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雫原比留子は宇宙のヒロイン「Hundred Line」エンディング53~56・94・97・100感想

前回の更新から数日。いくつかのエンディングを見て、そのたびに「ここで一度感想を書こうかな?」と思った。しかしそのたびに「ここで止められない!」と思い直して続きを遊んだ。

いやいやいや、さすがにあそこで中断とか無理でしょ。おかげでストーリーは猛烈に進み、情報量もたまったスクショも膨大になってしまった。これからスクショを一枚ずつ見返しながら情報を整理しようと思っただけで気が遠くなる。

今回見た中には、これで終わらせてしまってもいいかもしれないと思えるハッピーエンドもあった。でも、絶対ここで終わることはできないとも思っている。だって絶対これだけの話ではないと思っているから。

この先どう進めていけばいいかまだ決めあぐねているけど、真相を知るためにはまだ見てないルートを掘っていくほかない。現在見たエンディングの数は、全部で43。まだ道半ばにも到達していない! 

とにかく、今回見たのは Chapter 13-A と、Chapter 15-B の、エンディング53~56と94、97、100である。これまでに見た Chapter 9~15への言及もあり。

以下は致命的なネタバレにつき、未プレイの方およびプレイ中の方はお帰りください!!

初回記事はこちらから。

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全員集合

 

前回までのあらすじ

ついにシナリオロック1解除に必要なエンディング34、36、72、76に到達したわたしは、もうひとつの解除条件である「シナリオロック3への到達」はChapter 15の25日目、「侵校生ハントに参加しない」を選ぶことで発生する! と予想した。

蒼月衛人にトドメを刺す→最終防衛学園を去らずに残る→侵校生ハントに参加しないという流れである。

ここまで見たのは血みどろ編→恋しちゃったんだ編→血みどろ編→ノモケバ編→デスゲーム編→カリスマ澄野編→ヴェシネス編→青春編→真相解明編→サイワイの箱編→ワザワイの箱編で、今回見たのはSF編推理編である。

 

推理編に突入

前回記事に「シナリオロック1が発生したのは10日目だったことを考えると、シナリオロック3も比較的序盤で発生する可能性が高い」と書き、それも根拠のひとつとして Chapter 15の25日目を選んだわけだが、侵校生ハントに参加しないことを選んでも一向にシナリオロック3が発生しない。

これははずれだったかな……と思いつつも、一度スタートしたTLはエンディングまでは見ていくというプレイ方針のまま、続けていった。

侵校生ハントに参加しない人は殺すと予告されていたのでどうなることかと思ったが、予定の時刻に「参加しないからな!」と宣言しても誰も死ななかった。どういうことだ。例の蜂はこのTLにはいないのか。このTLの過子Gは何をしているのか。

重要なヒント

このルートではイヴァーは洗脳されることなく、ヘルメットを返した上で自爆装置を特防隊各自が持つことで味方にした。

しかし晶馬くん、過子ちゃんが殺されてしまう。晶馬くんは蘇生したが、過子ちゃんは時間がたっていて無理だった。しかも死体安置所の衛人くん、楽くん、過子ちゃん全員の心臓が背中側から抜き取られていた。なんだその猟奇事件!?

最初は焦ったが、これは結局、過子Gが死斑番号を独占するためにしたことだった。このTLの過子Gは、特防隊が思うように動いてくれなかったから一人ずつ殺すことにしたってことなのかな。それならどうして蜂を使わなかったのかが謎だけど。

また拓海くんは昏倒病とやらで、頻繁に長期の意識不明に陥ってしまう。

ギィの意識を根絶したのか! とすぐにピンときた。ずっと謎だった楽くん殺しの犯人は拓海くんだったのね。ギィの意識は、このTLの2日目にループした拓海くんの脳にずっと存在していた。治療プログラムによってそれを根絶できたけど、後遺症によってこのTLの拓海くんはしばしば意識不明になるということだったようだ。

このTLのSIREIを壊したのも拓海くんだったのだろうか?

