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「都市伝説解体センター」を解体する クリア後ネタバレ感想

「都市伝説解体センター」、すべて解体! 楽しかったなー!

クリア後にやっとほかの人の感想を見ることができた。

そして気づいた。この「都市伝説解体センター」というゲームそのものが、現在進行形で「都市伝説」を生みだし続けていることに。特にSNSでは、発売から半年以上がたった現在も念入りにネタバレに配慮する人が多い。初見プレイの楽しみを奪わないよう、多くの人が「面白かった」「しかしみんなに見える場所では何も言えない」といった反応をしている。

それによって「面白いけどネタバレが致命的なストーリーのゲームがあるらしい」という「噂」がじんわりと広がっていく。かく言うわたしもそうした「噂」を見て、このゲームを手に取った。

この「都市伝説」再生産システムとでもいうべき構図が、この作品の最も面白い部分ではないだろうか。

実はわたしが目撃したこのゲームにまつわる「都市伝説」はもうひとつの方がもっと面白いのだが、それはがっつりネタバレにかかわるので後回し。

わたしはこのストーリーをとても楽しんだが、だからこそメインキャラクターをどう解釈するかという部分で大いに悩んだ。この作品の最大の謎は、都市伝説でも各章の事件でもなく、あの人の行動をどう解釈するかという部分だ。

いくつかの感想を見てみたが、かなりいろいろな解釈があって面白い。こんなにもプレイヤーごとに解釈が分かれる作品は珍しい。

作品の感想は、いずれも自己紹介である。その人が過去にどんな経験をして、どんな作品に触れてきたかによって、同じ作品に触れても感想は変わる。さまざまな解釈が可能な作品、そしてさまざまな人が解釈を発信したくなる作品は、きっと力があるということなのだろう。

他者の感想を読むのは楽しいが、わたしにはわたしの解釈がある。この作品のメッセージのひとつに「他人の見解を鵜呑みにしない。見聞きしたことにもとづいて自分で考える」みたいなものもあるだろうし、わたしはわたしで解釈を書いてみよう。わたしを納得させられるのはわたしだけ、である。

では以下、何もかもネタバレした感想いってみよう! 先人プレイヤーに敬意を表して、ここは念入りにネタバレへの注意喚起をしておこう。

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こんなのが用意されてたのか

 

 

何度目だろうな、推しが存在しないことが判明するのは

もう慣れてるんでね、ハハ……

わりぃ、やっぱつれぇわ(寝込む絵文字)。

 

ファンアートという都市伝説再生産システム

気を取り直してこの話から。

要はファンがネタバレにしっかり配慮しているという話でもあるのだが、「都市伝説解体センター」のファンアートって、その気にならなくても結構目に入ってくる。特にプレイ日記を書き始めたあとはやたら「おすすめ」されるようになって、なるべく目に入れないように気をつけていた。気をつけてはいたが、入るものは入る。

それがことごとく、平和な感じなのだ。あざみとジャスミン、あざみと廻屋さんを描いたものが多いのかな。クリア後の今となっては、こんな絵の場面は存在しなかったとわかる(特にあざみと廻屋さん)。

しかしゲームをクリアした人々は、「口に出しても存在しない」場面を描き続ける。まさに都市伝説再生産システムとしか言いようがない。何しろ公式もやっている。

どうしてこうならなかった(寝込む絵文字)。

とにかく、作品のテーマが現実へと拡張していく様子をリアルタイムで見られるのは興味深い。同時代ならではの味わいだ。

 

謎解きの易しさ

前回記事でも書いたとおり、このゲームはヒントらしきものが大量にばらまかれていて、それが非常にすみやかに発見されて、しかもそれがスムーズにつながるようになっている。謎解きに何ひとつ苦労がない。そういう意味で、いわゆる「ゲーム性」は低いと言える。

