今回で9周目となるハンドレッドライン。今回も60日あまりと短めのルートだったが、エンディングは全部で4つ見ることができた。たぶんこのルート上のエンディングは全部回収したのではないかな。
今回も今までに見たルートとは全然違う展開でびっくりさせられた。が、世界観にかかわる新情報はそこまでなかったかな?
ともかく、何がどうなったのかをざっくりまとめて読み返せるようにしておこう。
今回見たのは Chapter 11-0 から続くルートの、エンディング45~48。Chapter 10~15への言及もあり。
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前回までのあらすじ
ここのところ攻略的な意味での進展がないので毎回同じことを書いているが、「シナリオロック1」にぶちあたったわたしは、エンディング34、36、72、76と、シナリオロック地点3への到達が求められている。すでにエンディング72と76は見たので、今はエンディング30番台を探している。
7周目でにしてようやく40番台のエンディングを発見できたので、このあたりを探してみることにした。しかし今日の記事のタイトルを見てもらえばわかるように、今回もはずれである。30番台、どこにあるんだよ!!
ここまで見たのは血みどろ編→恋しちゃったんだ編→血みどろ編→ノモケバ編→デスゲーム編→カリスマ澄野編→ヴェシネス編で、今回見たのは青春編。その名のとおり、ちゃんと青春っぽいイベントが展開された。
衛人くん生存→タイムリープを明かす→第二防衛学園を助けるまでは以前のルートと共通で、そこから希ちゃんの事情を明かさない方向で進めてみた。
DAY 11: 霧藤希の事情を話さない
7周目と8周目で見たとおり、希ちゃんの事情を話した場合、仲間たちからはさらに疑われる上に希ちゃんからも不審がられてしまう。さらにヴェシネスと序盤で対決する羽目になり、仲間の誰かを犠牲にしなければならない。しかも見られるエンディングは40番台。ここより前のところでやりなおすべきかと考えた。
というわけで、今回は希ちゃんの個人情報をペラペラ喋らないことにしたのだが。
当然ながら周囲からの不信感はおさまらない。
悩んだ拓海くんは、こともあろうに衛人くんにこの件を相談してしまう。おいやめろ。こいつと意思の疎通をはかろうとするな。絶対悪い結果になるから。もはやわたしの中で衛人くんへの信用度は、バルダーズゲート3におけるラファエルと同程度である。
希ちゃんの事情を明かすことなくみんなの信用を得るためにどうすべきかと相談したら、これ。「嘘をつけばいい」ときた。いやわたし、情報の秘匿以上に事実に反することを話す方が苦手なんだが……。
プレゼントマシーンでタトゥーシールを作って希ちゃんに貼ってもらえば信じてもらえるのでは、などと提案する衛人くん。プレゼントマシーンの謎ラインナップが、ストーリーの中で出番を得る展開は毎回好き。
衛人くんは「リーダーの仕事は、正直でいることではなくみんなをハッピーエンドに導くことじゃないの?」と拓海くんを揺さぶってくる。こいつマジ悪魔。絶対会話したらだめだわ。やはり今からでも殺すべきなんじゃないのか(ルートに逆らおうとするプレイヤー)。
DAY 12: みんなに伝えるべきなのは真実
拓海くんはプレゼントマシーンでタトゥーシールを作り、希ちゃんのもとへ。なんで返事を聞く前にシールを作るんだ? と思っていたが、それがこの後に響いてくるのね。でも自分が拓海くんなら絶対にシール作りは後回しだ。面倒だし無駄になる可能性があるので。
希ちゃんに対して自分の知っていることを全部話した上で、みんなにどう伝えるか決めきれない希ちゃんに、やはり本当のことを話すべきだと言う方を選んでみた。こんなシールまで用意しておいて! と我ながら思ったが。