50日目、「過子を殺して銀崎を殺した犯人は?」の分岐は正解を当てられた。

急にダンガンロンパになるじゃん

ワザワイの箱編でもそうだったけど、自分に疑いの目が向けられたときの晶馬くんは急になりふり構わない感じになって実に興味深い。

しかしその翌日、今度は晶馬くんが殺されてしまった。こっちの犯人がなかなかわからなかった。手口はわかったのだけど、Chapter 13で衛人くんが脱走したときと同じじゃん! と思い出し、じゃあ衛人くんが関係してるのか? とか、過子Gが何かしたのか? とか、水泳が得意な子なんていたっけ? とか考えてしまって、バッドエンド直行である。

拓海くんは意識を失い、気付いたら100日目。静かな学園に、数時間前に殺されたと思われる仲間たちの死体が残されていた。第1組の死体は、背中から心臓が抜き取られている。

校庭に出るともこちゃんと希ちゃんがいて、みんなを殺したのは拓海くんだろうと言いだす。この状況ではそう思われても仕方がないな。

 

みんなを殺した犯人は喪白もこ

正解のない三択

とりあえずもこちゃんを選んでみると、違う! と言いながら襲ってきたので返り討ちにした。しかしそこを希ちゃんに仕留められてしまう。

エンディング「094 推理編:もこちゃんの仇」完!

いや何が推理編じゃ! まったく事件を解決せずに殺されて終わったやないか!! 何もかもプレイヤーがポンコツだったのが悪い。

 

銀崎を殺した犯人は澄野拓海

というわけで、50日目に戻ってやりなおし。しかしちゃんと推理する前にチャプターセレクトを眺めたわたしは、75日目の分岐の中に拓海くん自身を指名するものがあるのに気づいた。そこでちょっとそれを選んでみたのだが。

自白

普通にみんなに追いかけられて学外に逃亡することになった。歪くんは拓海くんをナイフで脅そうとして希ちゃんを刺してしまう。ふたりは消えない炎に飲まれて死亡。

エンディング「097 推理編:紫炎のダンス」完!

いや何が推理編ry

そういうわけで、再び75日に戻って推理のやり直し。今度はダンガンロンパを経て犯人を突き止めた。

しかし晶馬くんもイヴァーも、真犯人Xによって脅されて犯行に至ったのである。真犯人Xを突き止めなければならない。

 

イヴァーを黙らせない

ここで選択肢。「真犯人がわかった」と言うイヴァーを止めるかどうか。イヴァーが真犯人の名前を言おうとしたら、真犯人がイヴァーの自爆装置を起爆させる可能性がある。とはいえ、ひとまず聞ける情報は聞いておきたい。非道なプレイヤーは、このTLの特防隊の命を犠牲にするつもりで黙らせない方を選んだ。

イヴァーは自爆したが、どうにか全員が生存できたらしい。脅かしやがって!

しかしこれで拓海くんは再び意識を失い、気づいたら80日目である。しかもこの日、つばさちゃんともこちゃんの死体が発見される。つばさちゃんの背中には「2」という数字が。

ここで死斑番号の話が! ここが初出でいいんだっけ?(記憶が曖昧)

ちなみに救援要請発信装置については、これより前の段階でシオンから聞いていた。

真犯人X(ギィ)の目的は、死斑番号を知って人工天体に行くこと。そっちでさらに繁殖すること。しかもその目的を特防隊に知らせたくなかった。そのため、皮膚ではなく心臓が目当てであると偽装するために背中側から心臓を抜き取っていった。

死体そのものを消えない炎で処分するのではなく残しておいたのは、ギィの繁殖のための本能だったわけだな。この時点ではこのへんはわからず、推理編の終盤で明らかになる。

比留子さんと拓海くんは、夜中にひとりで歩いていくくららちゃんのあとをつけて、学園内の隠し部屋に入る。そこが救援要請発信装置のある場所だった。その部屋にはくららちゃんの死体が。つまり、真犯人はマスクをかぶった状態でくららちゃんのふりをしている。

ここでシナリオロック3に到達!!!! ウオオオオやっぱり読みが合ってた!!!!! やったー1!!!

ちなみにシナリオロック3の解放条件は、シナリオロック2への到達だった。

 

SF編に突入!!!

