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雫原比留子情報を開示したい「Hundred Line」エンディング71・72感想

Hundred Line も4周目となる今回は、新情報がいろいろ出た! まさかこんなルートにこんな情報があるとはね! この攻略してる感、楽しいね~!

しかし今回のルート、もし2周目でぶちあたってしまったらいろいろ混乱したかもしれない。でもこのルートを先に見てからあっちルートのあのシーンを見ていたら「アーー!」になっていただろうなという部分もある。楽しいね~! ちょっと「十三機兵防衛圏」を思い出す。

では以下、Chapter 14-A-ab というルートの、エンディング71と72のネタバレ感想! Chapter 14のほかのルートと、Chapter 13にも言及しているので先にそっちを見てね!

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はい

 

DAY 009: 雫原にキスをしない

前回は衛人くん生存ルートに入り、比留子さんにキスをしたら、恋愛ルートに入ってしまった。

よくよく考えればあれは全員生存エンドだったのでかなりハッピーエンド寄りの結末だったのでは? と思うのだが、そもそも拓海くんは結末に納得したかどうかに関係なくループしてしまう状態になってるんだな。しかも1周目の世界線以外の世界線については記憶を引き継いでいない。常に「2周目プレイ」の状態でループしている。それが今回理解できた。

ともかくあそこで比留子さんにキスをしたのが失敗だったというのは明らかだったので、そこに戻ってやりなおしてみることに。

「オレにはカルアと霧藤がいるから」と考えてキスしようとしない拓海くんに対して、比留子さんはこの反応である。

何なのよその悲しそうな表情は……。そして「純粋なのね、相変わらず…」と言って去っていった。死ななくてよかった

ここでようやく拓海くんも確信に至ったようだ。出会ってからまだ9日目なのに「相変わらず」とか言う比留子さんもまた、タイムリープしているのだと。

しかし結局比留子さんは何も教えてくれなかった。またこのパターンかよお! 拓海くんは彼女へのプレゼントを用意して話を聞き出そうとする。お、久しぶりに贈答&説得のターンか!

1周目でやったように、比留子さんの好みそうなものを仲間たちに聞き込みしていく。今回はそれに伴って、衛人くんの脱獄方法についての情報も聞くことになった。

衛人くん、やっぱりマニピュレータータイプのヴィランだね? 複数人に対して、その行為単独では脱獄に至らないようなことをお願いして、それを組み合わせて脱獄したってことか。

中庭を水びたしにして、浮き上がって飼育小屋の天井から逃げたとか? でも中庭は結構広かったから一晩で人が浮けるほど水がたまるだろうか。檻の内側に風船()を敷き詰めて水を溜めた? でも飼育小屋は天井までしっかり蓋があったように見えた。まあこのへんは、そのうちどこかのルートで明らかになるだろう。飼育小屋の鍵を開けるような直接的な裏切りをした人はいなかったっぽいということだけわかればOKだ。

どう反応していいかわからん

この化石は何だったんだろうな。探索中に見つけたらしいが。このへんはかつて海だったってこと? そのことが何か意味を持つのか?

そんな感じで比留子さんと衛人くんについての情報を集め、比留子さんへのプレゼントを用意した。三毛猫のソフビ人形。

渡すと、目に涙をためてこの反応。比留子さんがこれを好きだと、拓海くんが知ってるはずがないという。いや普通に知らなかったから聞き込みをしたんだが……。皆まで言うな、ほかのルートでそういう話をしたんだね?

説得開始! 全然そんな覚えはなかったが、「お前から直接聞いた」とはったりをかましてみた! その上で「お前は一人で苦しんできた」「その苦しみをオレが引き受けてやるから情報を開示してくれ」とたたみかける。

そうしてやっと比留子さんは語り始めてくれた。

やっぱり比留子さんは「2周目キャラ」ではなく「周回勢」だったわけだ。彼女は拓海くんに対しても「あなたも同じ」と言ったが、拓海くんにその自覚はない。彼は「2周目」だと思っている。その状態のことを「タイムリープ」ではなく「タイムループ」と呼ぶのだと比留子さんは教えてくれた。

でも比留子さんは覚えてるんだよね? ただの「タイムループ」から抜け出して、1周目以外の記憶も持ってほかの世界線に行くためには「パラレリープ」ってやつをする必要があるってことかな?