しかし、提示された情報をつなげたときに必ず余るものが出るのも特徴だ。ヒントが足りないのではなく余る。これが話の続きを見る原動力のひとつになったのは間違いない。しかしそれが「残った謎」なのかそれとも「本物の怪異」なのか、あるいは単なるノイズなのか。流すべき情報なのかそうでないのか、最終盤までわからなかった。結局ほぼ回収してくれたので概ね満足できた。

しかも、この非常にすみやかに発見されてスムーズにつながるヒントすべてが、オチへのミスリードとして機能している。あらゆる手がかりが廻屋さん=SAMEZIMA管理人だと指し示していて、あざみまでイコールでつながることへの目くらましになっている。わたしは如月努の研究室に行くまであざみの正体に気づかなかった。

あざみの私生活がまったく出てこなかったり、過去の記憶がなかったりするのを見て、あざみの実在そのものを疑ったりはしたが、実在しないのは廻屋さんの方だったか。

SNSでの「如月努には兄弟がいた」という書き込みと、6章で廻屋さんを操作できるパートは、ミステリィとしてはアンフェアかなと思ったりもする。

まあSNSなんて「信頼できない語り手」そのものなのだから、信頼するなって話なんだけど。でもこの手の明らかに間違った情報を知ったかで投稿したら、ぶったたかれまくって四方八方から訂正が入るのがSNSじゃん?

歩がネット上の噂に干渉して「兄弟がいた」ことにしたのかなあ。こういう件で実害にあいやすいのって女性の方だもんね。

あとは、これだけすみやかにヒントが集まってスムーズに謎解きできるゲームの中の、最大の謎については非常に難易度が高い。ヒントはやたら多い。そのヒントをどう取捨選択するかによって、答えは変わってくる。

最大の謎とはすなわち、如月歩のキャラクターである。

 

如月歩の目的は何か

如月歩は結局何を目的としていたのか。エンディングでジャスミンも言っていたように、一連の事件はあまりにも回りくどい。

富入はこのような解釈をしていて、それはたしかに真相の一部ではあるのだろうけど、それがすべてとは思えない。

如月歩の表面的な目的は四つだ。

①如月努の無実を証明する

天誅事件の真犯人を世間に公開する

③警察に意趣返しする

④大衆すべてに復讐する

これらはすべて作中で一定程度の成功を収めたと言っていいだろう。

 

①如月努の無実の証明

天誅事件の真犯人の公開

この場合は①が達成された時点で自動的に②も達成されるので、①と②はほぼ連動というか、イコールの関係と言っていい。

単に如月努の無実を証明し、5Sの犯行を暴くだけなら、黒沢のHDDを盗んできてデータを公開すればいいのだから、ジマーさえいれば事足りる。SAMEZIMAのサイトは必要だが、都市伝説解体センターもあざみの存在も不要である。

余談だが、ファイブ・ソサエティってSociety 5.0からとった名前なのかな。意識高い系の大学生がつけそうな感じではある。犬神大学は名門大学のようだが、わたしは1章を見ながら慶應かなと勝手に想像した。犬養毅慶應OB)からの連想でそう思ったのかもしれない。

さらに余談。SAMEJIMAという誤字を何度か見たが、SAMEZIMAが正しいよね。文字列の中にAZAMIが入っているのがポイントだったのだろうから。AZAMISME(Azami is Me)のアナグラムかな?

 

③警察への意趣返し

警察のポンコツっぷりは、一連の事件でだいぶ明らかになったのではないか。如月努が真犯人にたどり着いていたにもかかわらず、捜査を打ち切ったこともある程度は明るみに出たはずだ。

しかし如月歩としては、ポンコツっぷりだけでなく、非解決事件の存在も明らかにしたかったはず。

一連の事件の計画前に、如月歩がクローゼットの存在についてどの程度知っていたのかはわからない。しかし何らかの理由で警察が捜査を打ち切り、「非解決」とするケースがあるということは十分に知っていた。そして、その資料がオンライン上には存在しないことも。

