
大変なことになった。
いやたしかに大変なことにはなったけどいいこともあって、しかしこのゲームはこの先どうなっちゃうんだということになった。わたしはまだ序盤だと思ってたんだけど!? 本当にこの先どうなっちゃうの!??
続きが気になりすぎるので、今日は前置きも早々にネタバレ感想。全部のクエストの2章をクリアし、権力クエストの3章を終わらせたところまで。
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前回までのあらすじ
1章を全部クリアし、各クエスト登場人物の顔見せが終わった。村に牧場ができた。
名声クエスト第2章 悲劇の題材

一応、順を追って書いていこう。
まず前回の予告どおり、2章は名声クエストからスタートした。ヴィランズの中ではアーギュストがいちばん気になる存在である。
2章、マジで最高だったな!!! 本当にいいヴィランだよ、こいつは。「手記」の書きっぷりが一人称視点なのに俯瞰的で、ああ作家先生だなあと思ったりした。庭にどれくらい死体が埋まってるんだろうな。ゲーム内描写だと一日一殺以上のペースなので、だいぶヤバいことになってないか。そろそろシアトポリスの人口に影響が出るレベル。

ミハエルが登場した瞬間から「あー残念ながらこの子とはすぐにさようならですわ」と思ったのだが、それどころの話ではなかった。いやいやすごいね、さすが作家先生。悲劇クリエイターにして強力なマニピュレイター。

アーギュストが毒を飲んだのを見て、一瞬「何やってんだこいつ、さっさとミハエルを助けて帰ろうぜ」と思ったのだが、すぐにそんな展開になるわけがないと悟ってものすごく笑顔になってしまった。もうこのシーンをやりながらずっと満面の笑みだった(Switchの携帯モードでやっていたので自分の笑顔が画面に映るのがノイズである)。やっぱりヴィランはこうでなくちゃ。
フランセスカに時々優しくしていたのも、彼女を操るためだよね。フランセスカが自分に恐怖を抱き、離れたい気持ちを持っているのも理解した上で、自分への執着や愛着、憧れも植え付けて、彼女の気持ちが揺れ動くのを見て、あるいは想像して愉しんでいたわけだ。『幽遊白書』の躯と痴皇の関係を思い出しちゃった。
フランセスカの気持ちも非常によくわかる。「天才に認められる」って、自分のすべてと引き換えにできるくらい魅力的なことだ。ほかのすべてが色あせて見えるくらいに。
だから、彼女を単に愚かな人間だと笑うことはできない。アーギュストの天才性を理解できるくらいには彼女にも才能があり、芸術に身を捧げてきたからこその言動だ。

しかしアーギュストはそんな彼女を見て「壊れてしまった」「君は刺激的な最高のパートナーだった」と過去形で語っている。もう過去の存在になってしまったのか。アーギュスト的な価値観ならこの状態が「正常」であり、別に壊れてないと思うんだけど。
ミハエルはひたすらかわいそうである。この一件の記憶が残っても残らなくてもかわいそうだ。せめてシュワルツの知り合いがいい人であってほしい。

フランセスカが最期に子どもに遺した言葉も最高である。たまらん。いわゆる母性信仰というやつに中指を立てる描写は大好きだ。
しかしわたしはフランセスカとアーギュストの関係が悲劇に至るのは予想していたものの、もう何章かかけてそれをねっとり描写するのかと思っていた。意外とあっさり退場してしまったな。
富クエスト第2章 白日の花

さて場所が変わって富クエストに戻ってきた。
第1章を見たわたしは、バルジェロファミリーとドン・タヴィアーニが組んでヘルミニアと対立する群像劇的なものを想像したのだが、このマフィアのドンはとんだ出オチ要員だったことが判明した。おおドンよ、しんでしまうとはなさけない!
まだ2章なのに「あの魔女を葬る」とか最終目標となるはずのことを口にした時点で、いや無理だろとは思っていたが、こんなにあっさり死んでしまうとはね。

ヘルミニアの過去も早々に明かされた。ものすごい復讐劇である。このエピソード1つで2時間の映画になるでしょ。逆にこんな話をドット絵でやるのが新鮮すぎる。すごい時代である。
要は、ヘルミニアにとって富の収集自体が復讐なんだよな。姉たちにはできなかったことをやってみせて、姉たちの死体に富を見せ続けることが復讐になってたんだ。
たぶんソニアもそれに近いメンタリティだったのではないか。貧しかった過去の暮らし、それを形成した家族や共同体へのあてつけとして、彼女はヘルミニアに買われる道を選んだ。