そういうわけで、ようやくシナリオロック1を解除して先に進める!!!

このルートはSF編だが、ここでいうSFとは Science Fiction のことではなく Steady Fundamental、すなわちもともといた基礎となるTLの意味である。

このルートでは、今までさまざまなTLで見かけた潜水服の二人組の行動が回収されていった。デスゲーム編やノモケバ編の前にシナリオロック1に至る部分を見ていたから、あの二人組は別TLの拓海くんと比留子さんだろうとは思っていたが、ここでほとんど回収されていたのでは。今までずっと謎だった部分がどんどん回収されて気持ちよかった!

しかしロック解除に必要なルート以外のTLの話もバンバン出るから、未プレイルートのネタバレをくらったプレイヤーもいたのではないか。まあそれも含めて、作り手の想定内ではあるのだろうけど。何をどういう順番で見るかは人それぞれだというところまでが、このゲームのデザインだ。

わたしはデスゲーム編もエンディング全回集はまだながら100日目までは見たので、大体の流れは理解して話を追うことができた。

それからこのTLは自由行動時間がとても多かった。おかげで全員の絆が最大になった! これでもしこの先、絆が条件のルートが出てきたとしても大丈夫だ。

 

拓海くんが思い出したのは血みどろ編とワザワイの箱編だけだが、比留子さんが思い出したTLは146本分らしい。およそ40年以上、この学園で生きてきたことになる。今の拓海くんの3倍か。そりゃワインの一本も飲みたくなるだろう

その経験上、仲間にタイムループのことを話したら必ず最悪のバッドエンドになるのは確定しているらしい。そのため、この先もループのことはSIREIたち以外には伏せて話が進む。

11日目にして死者がゼロというのは、比留子さんの経験の中でも初めてらしい。チャプターセレクトを見ても、このTL以外だと11日目以前に誰かが死んでいる。

5日目に比留子さんがパラレリープによって救おうとしていたのは、推理ハントTLの楽くんだった。SIREIにもらった治療プログラムで拓海くんの脳を治し、楽くんが殺されるのを防ごうとしていたようだ。しかしその計画は、治療前に拓海くんの中のギィが目覚めたことで失敗した。

その話を聞いて、拓海くんは血みどろ編の記憶をすべて取り戻し、失神。そりゃそうか……。ショックが大きすぎる。この件を経て拓海くんはいったん消沈するものの、最終的には今度こそ比留子さんとともにループを終わらせる決意をする。

ここまでプレイして気づいたのだが、このルートの比留子さんは、146ループ分も思い出していながら真相解明編の記憶はないのか。思い出せていないのか、それともこれから経験することなのか。ふたりはここから様々なTLを行き来して、100日目までの生存を目指すことになるが、「真相」には至らない

「真相解明」と「全員生存」の両方を達成しないと、真エンドと納得できるものにはならないんじゃないか。本当にそんなことが可能なのかはまだわからないけど。少なくとも本当の真相解明のためには、もう何段階か必要な気がする。

この先、情報が多すぎて全部まとめようと思ったらわたしがゲームの続きをするのは来週とかになりかねないので、ポイントと不明点だけおさえるよ。

・このTLのヴェシネスは1周目の拓海くんが異血吸収したことを知らないので、最終盤まで共食いをしない。

・比留子さんがPL装置を調べるきっかけになった声とは。本当にただの夢だった?

・「血みどろ編16日目の23時に澄野IIに殺される比留子」は本当に存在したのか。わたしはまだ経験していない。16日の「襲ってくる敵の攻撃をかわす」方の分岐に進むとそっちのTLに突入する?(要チェック)

・もし「襲ってくる敵の攻撃をかわす」分岐で比留子さんが殺されるとしたら、SF編の拓海くんたちのPLは「歴史を変える」ことにはなっていない。TLの分岐はSF編の拓海くんたちではなく、血みどろ編の拓海くんの行動によって発生することになり、SF編の拓海くんたちは「定められた歴史のとおりに動いている」ことになる。

現時点では拓海くんと同じ印象

・PL装置は、政府や軍ではなくもっと小規模な組織が極秘で開発したものと考えられる。もしどちらかの陣営が装置のことを知っているなら、軍事利用して戦争を有利に進めているはず。

・特定のTLにしか現れないというこの老人、結局何者なんだ。ほかのTLでは死んでるのか? 