クローゼットの実在を確認してその中に入ることも、一連の事件の目的のひとつだったのではないか。その場合、都市伝説解体センターの存在意義が浮上する。つまりあえて公安の目にとまるようなことをして、逆に公安と信頼関係を築くための罠としての意義である。緊急事態が発生したときに(何しろ「緊急事態が発生する」ことは予定済みである)自分を頼ってクローゼットに招いてくれるような関係性を、公安内の誰かと築けていればよいわけだ。

ただあざみの存在が必要かと言われると、微妙である。千里眼キャラの廻屋さんがいれば十分なのではないか。あざみはたしかに人懐こくて相手の警戒心を解くキャラだが、ジマーの懐柔っぷりを見るに、廻屋さん(というか歩)も人心掌握術に相当長けている。潜入捜査中のジャスミンの警戒を解くくらいには(これについてはさすがにジャスミンがわたしの想定以上にポンコツだったわけだが)。

如月歩は、できることならクローゼットの中身まで公開したかったはず。しかしクローゼットの中身はすべて紙媒体だったため、不可能だった。エンディングから察するに、天誅事件は解決したものの、クローゼットの存在は公開されなかったようだ。グレートリセット事件もクローゼット行きだと言われていたから、普通に存続しているみたいだ。

もしかすると、あざみがクローゼットに入った際に歩が何かを仕込んでいて、さらに時間をかけてクローゼット公開を実現させるつもりなのかもしれない。

 

④大衆すべてに復讐する

グレートリセットの本懐はここにあった。如月歩は愚かな大衆に報いを受けさせたい。無知であることの報いを。他者に向けた攻撃性の報いを。欺瞞の報いを。瞞着の報いを。

ただ、如月歩は大衆すべてを嫌ったり憎んだりしているわけではないのかなという印象がある。蔑んではいると思う。自分と同格の存在とは思っていないというか。嫌悪や憎しみという感情は、基本的に自分と同格の相手にしか抱かないものでしょ。

だから「この程度」なのではないかな。

たぶんナターシャサインが本気で火を噴けば、国内のインフラを壊滅させるくらいいけるっしょ。個人情報がだだ漏れになって、しかしすぐに日常を取り戻すくらいの規模ですんだのは、大衆への関心が「この程度」だからでは。

ネット上で愚かな言動を繰り返していた人には、強烈な報いがあった。カメラロールに食べ物の写真くらいしかなく、SNSもろくに活用していなかった人には、大して影響はなかっただろう。だから、概ね「行為」と「報い」のバランスがとれる感じにはなってたんじゃないかな。

ただしクレジットカード情報、てめーはダメだ。SNSでの言動と関係なく実害がある。

犠牲者を出してしまったテロ行為については、ジマーの暴走なのではないかと思っている。如月歩にとって大使館襲撃とか心底どうでもいいのではないか。世の中に不安の種を撒き、GRの信奉者を増やせれば何でもよかったのでは。

廻屋さん自身はこう言ってるんだけどね。だから「大使館襲撃まで」は「管理人」が指示してやらせたのではないかと思っている。「特定の誰かを始末しろ」みたいな指示ではなかったってこと。

如月歩の暴力性って、「奥歯を全部抜く」「床板を落とす」くらいまでというところで一貫してるんじゃないかなというのがわたしの印象だ。無関係な人を意図して殺すくらいなら、先に5Sの連中を始末するでしょ。

で、大衆への復讐という目的のために都市伝説解体センターが必要だったかと言われると、これも微妙である。世間のオカルトブームに火をつけるのに一役買うくらいのことはやっていたかもしれないが。

あざみの存在はさらに不要である。というかむしろ、あざみはGRを止めようとしていた。彼女の存在は、この目的に明確に反している。

 

……という感じで、一連の事件の表面的な目的を検討すると、基本的にあざみの存在は不要であり、都市伝説解体センターの必要性もかなり微妙である。

でも、如月歩にはどちらも必要だったはずだ。なぜか。

 