仲間たちは希ちゃんの正直な説明と謝罪を受け入れてくれた。くららちゃん以外は。
15日目、シャンシン&バラガルーゾ来襲。倒すとヴェシネスに喰われる。この時点で4体喰らっているらしい。カリスマ澄野編やヴェシネス編と同じく、こっちにはヴェシネスを倒すだけの戦力も策もない。新型爆弾は用意しているものの、例によって信管が未完成。
もしかして以前と同じように誰かを犠牲にするのかと思ったら、こっちルートの拓海くんは一味違った。拓海くんを上下に真っ二つにして、上半身だけを爆弾の方に投げてもらい、上半身だけで起爆するとかいう狂った作戦である。下半身だけ残ってたら蘇生できるの? 出血が多すぎて蘇生できないというこれまでのルートで見てきた設定はどこへいったんだよ。
まあこれまでのルートと今回のルートが本当に同一世界かどうかもまだわかんないしな、こまけえことはいいんだよの精神でやっていこう。
おそらくここでは、拓海くんが仲間たちからの信頼を得たルートだったからこそこんな方法をとることができたというのが大事なのだ。カリスマ澄野編やヴェシネス編の拓海くんでは、比留子さんや厄師寺くんにこんなことは頼めなかったし、頼んだとしてもうまくいかなかっただろう。
拓海くんはそこから2週間昏睡し、29日目に意識が戻る。希ちゃんに看病してもらえていてよかったね。
30日目にようやく食堂に顔を出すと、イヴァーが捕虜になっていた。展開速っ! イヴァーはSIREIによる「ドルメン式断層認知再構築療法」とかいう洗脳で従順にされていた。ノモケバ編でもこの方法を使ってたんだな。
33日目、アダムキュー来襲、倒すとヴェシネスに喰われる。この前決死の作戦で倒したばかりなのに! 今度は幽霊くんがヴェシネスを追い返してくれた。
34日目、幽霊くんが正式に「仲間」に加わる。ここでようやく、幽霊くんに名前をつける流れになった! 今まで何度も名前つけるつける詐欺を見てきたわたしとしては、やっとこの展開が見られて嬉しい。
ちなみに各キャラによる名づけをメモしておくと、もこちゃん→炎魔大王(えんまだいおう)、楽くん→アカシア(花言葉は友情)、厄師寺くん→遊宇礼威(ゆうれい)、比留子さん→燃男(もえお)とだいぶアレなセンスである。
そしてつばさちゃんの「ファイヤーボーイ」という直球なネーミングが幽霊くんのツボに入ったらしく、こちらの名前に決定した。略してFBと呼ぶことに。もしかしてデスストのBBのパロディなんだろうか。
35日目、ヴェシネスに対抗するために、衛人くんにドルメン式洗脳を施そうという提案が拓海くんから出る。絶対やめとけ。そんなもんで矯正できるならどのルートでもSIREIが真っ先にやってるだろ。プレイヤーとしてはそう声高に叫んでいたのだが、案の定SIREIもちょっと及び腰。
しかしここはみんなで責任を負うことにしてSIREIに洗脳を頼んだ。拓海くんの精神的負担をみんながカバーしてくれる展開、いいね……。今まで拓海くんはずっと孤独だったから。
36日目、仲間となったFBを外に連れ出す計画が始動。いろいろあって、赤子を防衛室から連れ出すための機材が揃う。つばさちゃんがマジでかわえもん。つばさちゃんと歪くんがいたら、大体何でも作れるでしょ。そういう「設定」のキャラとしてこの場に用意されたってことじゃないの?(SIREIを見ながら)
41日目、衛人くんの洗脳完了。ヤバい感じに仕上がってる。
エンディングを見終えてからこうしてスクショを見返していると、衛人くんだいぶ無理してんな……と微笑ましくなる(ならない)。
43日目、衛人くんから夏合宿のご提案。
希ちゃんとくららちゃんの仲直りと、修行によるパワーアップの両得を狙った企画らしい。全員で学園を空けるわけにはいかないので、またしても組み分けをして出かけることに。というか、今って夏だったんだ?
