておきたいな。訓練所が本当にありがたい。キャラが多くても全員育てる意味がちゃんとあるし。

とりあえずダメージ限界突破を量産したい。コハクくんがいよいよ雷剣将で20000ダメージ出せるようになってきた。やっぱり1のキャラは強いし、持っているアビリティも有用なものが多い。ゲーム初期から使ってきたキャラにも愛着があるが、1のキャラと入れ替えるか……?

最初は8人パーティなんて多すぎだと思っていたのに、もはや8人パーティでも枠が少なすぎると感じるようになってきた。楽しくも悩ましい。

本日は富クエストと権力クエストの3章をクリアした。やり切った感がすごいけど、これまだ続くんだよね!? というネタバレ感想。

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さらに協働を描く物語「ラストマン First Love」感想

最後の一冊を購入できた! 装丁めっちゃ凝ってて素敵

映画版「ラストマン」見てきたー!!!!

ドラマ版「ラストマン」を見て、とにかくどんな形でもいいからこれの続編が見たい一心で感想を書いたのが2024年の9月。それからちょうど1年後くらいだったかな? 映画が作られると知って、さらに新作ドラマも作られると知って、狂喜乱舞した。

(当時の記事)

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そこからずっと楽しみにしていて、本日ようやく見に行くことができた。

今作も本当によかった!

客席からは終始クスクス笑い声がしていて、すごくいい雰囲気だった。

ドラマ版を見ていなくても全然大丈夫なように作られていたので、予習ゼロでいきなり行くのももちろんOK! でも映画開始1分でドラマ版の爆速ネタバレが挿入されるので、できればドラマ版を全部見て、あのオチに驚愕してから映画を見に行ってほしいというのがわたしの本音。

まずはネタバレなしで感想を書こう。

ネタバレ前に警告を入れるので、未視聴の方はそこで引き返してください。

 

アクション映画であることの意義

思ったのよりずっと「アクション映画」だった。そしてこれが「アクション映画」であったことにこそ、社会的意義があった

あのアクションのひとつひとつに、視覚障害者やその支援者たちの協力がどれほどあっただろうかと想像する。どの所作も「一般的なアクション映画のアクション」とは全然違った。顔の動かし方も、指先の動かし方も、足運びも。カメラワークもものすごく工夫されていたと思う。すべてのアクションを、専門家や所作指導の方と協力して作っていたに違いない(パンフレットでそのへんのことがちょっと言及されていた)。

全盲の捜査官が、周囲の助けを借りながらこんな活躍をする。視覚に頼れない人には、何ができて何ができないのか。何が得意で何が不得意なのか。どんな助けがあれば力を発揮できるのか。一瞬のアクションが、どんな解説書よりも雄弁にそれを説明してくれた。

アクションシーンにこそメッセージがこめられている。アクション映画だからこそ意味がある。そんな映画は珍しい。

わたしが知る範囲で全盲のキャラが出るアクション映画といえば、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」に登場するケインとか、「ローグ・ワン」に登場するチアルートとかなのだが(どっちもドニー・イェンが演じている)、あれはもうバッチバチのアクション俳優による超人的アクションなので、もちろん「見えない演技」もすごかったんだけど、ひとりでなんでもできちゃうキャラだった(それはそうとドニー・イェン全盲アクションはすごいので、まだ見てない人がいたら見てくれ)。

「ラストマン」はやっぱり「協働」を描くからこそ価値がある。皆実さんは、ひとりでなんでもできちゃうほどのスーパーマンではない。たくさんの人の力を借りて、ひとりではできないことをなしとげるスーパーマンだ。

そしてドラマ版のときからずっとそうだったけど、皆実さんと護道さんは単なる「助けられる人」と「助ける人」の関係ではない。ふたりは「助け合う」対等な関係であり、それぞれ違う役割を担って活躍するバディだ。

同じ目標に向かって、複数の人が複数の役割を担って協力関係を結ぶのが「協働」だ。現代の医療や福祉の場面では、どこでもそれを目指している。でもなかなかこの概念は浸透しにくい。「助けてあげる人」「助けてもらう人」みたいな意識がなかなか抜けない人もいる。

しかしどんな講義よりも、このドラマ、そして映画は「協働」の説明が上手い。「協働」概念の体現と言ってもいい。なおかつ、エンターテイメント作品としても完成している。だからこそ多くの人に届く。現代におけるエンタメの役割ってこれだよね、の体現でもある。