そんな彼女に「富より価値あるもの」のことを言っても、通じないのは仕方ない。彼女やヘルミニアの過去を思えば、富とは人間としての尊厳そのものだったのだろうから。富がなければ人として尊重してもらえない世界なら(ここまでの描写でそれは十分伝わっている)、富より価値あるものなんて「どこにあるのよ」と言われるのも当然だ。
でも、それならこの話はどこに着地するんだろう。バルジェロは「富より価値あるもの」を示すことができるんだろうか。
権力クエスト第2章 沫雪の夢
最後に再訪したエンバーグロウ。
リンユウを失ってタイタスに抵抗することを決めたヴェルノートは、聖火教会にタイタスを告発しようとした。教会側はタイタスの横暴を知っていてあえてそのままにしているのかとも思ったが、意外にもその手紙はすんなり受け入れられた。握り潰されるだろうと思ってたのに!
それならこのあとどうなるんだと思っていたら、まさかの駐屯地襲撃である。直球すぎる!!! 謀略とかじゃないんかい!

まあ例の薬のおためしの意味もあったのだろう。
第1章でヴェルノートのもとを離れたリンユウだが、なんと緋翼に買われていた。なんで???? それだけはダメでしょ。ヴェルノートは緋翼の親玉にリンユウの命を握られているせいで言いなりになっていたのに、なんで自分から緋翼のもとにいっちゃうかな。案の定、あっさり殺されかかるし。
障害のある人をあまりにも聖母的に描くのは好きじゃないし、現代的ではない気もする。障害のある人に清らかであってほしいという思想は、それはそれで偏見だから。

ヴェルノートがリンユウと「逃げる」という決断をしたのはいいんだけど、それが本当に可能ならもっと早くそうするべきだし、無理だからこそずっとタイタスに従っていたのでは??
これに対してユルゲンが「俺や、俺の家族は!?」と言うのも無理はない。ユルゲンはヴェルノートに、自分がタイタスに従う理由を共有していたのだろうし。ここでユルゲンがヴェルノートを逃がせば、ユルゲンがタイタスに始末されるのは目に見えているし。

これもまあ、そうだろうなと思う。実際に、ヴェルノートはリンユウを人質にとられて、たくさんの犠牲者を出す薬の開発をしていたわけで。だから「これが罰だよ! お前の『罪』の!」と言われても「そうね」としか言えなかった。
そういうわけでリンユウは崖下に落ちていったのだが、その後のヴェルノートを見てぞっとした。

なんかおかしくなっとる!!
これはちょっと放っておけないということで、そのまま第3章に突入することにした。
第3章 雷剣将タイタス
ヴェルノートが心配で第3章を始めたものの、タイトルを見て「えっっっっっっ!!?!?!!?」と驚いた。雷剣将!!?!?! 待って待って待って、雷剣将ってこの世界の「剣士」の神様だったよね? シリーズ旧作だと、「雷剣将ブランド」という名前だった。
どういうこと?? と思ったけど、タイタスが雷剣将の指輪を持ってたってことね? タイタスも指輪に「選ばれた」ってこと??

指輪の力でこんな変身ができちゃうの!? これはヴェルノートの作った薬の効果ではなくて、指輪パワーでの変身ということでいいの? えっ、コハクくんもいずれ変身する!?
(「この姿ではもうもたんか」「真なる力を……」と言って変身したから、自分の意思で指輪パワーを解放して変身したということだと思う)

指輪もらっちゃった!! しかも必殺技を習得しちゃった! 今作ってこうなの!? 変身したくないんだが!!? ていうかエンディングカードが出ちゃったんだけど!? 権力クエストはこれでおしまい!? まだ序盤だと思ってたんだけど!!?!
これ、どういうこと?? もしかしてヴィランズ3人を倒して終わりの話ではなくて、これからまだまだヴィランズが登場して、8つの指輪を集める話になるの? そういう OCTOPATH なの? コハクくんは聖火神エルフリックの指輪を持っているから、残りの7つ分のヴィランズがいるってこと?
エルフリックの指輪に選ばれたってことは、もしかしてコハクくんは神官を選ぶべきだったのか。それでここまで神官キャラが仲間にいないのか?? いやいざというときはコハクくんが指輪パワーで回復できるから、すでにいちばん強力なヒーラーとして活躍しているけど。
それから過去作だと主人公たちの名前の頭文字が OCTOPATH になっていた(2ではヴィランズの頭文字も同様に)ものだが、もしかして今作はヴィランズの頭文字が OCTOPATH になってる?? タイタスがTで、ヘルミニアがHで、アーギュストがAなら今のところあてはまりそう。コハクくんもこの法則にあてはめて名づけるべきだったか。でもどの文字が余るかわかんないしな。
あとタイタスの指輪が剣士なのはわかるんだけど、ほかふたりは何の指輪を持ってるんだろう。ヘルミニアは扇を持っていたから踊り子か? アーギュストは何だ??? 薬を盛ってたから薬師????
この流れだと、ヴィアトルを仲間にしたときに見せてもらった「鍵」は、やはり指輪とは別物だったのかな。