合宿メンバーは拓海くん、FB、衛人くん、楽くん、希ちゃん、くららちゃん、もこちゃん、狂死香ちゃんの8人。もこちゃんの鬼指導のもと特訓もして、希ちゃんとくららちゃんは夕日の中で殴り合い、仲直りした。普通に素敵な青春の一ページに見えるから困る。
54日目、男女それぞれでお泊まり会。
男子のお泊まり会は楽くん主催のコイバナである。各自、気になる子の名前を言っていく流れに。
厄師寺くん→比留子さん(度胸が気に入っている)、今馬くん→過子ちゃん以外眼中になし(言い寄られることは多かった)、歪くん→イヴァー(お願いしたら何でもさせてくれそう)、衛人くん→もこちゃん(太陽のような健康美)、晶馬くん→僕に好かれる女性がかわいそう、拓海くん→希ちゃん(どうせ霧藤だろ! とまわりから言われる)、FB→つばさちゃん(一緒にダウジングマシーンを作ったのが楽しかった)、楽くん→くららちゃん(金持ちだから)だそうだ。
FBがつばさちゃんを気に入っているのは意外だったし、楽くんは血みどろ編ではつばさちゃんに片思いしていたのに今回はそうではないのかと驚いた。でも拓海くんも周回によっては比留子さんやつばさちゃんや怠美ちゃんといい雰囲気になることもあったし、わたしの本命は狂死香ちゃんである。その周回で起こる展開次第で、拓海くん以外も誰と仲良くなるかが変化するんだな。
55日目の夜は衛人くんの提案で花火大会。プレゼントマシーン、万能である。
花火の中、つばさちゃんとFBがみんなにお守りをくれた。SIREI柄なのがちょっと気になるが。
その後、希ちゃんが拒否反応で倒れる。拓海くんたちは異血を得るべく、いつものように別動隊として敵拠点へ殴り込みにいくことに。しかし拠点の侵校生は全滅していた。えええ。血みどろ編と同じ状況!? あのときはギィが原因で侵校生が全滅したのだと思っていたけど、もしかしてあれもヴェシネスがやってたのか。
拠点で拾った機械を起動すると、ヴェシネスが第四部隊長(呪ってやるの人)を殺して喰らうところが映っていた。ヴェシネスは「ほかの部隊長は全員喰った」と言っていたから、つまり希ちゃんを治せる方法がもうないことになる。はえーこんなルートもあるんだな。
拓海くんが仲間とFBからの信頼を早々に得ることで、ヴェシネスは二回撃退されたことになり、そのショックで部隊長完食に走ったってことか。うーん、見事にあちらを立てればこちらが立たずである。
呆然とする拓海くんたちのもとに、ヴェシネスが学園を襲っているとの連絡が入る。拓海くんたちは急いで戻ったが、すでに遅かった。ヴェシネス撃退のために、100日目に発射する予定のミサイルを捨てて1本だけに集中してもらった。作戦を成功させるために、イヴァーと晶馬くん、SIREIとNIGOUも犠牲になった。しかもミサイルはもう発射できないときた。いきなり大ピンチになったな。
その状況で、いきなり比留子さんに「裏切ったわね」と言われる拓海くん。えっ!?
うわあ。衛人くんにやられた。衛人くんの危険性は散々周知されていたにもかかわらず、あっさり騙される比留子さんもどうなんだという気がしないでもない。この比留子さんはまだ周回序盤で、この一件を経て「蒼月を解放するくらいなら、あいつを殺して私も死ぬ」みたいな過激派になっていったのかもしれない。
プレゼントマシーンの履歴を見られるのってかなりまずくない? 拓海くんが歪くんに墓石をせっせと貢いでるのがバレバレってことじゃん。シールよりも墓石の方がやばくない?
衛人くん自身は、この場で拓海くんをかばうようなことを言うのが、また腹立つ。
この時点の比留子さんは侵校生のことを、地球に攻めてきた宇宙人だと思っている。自分たちはただの「戦争の道具」であり、人類はみんな自分たちだけに戦いを押しつけている。そんな状況で、人類のために命がけで戦う必要があるだろうか? いやない! と、衛人くんに丸め込まれたみなさんは考えている。
実際、どうなんだろうね。ここが惑星フトゥールムで、人類はこの星を侵略しようとしていることはすでにほかのルートで知ったのだけど、人類がなぜ彼らだけに侵略戦争を任せておいて連絡ひとつ寄越さないのかについては謎である。
希ちゃんは異血を吸収できなかったため、弱る一方。そんななかで、比留子さん、厄師寺くん、九十九兄妹、狂死香ちゃん、歪くんが学園を出ていくことになった。行くあてとかあるの?? 拓海くんが止めに行っても逆効果だからと、衛人くんが彼らを説得に行く。この子一人にいいようにされすぎ。
このルートの拓海くんは周囲との信頼関係をしっかり構築していたはずなのに、どうしてこうなった。その信頼の中心の座を、衛人くんに奪われちゃったのかな。あるいは、その信頼の根幹となる部分が揺らいでしまったから反転アンチになっちゃったってやつか。
DAY 62: FBの願いを受け入れない
いよいよ死にかけの希ちゃんを助けるために、FBは自分の我駆力を希ちゃんに与えると言いだした。先日ミサイル起動のために無理をしてから、力をうまく扱えなくなっていたらしい。それにどうせ100日目には死んでしまうのだから、自分の人生に意味をくれた人たちのために何かを残したらしい。
ここの選択も迷った。FBの申し出は理にかなっているように思えたが、これまで誰かを犠牲にする選択をしていい結果になったためしがない。何か代案はないのかと思いながら「受け入れない」を選んでみた。学園に残った仲間たちもそれに賛成してくれた。このルート、楽くんが最後まで友好的なのが嬉しい。
「乗り越えられる!」と力強く言い切った拓海くんは頼もしかった。しかしこの後に続くのは、乗り越えられるかと思ったが、そんなことはなかったぜ! というオチである。ですよねー。
64日目、希ちゃんは拒否反応が治まらないまま亡くなった。そんなルートもあるんだな……。最後はヴェシネスが攻めてきたが、戦力もない、作戦もミサイルもない状態ではどうしようもない。もはや戦闘にもならず、「負けてもしょうがないよなあ」でエンディングである。
エンディング「046 青春編:さめない、悪夢」完!