福来あざみは如月歩のセラピーのために必要だった

わたしの暫定的結論はこれだ。これをわたし以外の人に理解してもらえるように説明できるかあまり自信がないのだが、とにかくやってみよう。

如月歩は、不本意な形で兄を失った。それまでの彼女は、すでにスーパーハカーとして活躍しており、万能感を抱いていたはず。「兄を救うことができなかった」という事実は、歩にとって初めての挫折だった。抱いた無力感は計り知れない。

彼女は自分で自分を癒さなければならない。もう頼れる兄はいないのだから。

自己防衛機能から、あざみという無垢な別人格が生まれた。あざみは「憎しみや絶望の外にいる 本当に優しい人間」である。彼女はネット上の悪意を知らない。兄を失った絶望も知らない。人の痛みに共感できる。またスーパーハカーとしての万能感も持たない。しかしギフテッドとしての才は共有できる。

人の悪意を知り、絶望を知り、あとスーパーハカーをやっていた歩は、何をどうしてもあざみにはなれない。「戻れない」と言ってもいい。

歩では、兄を救えなかった。歩の才は、兄を救わなかった。都市伝説も人の噂も、兄を救わなかった。それどころか、かえって兄を追い詰めた。そのことを、かつての歩は気づいてすらいなかった。歩は兄の理解者にはなれなかった。万能感は裏返り、圧倒的な無力感へと変わる。

歩は兄に対する自分の言動を後悔したはずだ。やりなおせるものならやりなおしたいと。

やりなおしたいなら、やりなおせばいい

自分が「兄」を再現し、あざみに「かつての歩」を再現させる。

歩は、「兄の望んだ私の『理想』」とかだろうか。かつての歩はうまくできなかった。しかし理想の妹像として生まれたあざみなら、うまくできるのではないか。

あざみなら、「兄」を癒せるのではないか。あざみなら、「兄」を理解できるのではないか。あざみなら、「兄」を生かせるのではないか。

だから歩は「兄」を模した「廻屋渉」を演じた(「廻屋渉」も別人格という説もアリだとは思うが、わたしは歩が渉を演じていた方が好み。「廻屋渉は存在しない」方が物語がスッキリしていて好きだ)。

これは、数学の才能に溢れたギフテッドによるシミュレーションだ

試行回数1回きりで成功したシミュレーション。なぜなら歩は天才だから。

※これ以前に何回か失敗して、そのたびにあざみの記憶をリセットして(そんなことができるかは知らん)(まああざみの存在自体がだいぶファンタジーに近いし)、ここまで規模を大きくしてようやく成功した可能性もなきにしもあらず。

 

都市伝説解体センターはあざみに都市伝説を投与するために必要だった

あざみが「如月努の理想の妹」であるならば、必要なものがある。都市伝説の知識である。しかしあざみは都市伝説の経験値ゼロで生まれてきてしまった。

「兄」を救うために、オカルトの話は役に立たなかった。しかし「兄」を救うために、オカルトが不要だとはどうしても思えなかった。鍵はオカルトにあると、歩はわかっていたはず。眼鏡をかけたときに視える痕跡のように、結論が先に視える発想力で。

だから、歩はあざみに都市伝説を投与した。強引にフィールドワークに連れ出した。ひょっとしたらセンターの調査は、如月努のフィールドワークの手法に近かったのかもしれない。歩も努に連れられてフィールドワークを見ていたのかもしれない。あざみと廻屋さんの脳内会話は、実際に歩と努の会話に近かったのかもしれない。

あざみは噂が都市伝説になっていく過程を観察した。都市伝説の背後に、低俗な悪意があるのを観察した。SNSで悪意が増幅するのも観察した。それを止めようとしても止められないことも観察した。

それから、都市伝説の解体も観察した。一見しただけでは理解できないふしぎな現象が、解体されて理解可能な形に整理されるのを観察した。人の心がどう動き得るのかを観察した。

自らがSNSの無根拠で無責任な悪意に晒される経験もした。悪意に晒されるだけではなく、実際に襲撃までされた(如月歩にも当時これに近いことがあり、努が耐えられなくなった直接のきっかけはそれではないかと思っている)。