・老人の話。かつてこの地には神の地を受け継ぐ「ちのびと」と呼ばれる種族がいた。しかし秘術を用いて「ちのびと」の分身が作られた。神はそれに怒り、分身のうちの幾人かが呪いの輪廻に閉じ込められることとなった。ちのびと=シオン、分身=特防隊?

・こういう伝承が現代にまで伝わっているのはわかるが、なぜこの老人は比留子さんを一目見て「呪いの輪廻」の中にいると判別できたのか。

・呪いの輪廻の研究者の名はイノネ・ノリロウ。その著作『呪輪廻考(じゅりんねこう)』に呪いを解くヒントがあるかもしれない。

・「名前が『呪術〇〇に似てるな』って思ったじゃろ?」と言っていたが、この老人は地球人なのか? それともゆるいネタなのか? この一言にめちゃくちゃ考えさせられてるんだけど、どこまで本気にしていい台詞なのかわからない!

・捕虜になったイヴァーは、ドルメン式洗脳改良版で仲間になった。洗脳のパワーアップアイテムは今後のキーアイテムになるのかと思っていたが、比留子さんが普通に持っていた。

・比留子さんの以前の記憶から、このTLでもシオンは「シオン」と呼ばれるようになる。いや待て。シオンが「シオン」と呼ばれるようになったのは、今のところ真相解明編だけでは?? もしかして比留子さんは、真相解明編の記憶がありながらその情報を伏せて100日目を目指そうとしてた??? それともわたしがまだ見てない別TLでも「シオン」と呼ばれる展開があるのか?

・シオンから救援要請発信装置のことを聞く。

・23日目、推理TLに飛んで真犯人Xを捕まえるところでシナリオロック2に到達!! ロック解除条件は、エンディング100を見ることだった。シナリオロック2に到達したので、シナリオロック3が解除されることとなった。

 

推理編82日目:シナリオロック3から

この現象はどう説明されるべきなんだろう。これはパラレリープではなくて、タイムリープ? 23日目から82日目に移動している。我々が見る順番がこうだっただけで、実際には推理TLの拓海くんの意識はロックで途切れることなく続いていたってこと? で、SFTLの拓海くんの意識も途切れることなく続いてるけど、23日目のある時点で推理編のエンディングの記憶を取り戻すってことかな?

ともかく以下、推理編の結末までのポイント。

・真犯人Xはラボまで逃げて、そこで自分の犯行を明かす。彼女が学園に来たのは24日目のことだった。24日目にこのTLに現れたのは、ワザワイの箱編で追放された過子ちゃん(自分のプレイ日記で確認した)。追放したのは比留子さん。

・過子Gはさらに別のTLに逃げ、その直前に希ちゃんを殺していった。PLログは消去されていたが、ここで彼女が飛んだのがSFTLだったことが後でわかる。

・このTLでもポッドが素粒子バクテリアに食われて使いものにならない。今の比留子さんには原因が特定できず、つばさちゃんが死んでいるので修理も不可能。

・ポッドが使えない以上、生存のためには全包囲攻撃を止めるしかない。そのためにシオンの本体である赤子をカプセルから出す必要がある。比留子さんはSFTLから、赤子ジャーを奪ってくると言いだした。つまりSFTLは最後のTLではない。少なくとも比留子さんは、SFTL後もループを続けている。

・SFTLで作った赤子ジャーは、現在までに見たすべてのSFTL内のエンディング(54、55)で使用されてるんだけど、どういうこと??? どのTLで不要になったの? 85日目で全滅したエンディング53ではまだ赤子ジャーは作られてないよね? 比留子さんは「ミサイルへのエネルギー供給を絶ったのでこのTLで全包囲攻撃は行われない」と言ってたけど、どのTLのことだろう?

