
アカン……
自分、寝込みいいっすか?
ここまで艱難辛苦を乗り越えて旅を続けて、もうさすがに終盤だろうと思ってた。
そしたらこの展開……どうしよう? どうすればいい? とりあえず寝込もう、そうしよう。幸い年末で仕事も納まってる。ゆっくりのたうちまわっていってね! という公式の配慮かもしれない。お前らの年末年始をずたずたにしてやるぜ! という作り手の意思を感じる。12月初頭に発売してこれだけのボリュームなら、ちょうど年末年始にこのへんまで到達するプレイヤーは少なからずいるでしょ? これはスクエニの陰謀だ!
(書いてて気づいたけど、わたしより速いペースのプレイヤーであれば、ちょうどクリスマスを台無しにされていそうだ)
しかしこの話、本当に1の世界に接続できる? もうとても前日譚とは言えないレベルでめちゃくちゃじゃない? コハクくんが1の主人公8人と出会うかどうか以外の部分で致命的に歴史が変わってない?
今日は名声3章と終章の1章途中までの感想なのだが、今回も1のネタバレを含まないわけにはいかないので、これからプレイ予定の方はおすっとばしください。それから終章(3度目)に突入していない人も絶対に見ないでください。
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前回までのあらすじ
富の神は死んだ。
権力の神は敗れたが生存した。
名声を授けし者第3章 霊薬公セラフィナ

順番にいこう。まずこの冒頭のシーン、いつのことだったんだろう? これが200年前ってことでいいのか? セラフィナだけでなく、マティアスもシメオンもガルデラの血をもらって長命になってたの? マジで!!?
彼らを長命にしたのはリブラック。目的はガルデラの復活。リブラックはシメオンに指輪も与えている。このときにセラフィナも指輪を与えられたということか。
ということは、シメオンがアーギュストに指輪を与えたの? えっ、最高じゃない!?
シメオンは上質な悲劇を間近に目撃したくて、アーギュストに指輪を与えたってこと? アーギュストなら、指輪に刺激された創作意欲と倫理観の間で葛藤した末に破滅に至るだろうと期待してたってこと? 素晴らしいな。
シメオンには、自分が指輪を使おうという発想はなかったのか。コハクくんが指輪を持っていっちゃったのは構わなかったのかな。彼は今もシアトポリスにいるのだけど、今後メインストーリーのヴィランとして出番があるだろうか。ここにこういう形で登場したということは、出番があると期待してもいいかな。でも0の世界でシメオンを倒してしまったら、1の話が成立しなくなるし……。
それからマティアスも登場したということは、この先さらに出番があるということだろうか。彼はリブラックがセラフィナとシメオンを選んだことを「過ち」だと言っていたが、どういう意味での過ちだと思ってたんだろう。実際、今のところシメオンとセラフィナのしたことはガルデラの復活を実現させていないので、そういう意味では過ちだったかもしれないが。

『辺獄の書』についてもだいぶ明らかになった。今作、前日譚なのにシリーズの何もかもを回収しようとしてない?
セラフィナは『辺獄の書』の著者、学者ザロモンの孫だったようだ。

ん? また「O」の候補者が出てきた? と思ったが、大賢者オージンとはオージン・クロスフォードのことだった。そりゃフィニスの門の封印もできるだろう。で、そのクロスフォード家は、指輪を封印するために探し続けてきたらしい。それでクロスフォード家と聖火守指長は協力関係にあったという。
ここにきて、ボス戦でサザントスくんをパーティに入れる指定が飛んできた。初めてのことだ。サザントスくんは前の章で離脱があったときからパーティを離れていたが、一応訓練所で育てていたのでレベル的にはそこまで差がついていなかった。建ててよかった訓練所。
これは剣と神聖魔法が活躍するボス戦になるのだろうと思い、ほかのパーティメンバーのアビリティにも神聖魔法を増やしてから戦闘に臨んだ。が、1戦目はまったく出番がなく、騙されたかと思ったものである。2戦目では大活躍してくれた。

クロスフォード家は本当に何者なんだよ。どうしてそんな特別な血なんだ。先祖に神でもいるのかと思ったら、聖者グラキアに連なる血族らしい。聖火教の始祖か。2でも光の血筋とやらが出てきたが、似たようなものなのかな。
そしてグラム・クロスフォードに婚外子がいたなんて。マジかよグラム最低だな。お前、妻一筋じゃなかったんか。リンユウの母親は捨てたのか。評価がうなぎ下がりだ。クリスもショックだろう。「聖なる血」を持つ者のやることかよ。
いや、まだネッド・スターク案件だった可能性もなきにしもあらずだからあんまり罵倒するのはやめとくか。

サザントスくん……熱い戦いだったのに……。
セラフィナが言ってた「『正当な血』の流れぬその身ではな……」の意味がすごく気になる。クロスフォード家の血は「聖なる血」で、それとは別に「正当な血」というのもあるのか。守指長職も家系があったりしたのだろうか。聖火神の指輪だけは教会が保管していて聖火守指長が代々継いできたようだったけど、もしかしてこの役職は世襲?
いや、でもサザントスくんの後継者候補がロンドくんだった。サザントスくんとロンドくんが親戚関係でないなら、血筋は関係ないことになる。いったいどういうことなんだ。

