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屋敷とマエルとアリシア「エクスペディション33」プレイ日記5

今ここ……。

これが!!! 何を意味するのか!! わからない!!!!

なんか衝撃っぽいことがあれこれ起こり、いろいろ判明したのだけど、肝心なところがわからない! そのせいで感情をどう持っていったらいいのかわからない!

中盤の山場っぽいところだったのは間違いない。

しかしなんか普通に「じゃあ次!」みたいな感じで話が進んだので、本当にわたしの感情が迷子である。今、あのキャンプでどんな会話が交わされているのか。本当に全員それで納得してる??? わたしは本当にそれでいいのかいまいち納得できてないぞ。

……という状態ではあるが、今の混乱は今しか書き留められないなと思い、次の目的地に向かう前に中盤の山場について書いておくことにした。

以下、えーと、ACT 2 のたぶん中盤あたりまでのネタバレ注意!!(ダンジョン名がネタバレな気がするのでいつもよりぼかしました)

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廃遊園地、多くない?

 

モノコの駅周辺探索

前回モノコとノコを仲間にしたエクスペディション33。

さっそくモノコの駅を出発したが、どうやら旧ルミエールに直接向かうルート以外にも駅からの出口があるらしい。先にそっちから出て探索してみることにした。例によって「危ない!」のエリアもあったが、廃遊園地は探索できた。

そこにいたジェストラルがこんなことを言っていた。

ランディスと人間の子どもたちが一緒に遊んでいた??? マジで!? 崩壊前の世界ってそんな感じだったのか。

「(崩壊前は)ネヴロンがいなかったから、暴力も必要なかった」とも言っている。マジで!!!?!? 戦争とかもなかったんだろうか。

前回の駅や汽車の様子から、崩壊前の文明水準は少なくとも20世紀初頭並ではあったと想像した。しかし20世紀初頭といったら、バルカン半島は火薬庫だし、というかヨーロッパ中が火薬庫みたいなもんだったし、とても暴力が必要なかった状況ではなかった。むしろ効率のよい暴力こそが求められた。いやそもそも暴力が必要なかった時代なんて、有史以来なかった。

どういうことなんだろ。崩壊前の世界ってそんな理想郷だったのか。これもパラダイスロスト的な文脈で考えるべき話だったのか。

このエロイーズという人はそのうちご本人が登場するか、もしくは過去の人物としてそのうち言及されそうな感じだ。グランディスのネーミングではなさそうだし、当時の人間だったのかな。この人は「髪をすごく自慢にしていた」そうである。

深遠の廃墟にいたこの精霊? も気になる。

ネヴロンのことを知らないようだった。崩壊前か崩壊中に亡くなった人の魂か何かということか?

 

旧ルミエール

寄り道を挟みつつも、一行はどうにか旧ルミエールに到着した。

やはりというべきか、当然というべきか、滅んでいるし誰もいない。しかしこの光景は何だろう。この大量に突き刺さっている光る剣みたいなものは何なのか。この剣みたいなものに近づくと、ブーンと音が鳴っているし。

ゲーム開始地点の現ルミエールは島だったらしい。海の向こうのことを「大陸」と呼んでいたから、それはそうか。ブリテン島みたいな感じなのかな。もっと小さいんだろうか。

これはどう見ても「屋敷」だよね? やっぱりもともと旧ルミエールに建っていた屋敷だったのかな。

この人は「ネヴロンを描いた者」を「彼女」と呼び、その人のことを語ってくれた。

かつてわたしは↓の記事の最後に、「彼女」の抱いた悲しみに近いことを書いた。

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「彼女」の恐怖も悲しみも、わたしのような物語を喰って生きる妖怪にとっては他人事ではない。すごくよくわかる。

でも、それがペイントレス誕生の理由だったってこと? どうしてそれがネヴロンを描く理由になるんだろ? 寿命カウントダウンをする理由にもなってない。

永遠に作品を鑑賞し続けるために永遠の命を求めて、人々の寿命を吸収してるとかそういう話? でもだからといってカウントダウンする必然性はわからないし、そもそも人の寿命を縮めていったらそのうち作品が生まれなくなってしまう。あー有限な人生を受け入れるのではなくて、作品数の方を有限にしてしまえばOK理論?? そんなわけあるかと言いたいが、まだわからないことが多すぎて何とも言えない。