青春編と銘打った割に、オチがあんまりだ!! というわけで、即さっきの選択に戻った。
DAY 62: FBの願いを受け入れる
拓海くんはFBの願いを受け入れ、死ぬ前の一日は仲間たちと学園で自由に過ごしてほしいと言った。さっきのルートを見ているわたしとしては、いつ希ちゃんが急変するかもわからない状況でそんなこと言って大丈夫? と思ったが、FBはとても喜んでいる。
翌日、FBはやはり自分の力を与える考えを変えなかった。
彼が「生まれてきてよかった」と思えたことがせめてもの救いである。
FBのおかげで希ちゃんは無事生存。ヴェシネスの目標であるFBの力は、希ちゃんに受け継がれたことになった。
学園に残ったメンバーは、ただ「隣にいる仲間のために」、ヴェシネスを倒すと誓うのであった。なるほど、これが「青春」ってやつか?
決戦前夜、拓海くんは仲間たちと「この戦いが終わったら」の話をする。それは死亡フラグでは……という気もしたが、まあこれも青春の一ページである。もこちゃんは拓海くんをプロレスの自分の試合に招待したい。つばさちゃんは、FBがしたくてもできなかったことを自分がかわりにしたい。くららちゃんは最後までカレーを作ってくれてた。
楽くんは自分も逃げようと思ってたけど、拓海くんたちとの思い出に引き留められたようだ。なるほどな~、ほかのルートだったら真っ先に逃げそうだった彼が残るためには、こういうエピソードが必要なんだな。最後は希ちゃんに励まされ、拓海くんは戦う覚悟を決めるのだった。
65日目、警報が鳴ったのでヴェシネスかと思って出てみたら、学園を離れたメンバーだった。拓海くんたちと戦うつもりらしい。こんなところで仲間と戦うとか勘弁してくれよ。狂死香ちゃんに「覚悟せよ!」とか言われちゃってわたしは悲しいよ。
どうにか倒したところにヴェシネスが襲来。部隊長を完食してしまった彼女は、だいぶまともじゃない感じだった。ヴェシネス編の彼女とも様子が違うようだった。
ところがヴェシネスと戦う前に、衛人くんがヴェシネスを殺して喰ってしまった。ほら~~! あいつがいちばんの危険人物じゃないか!!
洗脳はやはりうまくいってなかった。なるほど、周回中のどこかで洗脳のパワーアップアイテムを探せってことか?
海でも花火のときも、衛人くんの言葉が全部嘘だったことをようやく理解した拓海くんは、衛人くんと対決。衛人くん、だいぶ強くなってたな~。部隊長を完食したヴェシネスを喰ったわけだもんね。
DAY 65: 霧藤の我駆力を受け取る
連戦により気力体力ともに限界の拓海くんに、希ちゃんから「私の我駆力を使って」と申し出が。たしかに希ちゃんはここまでの戦闘中、かなりパワーアップしていたが、それでも彼女ではFBから受け継いだ力を使いこなせない。
FBから希ちゃんに力をもらっておいて、自分が希ちゃんから力を受け取るのは断るというのは一貫性に欠ける態度かと思い、ここは受け取ることにした。拓海くんの手で希ちゃんを殺すことになってしまったが。
ウッキウキの衛人くん。おめーは本当にぶれないやつだよ。
「お前だけは絶対に殺してやる!!」と叫ぶ拓海くんに、「嬉しいよ! そんなに強く想ってくれるなんて!」とやはりウッキウキの衛人くん。「今この瞬間は…キミと僕だけの世界だっ!!」とか言いだした。衛人くん、いつのまに拓海くんへの執着をそんなに拗らせちゃったの?
