なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所。映画、ドラマ、ゲーム、書籍の感想や考察。

世界の秘密が明かされる「Hundred Line」プレイ日記4

もはや何ゲーかわかんねえな

現在46日目。

諸々の設定が明かされ、防衛側の結束も強まってきた。

でもまだ全体の半分も過ぎてないんだよな。絶対今明かされている「事実」も全部嘘ではないにしても、まだまだ肝心な部分が伏せられているはず。でもなんかこの、考えるためのヒントが出つつあるくらいの段階がいちばん楽しいかもしれない。

ゲーム内で100日も過ごすのはかなりの時間がかかるのではないかと思っていたが、何事も起こらず終わる一日とか、ナレーションスキップされる日とかもあるので、意外とサクサクな印象だ。

そんな感じの、おそらく中盤に差し掛かったところのネタバレ感想いってみよう。思いきりネタバレなスクショがあるのでプレイ後に見てね!

 

 

 

 

 

平行世界説

本好きの衛人くんから平行世界説が提示されてしまった。

カルアのそっくりさんが現れたのではなく、拓海くんたちの方が「別のカルア」がいる世界に移動したのではないかと。

やっぱりFF14じゃねーか!! いやまあパラレルワールド自体はそれこそいろんなフィクションで見られる設定だもんな。むしろ怠美ちゃんが開幕早々にこの説を出してもよかったくらいだ。

でももしこの説が正しいなら、今いる世界の拓海くんたちはどうなってるのという疑問もわいてくる。もとの世界の拓海くんの意識だけこっちの拓海くんの体に入ったとか?

うーん。まだ前半の段階で提示されてしまったということは、逆にこの説はないのかもしれないと思わせてくれる。

つばさちゃんは神座総合病院のカプセルが世界移動のための装置だった説を出してきたが、それもいまひとつしっくりこない。あのカプセルは我駆力がらみの方だと思うんだけどな。

 

 

神座総合病院での実験

第二防衛学園のみんなも含めたここにいる全員が、神座総合病院でカプセルに入れられていたという晶馬くんの話。我駆力が人工的なものだとしたら、そりゃここにいる全員が実験の対象だったんだろうな。

でもその我駆力を使いこなせるかどうかは、その「特殊な血」とやらにかかっている感じなのか。で、その我駆力を使える血そのものが、世界の危機を救うのに必要とかかなあ。

「ほかのみんなは意識がなかったけど晶馬くんだけ薄らと意識があって記憶に残った」のがなぜか不思議だったのだが、つまりこれって晶馬くんがめちゃくちゃ頑丈だったからってこと? 晶馬くんってデバフが入らないし、麻酔も効きにくいのかも。

ちなみに衛人くんは、東京団地で侵校生と戦った後に意識を失い、学園で目覚めるまでの間に「実験」されたのではないかと言っていた。

でもそれだと時系列が合わなくね? 東京団地で侵校生と戦ったときにはもう我駆力を使いこなしていたわけだから、実験をやったならそれより前のはずでは。

やっぱりみんな、記憶をいじられてますわー。

 

 

銀崎晶馬

この子を戦わせるとか無理ゲーじゃね? と散々思わされてきた晶馬くんだが、ついに覚醒した。

「今まで周囲からの期待を裏切り続けてきたから、期待されるのが何よりも辛い」というのは割と平凡な話ではあった。だがそこからの展開がまあまあ非凡である。

厄師寺くんとの特訓の末、凄まじいタンク性能を開花させた晶馬くん。特訓ってレベルじゃねーぞ! 面影くんとこの人体改造以上のことが起こってないか? これはボス戦でめちゃくちゃ使えるやつだ。

どさくさでこっちの素顔も判明した。もともと「大人しくて人見知りで気弱な性格」だったのを変えようとしてこうなったらしい。こっちも人格改造ってレベルじゃねーぞ

くららちゃんも周囲からの期待に応えるために人格改造していたということで、晶馬くんとは対になるキャラだったことが判明した。

 

 

洗脳系部隊長

忘れた頃に出てきた喪白もこの名前。この部隊長は洗脳系の能力があるらしく、喪白さんとやらは自分の足で歩いて連れ去られたという話だった。そのうち敵になって出てくるのかなあ。いやこの部隊長を倒したら希ちゃんたちの洗脳は解除されたし、今頃こっちに戻ろうとしていたりするのかなあ。

