現在66日目。半分をこえたぞ!
話はたしかに進んでいるのだが、なかなか核心にはたどりつかせてくれない。まあ核心にたどりついたら話が終わっちゃうもんな。半分をこえても謎が増えるばかりである。
そしてようやく最終防衛学園メンバーは全員変身が完了した。ふたりとも強いね~!
半分をこえたところで気づいた。このゲーム、プレイ感覚は非常に「ダンガンロンパ」シリーズに近いのだが(背景と立ち絵の感じとか、人への話しかけ方とか、テキストボックスとか)、「ダンガンロンパ」シリーズはストーリーの進行に従ってキャラが減っていくのに対して、こっちはだんだん増えていく。この違いはちょっと面白い。
でもここからだんだん減っていく可能性もあるよな。気を抜かずにいこう。
そういうわけで以下、66日目までのネタバレ感想!
喪白もこ事件
いやあ……嫌な事件だったね……。
もこちゃんは本当に死んでたってことか。ということは比留子さんも?
比留子さんも自分で出ていったとしか思えない状況で消えてしまったわけだけど、それもあの部隊長みたいな洗脳能力のせいだったりするのかな。でももしあの部隊長が学園内に入ってきて比留子さんに接触できたなら、それはそれで問題だしな。
もこちゃんが学園に現れたときに警報が鳴ったことを、みんなもっと深刻に捉えるべきだったな。逆にもこちゃんが正体を現したときには警報が鳴らないからみんななかなか起きてこないし。この警報システム、ポンコツすぎない? 学内に敵がいる間は鳴りっぱなしにしておきなさいよ。
怖すぎ。廊下を走っていくとその先にもこちゃんがいる演出も怖すぎ。
防衛室の消えない炎が勝手に動いてもこちゃんを追い出したということは、あの炎はやはり学園にある大事なものを守る機能があるということか。だったら、あの炎は地球の異常気象によって生まれたものではない? 逆に本当に地球があの炎を生んだのだとしたら、なぜ学園を守る機能が備わってるんだろ? それにあの幽霊も炎に包まれているということは、むしろ学園を守る側の人だったり? 今回ももこちゃんのところに導いてくれたし。
まったく知らない言語と文化!
部隊長は本当にこっちのことを何も知らずに攻めてきていたのか。逆にそんなに情報がない状態で、なぜこっちのことを「敵」だと認識してるんだろ? 相手の言語も文化も何一つ知らずに敵対することとかある? いや古代の純然たる領土争いの戦争にはそういうのもあっただろう。この戦いってそういうものなの? こっちを全滅させないとあっちが生存できないとかそういう構図になってるの?
交渉の余地とか、本当にないんだろうか。交渉するとしても言語の壁が大きいわけだけど。
ちなみに希ちゃんはとどめを刺すことができないというので、迷った末に過子ちゃんにお願いしてみた。新加入メンバーの戦力アップである。
九十九兄妹
この二人を戦闘加入させるにはどれだけ苦労するんだろうと思っていたが、意外とすんなりだった。そして今馬くんから過子ちゃんへの愛情も、意外とストレートなものだった。もっと自己愛の裏返し的なやつかと思って見ていたのだが。
「名前じゃなくて『妹ちゃん』って呼ばれるのも…」の台詞がちゃんとあったのはよかったけど、考えてみると「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という呼び方も名前ではなく役割呼びだよな。そっちは普段あまり問題にならないな?
プレゼントマシーンにやたらと用意されていた探偵関係のグッズの使い道もようやく判明した。なるほど、九十九兄妹がいつも妙に鋭い発言をしていたのは、探偵の言動を見慣れていたからか。
それにしても、霧藤さんの名前といい「探偵の父」といい、ちょいちょい霧切さんを匂わせてくるんだよな。何か意味があるのか、それともただのファンサービスなのか。
過子ちゃんの固定砲台っぷりと、今馬くんの縦横無尽っぷりがうまく対になっていて、双子愛好家にはたまらんペア感になっているのではないか。
部隊長の捕虜
霧を出す侵校生とともに現れた部隊長。拓海くんたちには通じない言葉で命乞い(かどうかも不明)をしてきたので、捕虜にすることになった。この二色の髪、主人公の家系だったりしない?