そういえば最初にルミエールでギュスターヴとソフィが絵を描いてもらうイベントが発生したけど、あれは結構重要なシーンだったんだろうか。少なくとも「絵を描く」「それを鑑賞する」行為には、大事な意味がありそうだ。

さらに連想が続くけど、そういえば「屋敷」も絵画まみれだよね? 崩壊後っぽい風景ががたくさん飾ってあった。「屋敷」の中にはアトリエっぽい部屋もあって、その絵はそこで描かれたものっぽかった。あと、あの「屋敷」には「33」の旗しかない。少なくとも現状で行ける範囲の部屋には。ほかの遠征隊はあの「屋敷」には到達しなかったのだろうか。あんなに世界中に遍在しているのに?

あとそういう話になると、フィールド上でいくつか見つけた「アトリエ」という場所も気になってくる。「危ない!」と書いてあったから入ってないんだけど、ちょっとくらい覗いてくるべきだった? 入口を覗いただけなら死なない?

 

また、この地には第58遠征隊以外に第42遠征隊も来ていたらしい。旗が見つかった。そっちもルノワールに一掃されちゃったのかな。

第58遠征隊の遺したジャーナルから、ヴェルソの出自が判明した。そういう重要なことは先に言っておいてくれよの気持ちと、まああの空気の中では言いだしづらいよなの気持ちと、両方ある。その話はいったん後回しにして、先にマエルよ。

旧ルミエールのお屋敷を知ってるとか言いだすマエル。おいおいおいおい、いよいよじゃないの。このお屋敷は、各地の「屋敷」の本体? 元ネタ? 何だかわかんないけど、何か関係のあるお屋敷?

マエルと再会したのも「屋敷」だったしなあ。あの「屋敷」の顔のないキュレーターに保護された上に訓練してもらってたんだっけ。

で、どうやらヴェルソはマエルをこのお屋敷に連れてくることが狙いだったらしい。彼女がここに来ることで、何がどうなる予定だったんだろう。ペイントレスの心臓はこの屋敷にあるはずだったのか? マエルがここに来ることでペイントレスの心臓を奪える予定だったってこと?

ここで現れたルノワールと戦闘になり、ノコが「壊れた」。ジェストラルは「死ぬ」ものじゃないんだな……。

ルノワールはパーティ全体に攻撃しようとしていたが、そのときアリシアが何かしたのか? 世界が白黒になり、マエルとアリシア以外の時間が止まった。「マエルの夢」の世界みたいに。

アリシアの仮面の下には火傷の痕があった。素顔がどんな感じだったのかはもはやはっきりしない。前回、アリシアが仮面をつけている理由は、たとえばマエルと同じ顔だからとか? と書いたものだが、そういうわけでもなさそう? 前のカットシーンではアリシアがマエルのことを「同志」と呼んでたっけ。

最初に貼った画像を見ると、アリシアとマエルは身長がちょっと違うんだよな。だからひとまず別人ってことでいいのかな。でもあの構図は、ふたりが対になる存在であることは示唆するものだよね? どういう関係なんだろ。

アリシアはマエルをお屋敷の中に誘ったが、その先を見ることはできなかった。うーーーん消化不良!!!

それで? アリシアというのが「彼女」なのか?? すべての芸術を鑑賞できないことを悲しんでいた「彼女」? それでネヴロンを描いた「彼女」? 「彼女」=ペイントレスかどうかもまだ決定していないけども。

ここでは当たり前のようにネヴロンを描いた=ネヴロンを誕生させたという意味で言っているけど、それも不思議な話だよな。「彼女」はピクトマンサーだった……?

白黒でよくわからないけど、アリシアの服って遠征隊の制服?? いやなんか違うか?

 

気まずいキャンプ

ここからどうなったのかと思ったが、いきなりキャンプに移動していた。ノコ以外はどうにか生還できたか。

心臓が消えたの!!??!?!