そしてここで、なんとシナリオロックがかかってしまった。

うおーマジか! 「周回した状態の拓海くん」でなければ行けない世界線に入るためには、条件を満たさないといけないってことね? これは漫然と周回するわけにはいかなくなってきた。攻略を、しよう

解放条件は、エンディング34、36、72、76と、シナリオロック地点3に到達することらしい。エンディング76は2周目で見たやつだ! いきなりなんてひどいルートを引いてしまったんだと思っていたが、あれはあれで必要なルートだったんだ。

34と36はどこから手をつけていいかもわからないが、72というのは76と数字が近いから、血みどろ編の分岐のどこかにある可能性が高い。そんな感じで見当をつけて、わたしは血みどろ編に戻ってきた。2周目でいちばん気になった分岐点に。歪くんが死んでしまうことになった、あの分岐である。

これ、各ルートで何が起こったか、プレイ日記をつけておいてよかったな。おかげでどの分岐が気になっていたかとか、その分岐の直前に何があったかとか確認しながらプレイできる。

 

 

DAY 043: 窓を突き破る

場面はもこちゃんが殺人鬼に殺されて、拓海くんと希ちゃんが潜水服の人物に襲われているところから。2周目のときは「攻撃をかわす」を選んだ。そしたら潜水服の人物はなぜか攻撃を止め、その隙に拓海くんがその人を窓から放り投げた。その人は持っていたエンジンカッターで胸を切って死亡。ヘルメットをはずしてみたら、潜水服の人物は歪くんだった……という流れだった。

でもエンジンカッターを持って追い回して殺すのは「愛のある殺人」になるのか? とか、なぜ拓海くんを殺す直前で手を止めてしまったの? とか、その直後にまた出てきた新手の潜水服の人物2名は誰だったの? とか、不明点の多い話だった。

というのを自分のブログで確認して、この時点に戻ってきたわけだ。

エンディング72を目指すなら、エンディング76からほどよく近い距離にありそうな分岐から探すというメタ的な読みもある。

で、この場面で希ちゃんを抱いたまま窓から脱出した拓海くんだが、普通に落ちて頭蓋骨が潰れて死亡した。目が覚めたのは3日後である。拓海くんさあ、蘇生マシーンがあるからって軽率に死にすぎだよね。

起きてから事情を聞く拓海くん。もこちゃんの死体に、棺桶ドローンが反応しなかったらしい。こんな話、2周目のときはあったっけ?

潜水服の人物、すなわち歪くんはこのルートでは逃げのびたらしい。

拓海くんしか暗証番号を知らないはずのロッカーから、潜水服とエンジンカッターがなくなっていた。

歪くん、面白いこと言うよね。再現性の問題はわたしも考えていた。このブログでも何度かそういう議論をしている。人の意識をデータ化して再現した場合、それは以前のその人物と同じと定義していいのかどうか。わたしは「コピーはコピー。オリジナルとは別物」と考えるスタンス。だから3周目で記憶のバックアップの話が出てきたとき、ちょっと引っかかった。

50日目、唐突にパーティを始める特防隊。パーティといえば殺人鬼だしな!

自分の意識が戻らない間、比留子さんがずいぶん心配していたという話を聞いて、お礼をしようとする拓海くん。そこでこの話が。

うわーー!! ここでこの話題が出てたんだ!

さらにこの話まで! これって拓海くんが口にしたことだったのか! シナリオロックがかかる前の会話だと、比留子さんが口にしてたよね……。

そして翌日、死体で発見される厄師寺くん。みんながイヴァーやもこちゃんのときと同じ手口だと話す中、本当に同じ手口なのかと疑問を抱く比留子さん。このとき、もう気づいてたんだなあ。

このルートでも体育館で寝泊まりすることになり、希ちゃんと話す時間も増える。

周回勢からほかの周回のことを聞こうとする希ちゃん。まあ気になるよね。しかし詳しい話はまた今度ということになった。

59日目、先日図書館で見つけた『本校の歴史』という本がフィクションだったことが判明する。そんなんアリかよ。拓海くんは呆然としていたが、わたしも呆然としていた。でも、手書きのノートの方はフィクションではないんだよね?