・100日目、別のTLから生存者が飛んできて、イヴァーやシオンも含めてみんなで生存エンド。

エンディング「100 推理編:100日目の来訪者」完!

ちょっと強引だけど全員生存エンドになった! でも別のTLからどうやって生存者を連れてきたんだろ。比留子さんが一晩でやってくれました? 説明がすっとばされすぎて狐につままれた気分だ。

あと、結局このイヴァーやシオンも含んだ全員生存エンドを迎えても、ループは続いてるんだよな。全員生存でループが終わるとは何だったのか(この情報を聞くのはこの後なのだが)。チャプターセレクト画面上ではこのTL上に死者がいることになってるからダメってこと?

恋しちゃったんだ編でも全員生存しているが、あのTLではイヴァーとシオンがいない。

 

SF編24日目:シナリオロック2から

さてこれでシナリオロック2の解除条件が満たされたので、SF編に戻る。

・過子がワザワイの箱TLから推理ハントTLに追放される前に止めるべく、ワザワイの箱TLへ。しかし拓海くんがワザワイの箱TLで経験したとおりのことが起こり、追放阻止は失敗。しかもPL可能時間が過ぎて、SFTLに帰れなくなる。

・過子Gは推理TL側でPL装置をブロックしており、そのTLに飛ぶことができなくなった。ブロックは50日後に自動的に解除される。

・ハントTLで主催者(過子G)が死んだこと、このTLの脱出ポッドが素粒子バクテリアに食われたこと、バクテリア退治に必要なのはQBリキッドであることを知る。

・33日目、ヴェシネスは特防隊にかなわないことを悟って禁忌を破る覚悟を決める。

・SFTLのスクールバスが素粒子バクテリアに食われる。侵校生の拠点からQBリキッドを奪う。SFTLで使ったQBリキッドの残りは、ハントTLのつばさちゃんのところに渡しにいく。そこでハントTLの33日目以降、本物の主催者が現れたことを聞く。隠し部屋で衛人くんと対面。衛人くんがこのTLに来たのは偶然だったようだが、彼は「幸運」で登録されてるくらいだからな……。

・ここで衛人くんから「ボクの脳内のバグを取り除く方法を知らない?」と言われた。ここからひらめいた比留子さんは、SFTLの衛人くんに脳内バグ修復プログラムに加えて改良版ドルメン式洗脳を施す。これで衛人くんは完全に特防隊の一員になったらしい。

・これによって『呪輪廻考』の内容を衛人くんから教えてもらえるようになる。それによると、拓海くんたちは1回目のタイムリープをきっかけにして、慣性の法則のような形でループを続けているらしい。そのループを断ち切る方法は「重さをもっと増やす」ことだという。つまり100日目の10時に特防隊員が全員生き残っていたら、その命の集合体が巨大な重みとなって、タイムループの強靭なバネを断ち切ることができる。

・拓海くんと比留子さんが同時に、デスゲーム編の全滅エンドを夢にみた。わたしはデスゲーム編の全滅エンドは見てないんだよな。比留子さんはデスゲーム編の30日目に死んでるからこのエンドを知っているはずはない。「どこかのタイミングでハントTLの100日目に飛んで、そこで誰かからそのTLで起こったことを聞いたのかも」と言っていたが、全滅エンドなんだから全滅してるはずで、じゃあ誰から聞いたんだよという話である。謎。(要チェック)

・救援要請を送って100日目より早く人工天体に行くため、各TLに飛んで死斑番号をチェックしようという話になった。

 

青春TLに飛ぶ

・以前殺人鬼TLに飛んだとき、拓海くんの脳を治療できていなかったことが判明。今度こそ治療するために殺人鬼TLに飛ぶか、それとも死斑番号チェックを優先して青春TLに飛ぶかの分岐。

・青春TLを選んだ。わたしの見た範囲では、殺人鬼TLは拓海くんが殺しまくる以外のルートはない。たぶん今殺人鬼TLに飛んでもその路線を変更できないのではないかと考えた。まあ単にまだわたしが見てないルートの中で治療してるのかもしれないけど。あと、今回は基本的に比留子さんに従おうという方針がある。