リブラックご本人がもう登場したのには驚いた。リブラックが深手を負ったという戦いは、もしかしてグラムと戦ったときの? グラムがリブラックと戦ったのは(というか○○に○ったのは)1の1年以上前のはずなので、0が1の2年前ならありえなくはないのか。

サザントスくんのこの叫び自体は本心だったんだろうなあ。そしてサザントスくん、リブラックからは「偽りの血」と呼ばれている。どういうことなんだよ。意味深すぎる発言の数々に、この場でサザントスくんに説明を求めたかった。けどそれどころではない。


この時点でこれ言ってるのよね……。なんだこれ、2の世界の獣人でも作るつもりか? と思ってた。そしてこれは絶対このあとサザントスくんがフォーカスされるエピソードが来るとも思ってた。
サザントスくんの炎がリブラックのシールド99を全部削り、HP1、SP0の状態から全快してくれたのはすんごい熱かった。これまでの章にもあった勝利確定演出と同様に。なのに……。

サザントスくんとお話していたのはグラム・クロスフォードだった。なるほどなー。クリスがグラムの記憶を消して、旅へと送り出したのか。だから1のグラムは指輪の話は全然しなかったっていう。1のグラムはリンユウのことも一言も話さなかったけど、もしかしてリンユウの記憶も消されてたんだろうか。ひどい話だよ。
で、ここからサザントスくんの過去が明らかになるのかと思ったら、これにてあっさり終了してしまった。しかもサザントスくん、「これからは別の旅路となろう」とか言ってパーティ離脱してしまうし。そんなあ。
でも今までにも何度か離脱したけど戻ってきてくれたし、この先のストーリーで再加入してくれることもあるかなくらいに思っていた。なおあれ以来、ウィッシュベールに移住してくれないキャラにナッツは与えない方針にしたので、ナッツ問題は大丈夫である。

情報量が多い章だった……。ザロモンの手記の中にベオウルフの名前も出てきた。

ベオウルフっていうのはたしかホルンブルグ王国の建国者だったはず。もともとフェリエン王国というところの第二王子だったのか。ベルンシュタイン王国が滅んだ後、そこにできたのがホルンブルグだったってことかな。アトラスダムにもベオウルフの戦史研究してる人がいたよね。
ホルンブルグ王国が滅んだのもフィニスの門絡みだったし、もうあのへんの土地を所有することが死亡フラグみたいなもんだな。
終章 全てを授けし者序章 黒き炎
いろいろ言いたいことはあるが、どこからいくべきか。

フィニスは、この場に集められた人たちのことを長い間見守ってきたと語った。それは「遠くから見守っているよ(気持ちだけ)」みたいなことではなく、実際に千里眼的な力で観察していたということだと思われる。神なんだからそれくらいできるのだろう。
だとしたら、ここまでサザントスくんは神の目をも欺き続けたってこと? 今まで一切怪しい動きをせずに、聖火守指長としてふさわしいことしかせずにきたってこと? リブラックとも本当にあのときが初対面だったってことよね?
そうかあ……。
サザントスくんは初対面のときから「醜いものを見すぎた」的なことを言ってたし、不穏ではあった。代々聖火神の指輪を継ぐという聖火守指長にありながら指輪を継げなかったことも、どう思ってるのか知りたかったけど話してくれなかった。心の清らかさがコハクくん>サザントスくんだったから指輪がコハクくんを選んだのかと思っていたけど、そもそもサザントスくんはふさわしくない心の持ち主だったというのか。
ああーーサザントスくん……結構お気に入りだったのに……。「主人公によって大事な地位が奪われかねない立場にもかかわらず協力してくれる」という珍しいキャラで、その内心が語られるのを楽しみにしてたのに……。「名声を授けし者」でその血に関する不穏な発言祭りだったのも、きっとその後語られることがあるのだろうと楽しみだったのに……。
特に「名声を授けし者」のボス戦でしっかり活躍してくれただけに、ショックが大きい。これ、「名声を授けし者」クリアの直後に終章でショックを受けてほしいという意図で、「名声を授けし者」だけ推奨レベルが少し高めにされてたんでしょ? 製作者の悪意が滴り落ちるのを感じる。ありがてえな!
ハァ……信頼していたお気に入りキャラが闇堕ちしていたこと(たぶん「最近闇堕ちした」じゃなくて「前から闇堕ちしていた」だよね?)を嘆く気持ちと、ああなんて素敵なヴィランに成長してくれそうなんだという期待感と、アンビヴァレントな感情がわたしの中に居座っている。
しかし嘆いていても始まらないので、こうなったら期待するしかない。サザントスくん!! 頼むぞ!!! わたしを満足させてくれよ!!!!(悪役並感)
しかしオディプスの名前を見て「こいつが O に違いない!」と思って、本当に油断してたわ。ほかに次のボスになる人がいるとは思ってなかった。過去作プレイヤーにとってはオディプスの名前はミスリードに働くよ。いや、まだ今後出てくる可能性はあるけど。
フィニスとオルサのエピソードは、世界各地に見られるイザナギ・イザナミとかオルフェウス・エウリディケみたいな伝説の類型だ。グラム・クロスフォードがしようとしたのもこれと同じ。
オルサとフィニスの間には13人の子どもがいて、そのうち8人がオルステラを守る八神。雷剣将ブランドとか聖火神エルフリックとか。末っ子が邪神ガルデラ。ガルデラは生まれたときにオルサを殺したらしい。
となると、残り4人は何なんだろう? 何してるんだろ? これから出番があるかな? これだけ何度も13人中の8人と1人にだけ言及されていると、残りが気になるのは自然な流れ。4人か……。富、権力、名声、全ての4つと関係があるかな? もしくはエクストラジョブ的なやつ?
1の世界はすでに指輪を破壊された状態ということだろうか。だから各地の八神のほこらが機能していて、指輪を介さず神々の力を直接得ることができる、みたいな。
小指のシグナには何があったんだろう。あのフィンガーズは指輪を守る一族としか説明されていないから、何もわからない。
でもそういう一族なら昔から聖火守指長とはかかわりが深かっただろうし、シグナとサザントスくんが個人的に話す機会もあっただろう。サザントスくんは「偽りの血」呼ばわりされていたが、シグナもフィンガーズの中でひとりだけブロンドだ。そのへんも何か関係しているのかもしれない。