いや待て。本当に消えたかどうか、見てみないとわからんやないか。それがどういう形状のものなのかちゃんと説明しろ。全員で確認させてくれ。

それ以前に、どうしてペイントレスの心臓だけが旧ルミエールにあるのか説明しろ。話はそれからだろ。I am your father の件(そんなこと誰も言ってない)は大目に見るから、せめてペイントレスの心臓については包み隠さず情報共有しろ。

ルネもそうだそうだと言っています

はー……。そういえば以前ヴェルヴェルが、現ルミエールの結界を作ったのは自分と父親だ的なことを言っていたような。となると、ルノワールもヴェルヴェルと一緒に一度ルミエールに帰ったということになるし、その時点では人類に協力的だったことになる。

ヴェルヴェルが遠征隊とかかわらなくなったのは彼らに裏切られたからだという話だったけど、ルノワールの方にはどんな理由があるんだろう。単に不死性を保つため? 一度ルミエールに帰った後に、何らかの事情の変化があったからこそ現在の敵対があると思うんだけどな。それがアリシア絡みってことかな。

 

さて、心臓奪取作戦がよくわからないままに失敗に終わったものだから、もう打つ手なしじゃないのと思っていたわけだが、プランBが一応あったらしい。ヴェルヴェル的にはプランBではなかったようだが。

アクソンとかいうのを倒して、キュレーターに武器を作ってもらって、それでペイントレスの結界を貫くという話になった。おいおいキュレーターくんは何者なんだよ。というかなんであいつは「屋敷」からずっとパーティについてきてんだよ。キャンプであいつを見るたびに漏らしそうになるんだが?

キュレーターくんは崩壊前の「屋敷」の関係者だったとかかなあ。で、マエルも崩壊前の「屋敷」の関係者かそれに類するもので、それが理由でキュレーターくんは彼女についてくることになったとか?

ヴェルヴェルも、あんなのがキャンプにいたらびびり散らかすと思うのだが、普通に受け入れてるんだよな。もともとお知り合いで、だからこそ彼(?)がアクソンから武器を作れると知ってたってこと?

何が何だかわからないままだが、とにかく3体のアクソンのうち2体を倒せばいいってことね? 急に話がわかりやすくなったぜ。以前のヴェルヴェルはアクソンを何度やっても倒せなかったそうだが、今のパーティならいけるだろうか。

 

マエルがルミエールに来たのは3歳くらいらしい。それは……さすがに、それ以前のことはほとんど覚えてないだろうな。で、家を転々とした末に彼女が引き取られたのが、ギュスターヴのところだったわけか。

うーん、この記憶もどこまで信用してよいものか。

絵の具セット???????? また意味深な台詞を増やしやがって。

ヴェルヴェルよ、もう洗いざらいしゃべってくれや。アリシアとマエルとペイントレスの関係はどうなってるの???

これはわたしも気になってたやつ!! ルノワールとヴェルヴェルに似たような傷痕があるなって。

互いにつけ合った傷だったのね。そしてふたりとも、傷の完治はできるけど、あえて残している。エモいじゃないの。

どうやらそういう話だったらしい。

つまりアリシアルノワールは親子だったわけか。たしかにルノワールは「家族」の心配をしているようだ。

「以前」は何があったんだろう。ヴェルヴェルとルノワールの親子喧嘩のときってこと?

前回記事で、ヴェルソが久しぶりに遠征隊に同行する選択をしたのはマエルがいたから? と書いたものだが、やはりそこになるのかなあ。マエルとアリシアの関係が鍵っぽいけど、早く語ってくれないかなあ。みんなもっとヴェルヴェルにつっこむべきだと思う。

ACT 2 に入ってから、マエルが夢をみなくなったのが気になっている。「屋敷」で見たのは夢ではなくアリシアが見せたものっぽいし。いや、今までの「夢」もアリシアが見せてきた可能性もあるか。

はーー謎ばかりが増えて、雲をつかむようだ。

しかし現状の目標はわかりやすい。アクソンが何かはわからないが、とにかくそれを倒せばいいわけだ。とにかく探してみよう。

 

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