またしても拓海くんのカエル発言。やっとわかったよ。これは異血の影響ではなくギィの影響だったんだな。ある意味でミスリードだったわけだけど、これはこれで怖すぎる。もうギィの存在自体がトラウマである。

そうね…

嘘は言ってないんだよなあ……。本当に歪くんには殺意はなくて快楽を求めていただけだったので。拓海くんの感度もすごすぎんか。それも我駆力パワーなのか。

これはギィの声だったってことかな? 「早く殺して(命令)」だったわけか。

65日目、くららちゃん死亡。夜中にカレーの仕込みをしたところを襲われて。

くららちゃんが遺したカレーを食べていると、謎の頭痛に襲われて拓海くんが倒れる。そりゃ脳にあんな虫が寄生してたら頭痛も起こるよ。

どうにか戻り、ヴェシネスを追い返したりなんだかんだしてるうちに73日目。この日の夜、比留子さんに呼び出され、行こうとしたときに希ちゃんからも声をかけられた。

 

 

DAY 73: 一緒に過ごすのは雫原比留子

比留子さんからは秘密の開示が期待できるし、希ちゃんからは周回情報を求められている。どっちも気になる! しかしここはやはり先約優先か。そもそも今は比留子さんから話を聴くために、エンディング72を求めてこのルートをやっているのだ。ここは比留子さん関係の選択をすべきであろう。というか、このゲームってダブルヒロインなんかな。わたしの本命は狂死香ちゃんだが。

そんなわけで、希ちゃんには「その話はまた今度」と言ってその場を離れた。この100日間のうちに「また今度」はこないであろうことをわかっていながら。拓海くんも罪なやつである。

どんな秘密を明かしてくれるのかとワックワクで比留子さんのところに向かったのだが、こっちが質問しているうちに歪くんが現れてしまい、秘密の面会はお流れになってしまった。またかよ!!!

まあ、殺人鬼がいるかもしれないからみんなでかたまって寝ようねってことになってるときに二人がいなくなってたら、見張りとしては探しにくるよな。

77日目には晶馬くんが死亡。このルートでも晶馬くんは影が薄かったな……。

このへんからもう、犯人は拓海くん以外にいなくない? な感じになってくる。まあ序盤から散々、不審な意識不明期間があったので露骨ではあったが。

80日目、体育館が燃やされて怠美ちゃんが死亡。ようやく楽くんが疑いの目を向けてくる。殺された人たちの多くが、拓海くんと一緒に行動した後に亡くなってるもんな。

ここは九十九兄妹によるアリバイ証言によって切り抜けられた。が、二人の見た「殺人鬼」は歪くんの方なんだよな。本当に話をややこしくしやがって。

これは自由時間中に読んだ本。このあとは、釜から兵士が蘇る旨が書かれている。蘇生マシーンの暗示だろうか? やはり物語理解のために図書館の本は全部目を通すべきか。

83日目、九十九兄妹も死亡。

手をつないでる…

二人が一緒に死ねたのって、このルートが初めてだな。

86日目、冷蔵庫の食料がなくなっていることに気づいた彼らは、ずっと学園内にひそんでいた「殺人鬼」も食料調達の必要があることに気づき、食堂ではりこみをする。そこに現れたのは謎の侵校生だった。

まあ爆発したんだけど。

そういえば侵校生って、1周目の、まだ部隊長の言葉がわからない時点で、すでに「戦いたくない」って聞こえてなかったっけ? あれはどうしてだったんだろう。

侵校生が爆発すると、生体反応は現在いる人間と同じ数を示すようになった(現在7人)。これで安心だ!! なわけあるか!!!!

さすがに彼らがこれまでに目撃していた「殺人鬼」の体格と違いすぎるもの。つまり「殺人鬼」はこの中にいるッ!!!

もうおしめえだあ。

そらそうなるよ

シュンとしている拓海くんのところにいきなり現れるダルシャー。妖怪「拓海くんの首おいてけ」である。今回も拓海くんの首を斬って帰っていった。「出血が多すぎて蘇生できない」死体が何度か出てきたが、首を斬られたくらいなら蘇生できるってことなの? 蘇生可能ラインがいまいちわからない。

88日目、つばさちゃんが例の侵校生の装備を解析した。一つ目はジャミング装置。部隊長からの追跡を遮るもの。これのおかげで長期にわたって侵校生は学園で生存できた。もう一つはレコーダー。侵校生の行動記録がすべて残っていた。

侵校生が学園に来たのは21日目。それ以来ずっと学園内にいた。しかし侵校生の行動は、殺人鬼と一致しない。つまり、やはり侵校生は殺人鬼ではない。犯人はこの中にいるッ!!! もうおしめえだあ。

89日、潜水服の人物に追いかけられる拓海くん。そういえば1周目からずっと思っていたのだが、この逃げたり隠れたりするパート、必要だった??? こればかりは正直毎回面倒臭いだけなのだが。しかも普段ダッシュで移動する拓海くんが、どうしてこんな生命の危機のときに限ってあんなのんびり走るんだ? どうしてもあのパートを入れたかったなら、もうちょっとゲームとして面白い感じにならなかったかな。

とにかく拓海くんは潜水服の人物を階段で蹴り倒し、ついに昏倒させることに成功! 歪くんとご対面!