これから医療や福祉、それから科学技術を専門にしようとしている若い人にとっては、もしかしたら進路や考え方に影響を与える作品になるかもしれないな、と思ったりもした。今そういう業界にいる人たちにも勇気をもらえる作品だったと思うけど、これからを担う人たちにも届くといいなあ。

 

では以下、ちょっと映画の中身に触れながらの感想になるので、未視聴の方はここでお帰りください!(核心部分のネタバレはなし)

 

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もしかして OCTOPATH が出揃った?「オクトパストラベラー0」プレイ日記11

さ、さつじんうさぎ

どの章も重い展開になり、どの章でも神が乱立し、どの章もとても終わりそうにない。

しかし現在のクエストリストを眺めると、どの章も次で終わりそうな気がする。ほんとにぃ? でも後半戦になってから、明らかに1章分が前半戦よりもボリュームあるからな。次で終わるとしてもまだ長くかかりそうだ。

そして今作のヴィランズにおける OCTOPATH が出そろったのではないかという気がする。テンション上がってきた。

後半以降、基本的にザコ戦はアレクシアの魔法一発で終了するようになり、とてもサクサクだ。アレクシアのサポートアビリティに「戦闘後回復」をつけていれば、常時全快で戦える。パーティに8人もいるのに、実働しているのは1人だけという状況、ギスギスしていないか若干心配だ。アレクシア様のおかげで全員のレベルが上がっております!!

サポートアビリティもじっくり眺めていると、増やしたいなーと思うものが見えてくる。現在、オルベリクのダメージ限界突破を増やそうとしているところ。アタッカーにはつけておきたい。後半になって加入したキャラたちのアビリティはまだあまりじっくり見られてないんだよな。

では以下、権力クエストと名声クエストの2章のネタバレ感想いってみよう。

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増える神々「オクトパストラベラー0」プレイ日記10

ゲーム楽しい!

ゲーム楽しいけど……年内にクリアできる気がしない!! 今年もまた、続きが気になってそわそわしたままの年末年始を過ごすことになりそうだ。

新しい町に行くたびに全員の持ち物を調べ、もらえそうなものは全部もらい、新機能がアンロックされるたびに世界中を回ってチェックしなおし、レベルが少し上がったら世界中を回って倒せそうな民を殴り倒し、移住者が現れるたびにウィッシュベールでどの家に住まわせるか調整しているので、いわゆる「普通にクリアまでにかかる時間」の倍近くかかっている気がする。

いや、でもこれこそがオクトラシリーズの楽しみ方じゃないか(個人の感想です)。こまめに民を殴らずにすませるわけにはいかない。

メインクエストを一時中断して、行ける範囲の新しい町に足を運んでみたところ、即座に財布がすっからかんになった。恐ろしい町があったもんだ。でも今作はザコ戦で割とお金がたまりやすいし、換金アイテムも多い。すぐに財布はもとに戻った。

キャットリンに逃げられること2回、がっかりしているところにブルジョワキャットリンと出会い、倒せた上にヒゲまで盗めたので大喜びである。こうして我が村にはキャットリン像とオクトリン像が揃った。やったね。

FF14のメテムみたいなのまで現れたのには笑った。スクエニ、実況つき戦闘が楽しいことに気づいたのか。わたしはあれが大好きだ。

では以下、名声クエストの1章と、富クエスト2章までのストーリーネタバレ感想。

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進めるほどに治安が悪化するゲーム「オクトパストラベラー0」プレイ日記9

どうしてオルステラは平和にならないの?? どうして一難去ってまた一難の連続なの??? 内憂外患がすさまじくない??

もはやゲーム開始以前のウィッシュベールでなぜ平和が保たれていたのか疑問になるレベル。あんな世界でよくあんな規模の村が存在できたもんだ。

コハクくんは何も悪いことしてないのに、指輪に選ばれたせいでとんでもないことに巻き込まれている。いや、指輪に選ばれるということがすなわちこの世界における「勇者」であるということとイコールなのであれば、過酷な運命も仕方ないのだろうか。勇者ってしんどいなあ。

0は1の前日譚だという話だったけど、1の主人公たちはどうやってコハクくんと会わず、噂も聞くことなく旅ができたんだ。1の時点でコハクくんはどうなってるんだろう。

戦いを続けるほど敵が強大になり、事態が悪化していく。レベルアップしていくゲームなのだからそりゃそうだろといえばそうなのだけど、平和になる未来が見えない!

本日は、進めるほどに顔が青ざめていくプレイヤーの記録。富(再)と権力(再)の1章まで進めたところ。

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