ホルンブルグは南方からの侵攻で滅んだのかと思っていたが、まだあったらしい。そういえば1のオルベリクが現役騎士の時に滅んだんだった。記憶が曖昧すぎる。
ちょっと動揺が大きい。ほんと、このあとどうなっちゃうんだ。初登場時のタイタスはすんごい強キャラ感があったから、レベル40をこえたくらいで対決するのだろうと思っていたのに! いや変身版タイタスはめちゃくちゃ強くて、適正レベルを超えていてもきつかったけど(防具が紙なせいもある)。

雷剣将の件があまりに衝撃だったのでその前に起こったことがみんな飛んでしまったが、一応スクショを見ながら振り返ろう。
ユルゲンは結局母親を殺されてしまった。そしてタイタスを刺し、自分をも刺して死んでしまう。

ユルゲン……いいキャラだったのに……。リンユウには「優しさのある声」とか言われていたせいで声優さんのハードルが爆上がりしていたが、実際すごくよかったと思う。ゲス野郎ではあるんだけど、ずっとどこか迷いを抱えているような話し方で。

リンユウを失ったと思い込んだヴェルノートは、大勢の緋翼と聖職者を道連れにして、タイタスを葬ることに成功した。が、最後は自分もタイタスに斬られてしまう。彼は自分が「罪人」だという意識を持っていたから、どの道ユルゲンのように命を絶っていた気もする。
不死身のリンユウだけが残されてしまった。あんなに乱立しまくった死亡フラグをすべてかいくぐって生存するなんて(驚愕)。結局、彼女はエンバーグロウの教会に残ったのかな。最初から緋翼に身売りしたりせずに、出家して修道院にでも入ればよかったのに。というか、こういう人こそウィッシュベールに勧誘すべきなのに。

この雪山に住む純朴そうな狩人も勧誘したかったけど、再会できないかな。

このエンディングはなんともやるせない。タイタスは結局「英雄」として死んだのか。
大聖堂の中でタイタスに拘束されていた聖職者たちがみんな死んだなら、タイタスのしたことを証言できる人もいないのか。
権力クエストをクリアし、コハクくんは父の仇を討ったわけだが、タイタスから「権力を奪う」ことにはならなかった。そしてコハクくんが権力を手にしたわけでもない。コハクくんが「復讐」を果たしたことを喜ぶ描写も今のところない。
この話、本当にどこに向かってるんだろう? やっぱり指輪集めがメインになるのか? コハクくんはそれに納得するのか?
この先に別の指輪の持ち主も出てくるのかもしれないけど、その人たちとコハクくんが対立する理由はあるんだろうか?
まだ何が何だかわからない。富と名声の3章もやってみなくては。もしその2つも3章で終わったら、次はどうすればいいんだ。疑問が多すぎるが、とにかく先を見てこよう。
【251208追記】
本日の新加入 デリティア
書くの忘れてた!!
権力クエスト2章クリア後に狩人が加わって、ついに8人パーティになった!

デバッファーってことかな? まだ装備が足りなくて紙装甲なので後衛に置いている。狩人はすでにフェンがいるのに、もう二人目か。一応フェンはタンクもできて、デリティアがデバッファーということなら役割分担はできるのか。
デリティアは行方不明の兄を探しているらしい。やはり仲間たちにも個別にストーリーがあって、サブクエストみたいな形で彼らの人生にかかわれるのかな。しかしデリティアの兄は次期族長で、誰よりも勇敢で誠実で人望もあったというのに失踪してしまうとは。何か犯罪に巻き込まれたか、事故で亡くなったとかじゃないか。
まあまあ緊急性が高そうな状況の割に、デリティアはパーティ加入後、辛いお茶を飲まされたり木に服を引っかけて破ったりしている。ヴィアトルがお裁縫得意でよかったね。タンク2名が料理と裁縫担当って、なんかいいな。

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