ルートが変わっても歪くんであることに変更はないんだな。世界線移動によって、同じシチュエーションでも中にいる人が変わることもあるのかもしれないと思っていたが、それはなさそうだ。

ここからは歪くんの自白タイム。といっても殺人の自白ではない。むしろ殺人衝動を抑えるためにしていたことの自白である。

イヴァーの死体を見て興奮が抑えられなくなった歪くんは、このままだと仲間を殺してしまいかねないと危機感を抱く。まあまずこの時点でつっこみどころが満載なのだが、それはもう歪くんのキャラ設定の根幹なのでおいといて。

どうにかしなきゃと思っているときに楽くんを殺しかけ、そのときの恐怖の表情で歪くんは一時的に満足を得る。死を前にした絶望の表情を見ることで、殺人衝動が治まるってわけだね! なるほどね! 謎はすべて解けた!!

いい子だね(?)

歪くんはみんなを守るためにみんなを怖がらせてたんだよ! 

……ということでわたしはすぱっと納得できたが、納得できるわけあるかい!!! とおっしゃる気持ちもよくわかる。まあ諸々確認していくと、ちゃんと「正規の殺人鬼」が現れたときは歪くんにアリバイがあるとわかるわけだが。

2周目の歪くん、そんなことをしている最中に事故死してしまい、殺人犯の汚名まで着せられて本当に気の毒だったな。

本当に罰なんですかね

なんとなく歪くんは「殺人犯」ではなかったっぽい雰囲気ではあったが、放っておくことはできないということで、彼はカプセルルームに監禁されることになった。このルートでは衛人くんは死んでるから、カプセルルームは無人である。

90日目、楽くんが死亡。

翌日の朝食中、いきなり比留子さんから秘密の開示が始まる。こんなところでか! あのとき比留子さんを選んだのは無駄じゃなかったんだな!!

「私も別の歴史から来た」「思い出したのは3日目」と語る比留子さん。

なんと、黒板に脅迫状を書いたのは比留子さんだったらしい。な、なんだってー!

前の周回の記憶で「全員で学園を立ち去るべきだったのかも」と思い至って実行したということらしい。そういえば拓海くんが「一時的に立ち去る」という選択をしたとき、比留子さんも同意してくれたような気がする。

うわー!! 2周目の歪くんがこんなこと言ってたわ! 「欲深い愛憎」って何? 比留子さんから拓海くんへの感情ってこと?

92日目、カプセルルームの扉が破られて歪くんも死亡。

久しぶりに現れた謎の少年に「久しぶり」と言ったら、「キミにとっては、やっぱりそうなるんだね」ときた。ははあ。少年くんは、普通にちょくちょく顔を出してたんだろうな。でもそのとき表に出ていたのはギィの方だったから拓海くんは覚えてないっていう。

まあこの件は少年くんにはどうしようもできないだろうから、謝らなくていいよ……。

93日目、ダルシャーが再訪する。このルートではつばさちゃんが侵校生のデータから、異血に効く毒を開発してくれた。歪くんが死んでるルートだとこうなるんだな。二人とも優秀すぎる。

94日目、狂死香ちゃんが死亡。そんな……わたしの本命が……。今までどのルートでも、最後の最後まで一緒に生きて励まし続けてくれた狂死香ちゃんがここにきて殺されるなんて。

ヒントをくれる比留子さん。被害者の傷は、エンジンカッターで切られたものとナタのような刃物の二種類ある点を指摘してくれた。イラストを見比べて判別しようとしてみたが、違いがよくわからなかった。むしろ死体発見時のテキストを読み比べるべきだな。

部屋に帰り、日記を読み直す拓海くん。

「この日記もフィクションだと思ってた。いや…どうしてか、そう思いたかったんだ」

このルートいちばんのホラー発言である(個人の感想です)。この台詞を見た瞬間のゾクっとした恐怖ときたら。もうほぼ拓海くん以外に犯人はいない状態だったけど、それでも怖かった。