ちなみにこの部隊長には言葉が通じないらしい。図書館で読んだ言語の本や、これまでの彼らの会話から察するに、拓海くんたちにとって「言葉が通じない」という事態を経験するのはこれが初めてのようだ。現状で生存している人類は東京団地の住人のみで、そこで話されている日本語以外には話者が存在していないということだったから。

ということは……どういうことだってばよ。部隊長は「外国人」だった? バベルの塔に怒った地球が言語をバラバラにした? うーん謎。

ちなみにこの部隊長は狂死香さんにとどめをお願いした。これで彼女のとどめが二回になった。

このとどめを刺す役ってエンディングとかの分岐にかかわってくるのだろうけど、ストーリー的にどういう影響があるんだろうな。今のところ「バルダーズゲート3」でいうところの幼生を誰が取り込むかの選択と似た印象を持っている。けどBG3の方は、そもそも幼生を取り込むか否かの選択があって、それから誰が取り込むかを選ぶ流れだったからなあ。こっちは誰かがとどめを刺すのは確定で、それが誰かになるという選択しかできない。嫌な予感しかしない。

お前もプレイ済みかよ。前に感想書いたから読んでくれよな!

nazeomoshiroi.com

ちょっと不思議なんだけど、この世界ってゲームはあるしPCもあるのだけど、スマホってないのかな。オープニングムービーでも持ってなかった? この学園に来てからは誰も持ってないし、誰も言及しないよね。現代なら、家族や友達の安否がわからない状況だとまずスマホで連絡を取りあうものだと思うのだが、その様子が全然ない。東京団地にPCはあるけどネット回線は存在していないとかだろうか。

 

 

世界死について

散々回り道をしたが、ようやく第二防衛学園のみなさんが世界死について話してくれることになった。

世界死とは、意思を持った地球による自殺のこと。それにともなう異常気象で、人類は地上に住めなくなり、地下シェルター=東京団地を作ってそこで暮らすしかなくなったこと。もう数百年はその状態が続いていて、東京団地の住人はその事実を知っている人も少ないらしい。この世界の歴史教育ってどうなってるん!? 教育に関わる人たちが隠蔽してるとしか思えないのだが。

学園があるのは、もはや人が住めなくなった地上。このままだと東京団地も滅びるらしい。それを止めるための唯一の方法とやらがこの学園の防衛室にあるらしい。侵校生は地球の意思によって生まれて、人間を襲っているようだ。

なるほどな~。

じゃあその防衛室にある人類最後の希望とやらは、地球を説得して自殺を思いとどまらせるような何かってことかな。だから「人類最後の希望」というよりは「地球にとっての希望」になるものっぽい。

学園にいる生徒たちの結束や選択、決断を見せて「まだ人類は捨てたもんじゃないですよ~」的な説得をするってことだろうか。だからあえて最初はギスギスしそうなメンバーとか、明らかに戦闘に向いてない子たちを集めたのでは。

でもこの子たちがどれだけ結束をみせたところで、彼らの会話から見えてくる東京団地も治安や倫理観が素晴らしいところのようには思えず。「いい人もいるけどダメな人が多すぎ」は今に始まったことじゃないでしょ。どうやって説得するんだろ。

あと、毎回毎回部隊長の侵攻がタイミングよすぎるのもそろそろ気になってきた。これ運営側が生徒たちを監視してて、ここぞというタイミングで部隊長を送りこんでない?

侵校生(地球=自殺しようとしている)と学園の運営側(地球の自殺を止めようとしている)がグルになってるとしか思えないんだけど、それならもうこんなことせずに地球が思いとどまればいいだけだしな。うーん謎。まだ明らかになってない部分があるのかも。ストーリーもまだ半分未満だしね。

 

 

九十九兄妹

次に戦闘メンバーに加わるのは過子ちゃんかな。兄妹が同時に加わるのか、片方ずつ説得することになるのか。過子ちゃんが「自分も戦う」と言い出したら、お兄ちゃんはどう出るのか。期待。

この兄妹って「過去」と「今」という名前だと思うのだけど、妹ちゃん、つまり後に産まれた方が「過去」で、先に産まれた方が「今」というネーミングなのがちょっと謎。本当にこの順番で産まれたのだろうか。

 

 

nazeomoshiroi.com

nazeomoshiroi.com