・青春TLで怠美ちゃんの死斑番号確認。黒いミイラ化した死体でも死斑番号は読み取れるものなのか。まあ異血を失った状態で出てくるのが死斑番号なのだから、ミイラ化状態も想定されてるか。

・衛人くんの依頼でつばさちゃんが作った銃がきっかけで、特防隊が荒れる。この荒れっぷりは何だったんだろう。ただストレスがたまってただけ? この時点でこの銃に出番があることを想定できる衛人くんがやはり恐ろしい。

・みんなのストレスがたまっていたことを反省した拓海くんは、ナイトプールやらお祭りやらを連発する。最後はシオンも参加する。

・比留子さんが、自分だけが死んでしまってループを脱せない夢をみる。

 

コインの裏が上

・比留子さんは意図的にSFTLを分岐させるためにコイントスを行う。どんな場合でも分岐を作るのは拓海くんの決定だということだろうか? 比留子さんの決定では分岐を作れない?

・裏を選択したらハズレだったので、デートは無し。何もしないルートへ。74日目に表ルートの拓海くんたちとラボで待ち合わせて打ち合わせ。今回の拓海くんたちは殺人鬼TLに向かって厄師寺くんの死斑番号を調べることに。

・84日目、表ルートの拓海くんたちと情報交換の予定だったが、PL可能時間が15分しかないにもかかわらず、もたもたしていた結果、情報交換後にPL可能時間をすぎてしまう。何やってんだ。「こっちは7! そっちは? 了解、それでは!」で帰るべきだっただろ。相手も事情はわかってるんだから失礼なやつだとは言うまい。

・すぐに帰ることはできなかったので、アタリTLでラボに泊まるしかない拓海くんたち。しかしアタリTLの二人が戻ってきて、「胸騒ぎがするから救援要請発信装置は起動しない方がいい」と言いだす。

・ハズレTLに戻ると、学園に残っていたのは仲間たちの死体だけ。犯人は推理TLから飛んできた過子G。拓海くんと比留子さんも殺されて全滅エンド。ここまできてなんてオチだよ!!

エンディング「056 SF編:虐殺の過子G」完!

そりゃないぜってことで表ルートを見てみることに。

 

コインの表が上

「デート」にちょっと浮かれてる比留子さんがかわいいな

・表TLのふたりは、ゾンビTLに行ってゾンビの死斑番号を見なければならない。死体を調べるのに比べて難易度が高いので、かわえもんにお願いした。服が透けて見えるフクスケゴーグルとかいう特級の危険アイテムを作ってくれるつばさちゃん。おいおいきみの異血はやはり叡智だな。絶対犯罪に使われそうなアイテムをほいほい作ってくれちゃって。

・裏TLのふたりはやはり時間切れでもとのTLに戻れなくなったが、自分たちのことには構わずすぐに救援要請を送ってくれと言ってくれた。

・さっそくSIREIたちには内緒でみんなを集めて事情を説明し、隠し部屋で数字を入力していく。

 

4のキーを押す

先に裏TLを見て、表TLの拓海くんは嫌な予感がしたから救援要請は送らなかったと知っていたのだが、ここでキーを押すか押さないかの分岐が現れた。表TLに何が起こるのか気になったので、ひとまず押してみることに。すると。

ちょ

エンディング「053 SF編:爆砕する学園」完!

まさかの即死エンドだった。説明も何もないんかい!!

 

4のキーを押さない

ええいやりなおしだ!! というわけで、さっきの分岐に戻る。

さっき結果を見たからね

・特防隊のみんなは当然「は?」という反応だが、このTLの拓海くんはまあまあ信頼されているので総スカンというほどではなかった。過子ちゃんの「未来予知だよね」というフォローが効いた気がする。

・裏TL組にも「やっぱ押すのやめといた」と伝える。

・表TLのみんなを連れて「4のキーを押したTL」に飛んでみると、学園が跡形もなくなっていた。

・さすがに説明の必要があったので、ループのことだけ伏せて、パラレリープの説明だけをみんなにする。

・比留子さんの具合が悪そう。

・ダルシャーが拓海くんの首を狙っていることを比留子さんに警告されたおかげで、今回は首がつながる。

・SIREIとNIGOUから「死なば諸共計画」について聞く。「救援要請発信装置」は実は自爆装置だった。最後に生き残った一人に自爆装置を起動させて、少しでも侵校生を巻き添えにするというものだったらしい。悪質!! NIGOUたちもさすがにそりゃねーわと思ったらしく、その計画はポシャったと言っていた。が、実装されてるんだな、SIREIたちの知らないところで。シオンがこの誤情報を伝えてきたのは本当に勘違いだったってことでいいのか?