全部、「兄」を理解するのに必要だったから。「兄」がどんな悪意に晒されたのか理解するのに必要だったから。「兄」がどんな絶望にあったのか理解するのに必要だったから。

あざみが「兄」の理解者になることが、歩にとってのセラピーである。

「できなかった」ことが「できた」になれば、もう無力感を抱く必要はないのだから

「兄を失ったこと」と「自分にもできないことがあったこと」のどっちがよりショックだったかについては解釈が分かれそうだけど、個人的には後者だったら感性のぶっちぎり方が好みだな。

 

最終目標は努の最期の希望をかなえること

あざみは「兄」の理解者になることで、「理想の妹」として完成した。これで目的をすべて達成したなら、この時点で終了したってよかったはず。

しかしカウントダウンは止まらない。グレートリセットは起こる。なぜか。

やってみたかったから、かなあ。

このグレートリセット事件もクローゼット行きになることは、歩には事前にほぼ予想できていただろう。そうすればほかの非解決事件と同様に、この事件もいずれ都市伝説のひとつになっていくということも予想できただろう。

歩は特級の都市伝説の発信源になってみたかったんじゃないかな。コトリバコやきさらぎ駅と並んでグレートリセットが語られるようになったら面白いな、みたいに思ったんじゃないかな。

そして、この事件もまた「兄妹」の楽しい都市伝説談義の話題のひとつとなる

歩は、努が最期に書き残したこの希望をかなえたかったのではないか。

グレートリセット」は起こった。兄を理解できず失ってしまった妹はリセットされ、「理想の妹」を創りだし、自分は「理想の兄」となった。

ようやく「笑って話せる時」が来たのだ。「噂を追ってオカルトの話を」することができるようになったのだ。しかもその中には、自分が生み出した都市伝説まである。話は尽きないだろう。

そう、如月努は元に戻りたかった。

だから如月歩はあざみを生みだし、都市伝説解体センターを創設し、「兄と妹の関係」を修復した。また楽しい時間を過ごせるように。失敗を埋め合わせるように。

歩にとって何よりもほしかったのは、兄と再び噂を追ってオカルトの話ができる時間。だから外国に高跳びしてまで、都市伝説解体センターを続けている。センターがあれば、噂はいくらでも入ってきてそれを追うこともできる。センターというよりはダンジョンだったが

そういうわけで、理想の妹は今も理想の妹で、「兄」と楽しく会話を続けている。

うん! ハッピーエンドだな!!(棒)

あざみはグレートリセットが起こることに反対していたのに大丈夫なのかという気もするが、下位人格であるあざみの認知は上位人格によってどうとでもできるんじゃないのかな(雑)(まあやっぱりあざみの存在自体がだいぶファンタジーだと思っているので)。

ちなみにジャスミンが訪れたときの「あざみ」は、歩が演じていても面白いなと思っている。ジャスミン(というか公安)は、歩にとって非解決事件を存続させている、明確に忌むべき存在だ。どんな挑発をしてもふしぎではない。

如月努を絶望させた大衆の悪意を裁けなかったのと同じように、何も知らない無垢なあざみも裁けない。仮に法律上の手続きとしてあざみを裁いたとしても、何の意味もない。何もできない無力感だけを抱えて絶望しろ。

歩からジャスミン(というか警察全体)への感情はそんな感じかな。

 

努の遺したこのメモが、意味がありそうななさそうなどっちともとれそう感で好き。

ひょっとしたら歩はこのメモから、「もう一体」を使ったセラピーを思いついたのかもね。

 

というわけで、ぼくのかんがえたさいきょうの如月歩解釈は以上。

わたしは天才でも何でもないが、「天才」ならこんなふうに発想するかなあ、ということで、自分を納得させる如月歩像を描いてみた。

最後にこんな楽しい謎解きが用意されているなんて、楽しいゲームを遊んだものである。

このゲームならわたしの怪文書も都市伝説を賑やかす一員になれそうでイイね!

わたしにとってはこんなふうに物語を再構築して意味づけすることがセラピーだからさ……(改めて寝込む絵文字)

 

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