さっき、2周目のときのスクショを見直していてまたゾクっとした。日記に書いてあるこの文は「だれか助けてくれ。ころしたくない」ってことかよ。「殺人鬼」の被害者の日記ではなく、ギィに寄生されて周囲の人を殺しまくった人の日記だったのか。

97日目、つばさちゃんが死亡。

98日目、拓海くんのバスルームの天井から、血のついた潜水服やレインコートが発見される。

やはり真ヒロインは比留子さんだったのか!? ラベンダーの香りを感じる拓海くん。

日記と同じことを…

ヴェシネスをサクっと撃退して100日目になったが、ついに拓海くんがプレイヤーの目の前でギィに乗っ取られた。

うわあああああ

こんな二択があるかよ

しかも「意に反して」体が動くものだから、こちらの操作と逆の方に走り出すんだよ。ゲームが悪意に満ちている!!!

 

DAY 100: 霧藤を追う

この周回では比留子さんから情報を引き出すのを最優先にしていたので、比留子さんを生存させるべく、希ちゃんを殺害。本当に申し訳ない。

殺された希ちゃんを見下ろしていると、背後から殴られて意識を失った。やったのはもちろん比留子さんである。

ここからは比留子さんによる解決編。

そこからかい!!!

潜水服の人は比留子さんを助けにきたらしい。拓海くんはそこで意識を取り戻して、潜水服の人を襲っちゃったんだな。

拓海くんは別の世界でギィに寄生されて、宿主になったまま死亡して、タイムリープで2日目に戻った。その際にギィの意識データも一緒に過去にさかのぼってしまった。頭が潰れても首を斬られても、データは消えなかった。どうしようもない。

しかし……これはつまり、タイムリープ現象そのものが、学園防衛の「主催者」によるものってこと? 蘇生マシーンは記憶データの再現もやるんだよね? タイムリープ現象は拓海くんの意識下だけで起こっていることではなくて、データ的に再現可能な現象ってことなのか。

そうなってくると、このルートで見た歪くんの発言がずいぶん意味深になるな。意識の再現性の問題。

比留子さんは薬も試してくれたけど、やはりだめだったらしい。

ここからはギィによる自白を使った答え合わせ。タイムラインに沿って、それぞれの事件をギィ視点から振り返ってくれる。親切~!

「来訪者」というのは、別の世界線から来た拓海くんってことかなあ。

ともかくこうして二人は、全方位攻撃が始まる瞬間までこの世界で二人きりでいた。

エンディング「072 血みどろ編:涙の口づけ」完!

やったーエンディング72を狙って引き当てた!! いやあこのルートもずいぶん血みどろだったね! そして比留子ルートでもあった。これはロック解除に必須のルートですわ。というか、これを見たならもうロック解除でよくね? と思うくらいなんだけど、これ以外にもまだ重要な情報が別ルートにもあるんだろうな。

もし2周目でこのルートを見ていたら、どのくらい理解できただろうか。ギィの説明が何もないから呆然としてしまうかもしれない。ギィについての真相が明らかになるルートでは殺人鬼の真相が何もわからないから、ここは相互補完関係になってるってことかな。

あ!!! エンディング76(拓海くんがギィに寄生されるエンド)のタイトルが「反復する禍」だった意味がようやくわかった。言うほど反復してるか? と思ってたけど、ここで反復してたんだ!!! な~るほどね! 76→72の順番で見たわたし視点だと「これから反復する予定の禍」だったわけだな。

 

 

雫原を追う

ちなみにこのあと比留子さんを殺して希ちゃんを生存させてみたのだが。

順当に希ちゃんに殺されて終了した。このルートだと真相は何もわからずじまい。

エンディング「071 血みどろ編:許さない許さない許さない」完!

たぶんどこかで希ちゃんとカルアの真相に迫るルートもあるのだろうけど、その前段階(?)としての比留子さんルートで心を掴まれてしまいそう。いやわたしの本命は狂死香ちゃんで……(頭を抱える絵文字)。

 

エンディング72はすんなり見ることができたが、問題は34と36だよ。数字が大きく離れているから、血みどろ編ではないんだろうな~。

ひとまず衛人くん生存からのタイムリープ情報開示ルート(まだ見ていない)にいってみて、その先にどんな分岐があるか見てみるか?

 

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