プレイヤーのわたしは「これ以上不穏要素を増やすな! とどめを刺せ!」と言っていたのだが、彼らに届くことはなかった。
捕虜の飼育(?)は晶馬くんの担当。野生動物とはうまくコミュニケーションできる子なんだな……。
しかしなんだかこれのために用意されたような中庭だよね。タイミングも完璧だったし。50日目に中庭が解放されて、53日目に捕虜確保。
あの中庭が解放されたときは、仲間の誰かに裏切者疑惑が出るとか、徐々に人外に変わってしまう症状が出るとかであの檻に入れられるのかと思ったのだが、普通に捕虜用だった。
捕虜とは言葉は通じないが、晶馬くんが飼い犬の話をしたら笑ってくれたり、「きれい」という言葉を覚えて反復したりしたらしい。あとは、食事はするけど肉は食べないとか。この情報を先に見せておいて、もこちゃんが肉を食べようとしない描写を入れるの、ぞっとした。
で、もこちゃん(偽)との対決との後で脱走してしまう。
食糧を燃やした人、檻の鍵を壊した人、それから以前探索中の拓海くんをぶん殴った人、全部同一人物なんだろうか。
誰かが学園の防衛を妨害しようとしている?
それとも一連の行為も、学園の防衛を促すためだったりする?
拓海くんがぶん殴られた件も食糧を燃やされた件も、結果的に第二防衛学園との合流を早める結果にはつながってるんだよな。それが犯人の意図したことかどうかはわからないけど。
メンバーの中に裏切者がいる! という展開だったらそれはそれでとても面白いけどね、キョーキョキョキョ(怠美ちゃんボイス)。
で、これ。さあどうする。
消火機は捕虜が持っていってしまった。スクールバスの消火機は壊されて、燃料も抜き取られていた。追いかけようにも手段がない! というところまでプレイした。本当にどうなっちゃうんだ。
現状謎なのは、
①捕虜はマスクをどこから調達したか
②あのマスクには何の意味があるのか(逃げるときにわざわざ用意する必要があるレベルの重要アイテム?)
③捕虜は消火機の使い方、消火機の場所、スクールバスの燃料等の情報をどうやって得たか(部隊長はまったく別の文化圏から来ていて言葉も通じないのに)
このへん。
今馬くん、せっかく戦闘加入したのにもう離脱は困るのでなんとか復帰させたい。
よくわからない不穏材料
ここからはなんだかよくわからない不穏材料のメモ。
衛人くん自ら平行世界説を否定してきた。やはり「違う東京団地」から来たっぽい人はいなかった模様。
じゃあどういうことなんだってばよ。
あれはダラガブ……!?
月はキーワードなんだろうなと思っていたらこれ。月とあの炎の幽霊の関係も何なんだろうな。あの幽霊くんに「あれは■■■■だよ…」と言われたようだけど、肝心なところを伏せるな! 何だろうな、実は月が「東京団地」だったとか?
希ちゃんは我駆力も使えないし、正式に選ばれたメンバーではないと判明。しかし詳細は100日目が過ぎてから話すとのこと。
ちなみに希ちゃんの父親は、彼女が幼い頃に事故で亡くなっている(カルアと共通)。母親は研究者(カルアと共通)だが、その母親も亡くなっている(カルアとは違う)。希ちゃんの母親は人類を守るための実験をしていて、希ちゃんはその実験体だった。
希ちゃんは母親の目的を継ぐべくここに望んで来たということだが、それならNIGOUの話を聞く前から、彼女は世界死について知ってたってことか? 何をどうすれば地球の自殺を止められるのか、もうちょっと情報を持ってるんじゃないか? それより早く服をめくって腹を見せてくれよ!(重大なセクハラ)
おいおいマジか。これはこれである意味不穏である。
まあプレイヤー目線では、最初にちょろっと出てきただけのカルアよりも、一緒に戦っている希ちゃんの方に愛着を持つのは自然な流れかもしれない。