拓海くん、めっちゃパワーアップしとる!!!
そういうわけで、衛人くんは楽勝で倒せた。だがイベント的には、拓海くんも血を流しすぎて異血がほとんど残っていないらしい。衛人くんの異血を吸収すれば助かるが、そんなことはしたくない。相討ちってことになるのか。
エンディング「048 青春編:じゃあね、親友」完!
何が親友じゃ。一応衛人くんもヴェシネスも倒したが、実質衛人くんの勝ち逃げエンドやないか!!
DAY 65: 霧藤の我駆力を断る
というわけで、さっきの選択肢に戻ってやりなおしてみることに。拓海くんは「FBと約束したんだ。全員で生き残るって」と、希ちゃんの申し出を断った。
さらに、突然の告白! これには衛人くんも唖然! その様子を見ていた離反組も心を入れ替えて集結!
それを見た衛人くんは「気持ち悪い」とブチ切れ。まあ、この展開は彼にとっては気持ち悪いでしょうね。
いよいよ衛人くんとの決戦というとき、FBとつばさちゃんに渡されたお守りが光った。FBの遺した想いが拓海くんたちの耳にも届く!
みんなで手を繋ぎ、我駆力をパワーアップさせる!! あ、我駆力ってそういうものなの……? これギャグ時空とか「青春編」限定展開じゃなくて、そういう設定が明かされたと理解していい描写なの?(急展開すぎて飲みこめない)
狂死香ちゃん、わたしの気持ちを代弁してくれてありがとう。
衛人くんとの対決中、全員ものすごいパワーアップしていた。この強さを次の周回に引き継ぎたいんだが? 無理?
当然サクっと勝利した拓海くんは「これ以上誰かの命を奪うつもりはない」と言って衛人くんを拘束しようとするが、衛人くんは自害。
ラスボス戦は終わったが、ミサイルはもうないし、SIREIもFBもいない。この後どうなるの???
エンディング「047 青春編:これから、ここから」完!
なんか青春ドラマっぽくしめたが、本当にそんな爽やかに終わっていいエンディングだったか?
DAY 12: みんなに伝えるべきなのは嘘
さて、せっかくなのでこのルートの12日目に戻ってもう一つの選択肢も見ておくことにした。希ちゃんは侵校生の裏切者だと言って事実を伏せるルート。
絶対ろくなことにならんぞと思っていたが、やはりろくなことにならなかった。
嘘は半日でバレて、中庭の檻に入れられる拓海くん。衛人くんの「お隣さん」として迎え入れられるのであった。
エンディング「045 青春編:よろしく、お隣さん」完!
いや速っ!!! そんな即死エンドなのかよ!
青春編のエンディングタイトルにはみんな読点「、」が入るんだな。たしかにこれが入ると青春ドラマっぽいタイトルに見える(?)。
というわけで青春編のエンディングをコンプリートしたわけだが、ここから得られた教訓は、蒼月衛人と絶対にコミュニケーションをとってはいけないということである。悪魔と取引をしてはいけない。必ず不幸になるから。
衛人くんを問答無用で殺す以外に平和に終わる道はない気がするが、しかし衛人くんを殺した先のルートは、今のところ血みどろ編かデスゲーム編である。ほかにもありそうだが、どうせ人死にがバタバタ出るんだろ。
やはりナントカ式洗脳のパワーアップアイテムを探すしかないのか。どうやって?? 全然あてがない。
そして、わたしの探している30番台のエンディングは今回も出会えなかった。どこにあるのよ!!
もう一度チャートマップをじっくり眺めてみると、ヴェシネス編とカリスマ澄野編の間にかなり大きな空白がある。爆弾の起爆に狂死香ちゃんを犠牲にするルートだ。これだけの空白があるということは、ここのルートにはかなりの分岐ボリュームがあるってこと? 並びからしててっきりここもエンディング40番台かと思っていたが、もしかしてここが30番台だったりする?
そこに望みをかけて、選びたくなかった選択肢(狂死香ちゃんがいなくなると、後の日々がとても寂しい)を選んでみるか……!