・自分たちだけが助かって、地上の生物は焼き尽くされ、シオンも死ぬエンドで本当にいいのか? とみんなに問う拓海くん。100日目の全包囲攻撃を止めようという話になる。攻撃を止めるためにはシオンを赤子ジャーに入れなければならず、その素材「物質Ω」を手に入れるために青春TLへ。

・青春TLで、比留子さんは謎の女性と出会う。え?? もしかして未来の比留子さん???? この女性がPL装置を発明してあそこに置いてたのでは?? 「縦だけじゃなく横にも移動できるもの」が入ったメモリーカードって、絶対パラレリープだけじゃなくタイムリープが可能になる、PL装置の改良プログラムとかじゃないの!? なんでこんな肝心なところでふたりとも察しが悪いの!?

・謎の女性は物質Ωも「そこで落ちてた」と言って、比留子さんに渡してくれた。これ絶対全部わかってる未来の比留子さんでしょ。百歩譲ってもつばさちゃんだよ。

スパイダーマンミームかな

・さらに、青春TL以外の別TLから来た比留子さんとも出会ってしまう。どういうことなの。みんな赤子ジャーを作るための素材探しか?

・赤子ジャーを作る準備が整ったところへ、SIREIとNIGOUが現れる。計画がバレたらしい。体内の爆弾を起爆されかかったとき、つばさちゃんがビームガンを抜いた。以前衛人くんの依頼で作ってもめごとになったやつ。人体には無害だが、ロボットを停止させる銃だったらしい。いずれこうなることを見越していた衛人くん、慧眼。

・ダルシャーが毎回様子見だけして離脱していたのは、息子の墓参りのためだった。

・94日目になって、このTLの脱出ポッドも素粒子バクテリアにやられていたことが判明。今から修理したのでは100日目の全方位攻撃までに脱出は不可能。やはり全包囲攻撃を止めるしかない。

・脱出ポッドは、事前に登録された特防隊員しか搭乗できない。そのため、そのままの状態ではイヴァーやシオンは乗り込めない。

・ひとりで殺人鬼TLに向かった比留子さんのあとを追うと、この光景に出会った。比留子さんは「この未来」をもう一度見るために、殺人鬼TLの拓海くんを治療せず、このTLの特防隊員を犠牲にした。比留子さんは自分のしたことを決して許されない罪だと自覚しており、その罰で自分だけはループから逃れられないと思っている。

・もうね、今までに見た全ルートの中でいちばん胸が苦しくなった。だって、三毛猫のソフビ人形がほしいって打ち明けたのも、殺人鬼TLの拓海くん相手だったんだよ。このTLの思い出を抱えて、今までのループを重ねてきたんでしょ。今の自分にとっていちばん大切な思い出をもう一度見たくて、そのために何人も犠牲にして。お前が宇宙のヒロインだよ、雫原比留子

・つらい。

・比留子さんにとってのハッピーエンドはどこかにある?? あると言ってくださいお願いします。

・このTLのヴェシネスも、消えない炎の兵器で人工天体を吹っ飛ばそうとしていたらしい。しかしそのことを知っているこの比留子さんはやはり、真相解明編の記憶があるのでは。今のところ人工天体が吹っ飛ばされたのは真相解明編だけだぞ。

・ともかくこのTLのヴェシネスは、共食いの覚悟を決めるのが遅すぎたので全部手遅れ。普通に退場。

・シオンくんの想いが強すぎたせいか、99日目にしてミサイルエネルギーは満タン。このTLだとシオンくんは仲間との絆を結びつつ、出番は少なかったもんなー。今からシオンくんを装置から取り出しても、全包囲攻撃は止められない。無理に止めようとすると迎撃システムが作動してしまう。