禍々しいと同時に神々しい。
ああ、楽しみ……! 早く再会したい!!!
第1章 辺獄

前の記事で、タトゥロックを処刑しないことに民は納得しないのではと書いたが、やはり納得してなかった。特にドニエスクの民が反発するのはごもっとも。
アラウネの理屈も、現代に生きる日本人としての自分は理解できる。この場で姉を処刑されたアラウネのトラウマもわかる。でもこの世界の教育文化水準とこの世界の一般的な倫理観を考えれば、その理屈が通らないのもわかるんだよ。この世界って人権概念すら発明される前の文化水準なんだよ。
そして繰り返しになるけど、タトゥロックを生かしている限り、常に犠牲者が出るリスクがある。だから「現代社会において犯罪者をどう処罰するのが適切か」という議論とはまったく別の基準で、タトゥロックは処刑されるべきだとわたしは思っている。
そういうわけでコハクくんは処刑賛成に一票を投じたわけだが。
そうかー、アラウネは「他国との協議の結果」もぶん投げるか。自分で処刑できないなら、あの協議の場でそう言ってくれや。それだってほかの協議参加者にとって重要な判断基準のひとつだろ。「私にはできません!」と他国の長の前で宣言していれば、リシャールかエルトリクスが「かわりにやったる」と言ってくれただろうに。それに協議の場で「中立」とか日和ったこと言わずに、明確に反対を主張すべきだった。採決後に「無理」とか言うのはいくらなんでも無責任じゃないか。
他国との協議の結果をぶん投げた以上、エドラスという国はパーディス三世時代と同じことやってない? 他者の意見を容れず、自分が正しいと信じたことだけをやるなら、それはもうただの専制国家でしょ。
わたしの中でアラウネの好感度、というか国家元首としての信用が下がり続けている。たとえこの先タトゥロックが心を入れ替えるようなことがあろうとも、それは結果論だ。処刑に反対したのがダメなんじゃない。国家としての信用をなくすようなことを王がやったらダメだという話。
アラウネにネッド・スタークになれとは言わないが、王としてはせめてもうちょっと協議というものを尊重してほしいものである。
だいぶもやもやはあるものの、そのへんは全部うやむやに終わった。急に辺獄へのポータルが来たので。
いやいやいや。最序盤に辺獄の話が出たときに「いずれ行くんだろうなあ」とは思ったけど、こんな散策とかできる感じなの???

フィールドマップを開いて笑っちゃったからね。裏世界に突入しとる!!!
これ、あれか。ここから第二部開始! みたいなそういうやつなのか。さすがにもうそろそろ終盤だろうと思ってたら第二部が始まったでござる。
まだクラグスピアをちょっと歩いただけだから全貌はわからないけど、辺獄をどれくらい散策できるんだろう。まさか表世界と同じだけのマップがあるわけではないと思うけど……。
そして。


どうしようどうしようどうしよう、待ってた……待ってた、この感じ!!!!!!
わたしの好きな「オクトパストラベラー」はこれだああああああ!!!!!!
急にフレーバーテキストが本気出してきたあああああああ!!!!
……というところで、あまりにも興奮しすぎたのでゲームを中断し、しばし寝込んだ。サザントスショックもまだ尾を引いている。
その後我が友との忘年会に出かけ、(友はオクトラ2はプレイ済みだが0は未プレイなので精いっぱいネタバレせずぼかしながら)「オクトラ0がえらいことになった」と嘆きと悦びをぶつけてきた。友にも早くプレイしてほしい。
年内のブログ更新もこれにて終了だ。続きはまた来年になる。こんなところで終わり!? という感じだが、ここ数年、年末は毎回こうである。
わたしは辺獄で年を越すことになるかもしれないが、皆さまは良いお年をお迎えください。
押していってもらえると喜びます!