ワザワイの箱編では、迎撃システムをコントロールする基幹プログラムの電子装置を物理的に破壊すれば止まるという情報をシオンくんがくれたのだが、ここでは教えてもらえない。

・デスゲーム編の全滅エンドを迎えたTLに行けば、ポッドは修理済みな上に、登録されていないメンバーも搭乗できることに気づく。そのTLではシオンくんも含めて93日に全滅しているので、遠慮する相手はいない。エネルギーがたまっていないので全方位攻撃も起こらないはずだった。

・比留子さんはリープスーツの一着に穴が空いていることを気づいていながら、自分が穴空きのスーツを着たことで再び具合が悪くなる。

・ハントTLで93日に全滅エンドを迎えたあと、人工天体の人たちが来て、シオンのスペアとして用意されていたクローン赤子でエネルギーをためたということらしい。しかもその赤子は発育途中だったらしく、エネルギーをためきった後に死亡していた。やはり人工天体は滅ぶべきなのではないか

・ともかくこのTLの脱出ポッドは起動したが、今度は比留子さんが倒れてしまった。比留子さんは自分が残って救援要請装置で学園を爆破し、全包囲攻撃を止めると言う。ついこの前まで侵校生の脳漿をぶちまけて喜んでたのに、すごい変わり身だな。まあそれが彼女にとっての「贖罪」なのだろう。

 

 

雫原を抱え脱出ポッドへ

・最後の分岐。こんな二択が出るということは脱出ポッドに行っても間に合わないだろうと思い、まずはそっちを見ておくことに。しかしどうやら拓海くんは比留子さんとともにポッドの発射に間に合ったらしい。あれっ!?

・予定どおり地上はミサイルで焼かれる。それを見たイヴァーは強いショックにより洗脳が解け、自分がするべきことを思い出す。人工天体に行って人類を皆殺しにする宣言をして終わり。

エンディング「054 SF編:滅亡の後始末」完!

いくらなんでも多勢に無勢なので、イヴァーが人工天体に到着することはないと思うのだが、しかし後味の悪いエンディングではあった。

全方位攻撃があるルートではこうだとわかったが、では攻撃を止めるルートはどうなるのか。

 

雫原と共に地下室へ

・なんとみんなが迎えにきた。シオンくんの本体はポッドにいるのだから、全包囲攻撃の直前まで地下室にいても大丈夫。そういうわけで全員で順番に比留子さんを抱えてポッドまで走り、どうにか発射に間に合った。

・SIREIやNIGOUも含めて、誰一人欠けることなく人工天体に向かう17人。「タイムループから抜けられたんだ」と喜ぶ比留子さんと拓海くん。よかったよかった……。

エンディング「055 SF編:永遠の17人」完!

 

えーっと……。ここでゲームを終わらせてあげたい気がひしひしとする。これで終わりでいいじゃんという気がする。こんなハッピーエンド、この先にはもうないんじゃないか。

でも推理編の比留子さんの台詞から察するに、比留子さんはこのエンドでもループを抜けられてないっぽい。それにまだいろいろと謎が残っている。なんといっても、せっかくもらったタイムリープが可能になりそうなメモリーカードが全然使われていない

真エンドがあるかどうかはともかく、真相に至るためにはまだあと何段階かあるでしょ!? 拓海くんと比留子さんには悪いけど、まだ呪いの輪廻から抜けさせるわけにはいかない。

ただ、このあといったい何をすればいいか全然わからない。もうシナリオロックはない。記事内で(要チェック)と書いた部分の分岐はいずれ確認するつもりだが、それによって話が進むかどうかはわからない。

どうすればいいんだ。

とりあえず真相解明編のエンディングはまだ001しか見ていないから、このTLを掘り返してみるべきか。あとはシアワセの箱編とノモケバ編の掘り返しが甘い。このふたつが理解できていないと、物語の全貌は理解できない気がする。

まずはそういう方針で、今後の攻略を進めてみよう!

 

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