影に呪われた地の探索二日目。
いろいろなことが起こった……。
すごい勢いで発生しまくるクエストに、怒涛のイベントであっぷあっぷしている。しかもよく考えるとまだ大して話は進んでいない。
どいつもこいつもムーンライズタワーにさらわれすぎだし、どいつもこいつもムーンライズタワーに行けと言いすぎである。もうムーンライズタワーがラストダンジョンのような気分なのだが、まだこの後も話が続くんだろうか? 本当にバルダーズ・ゲートに行く日は来るの?
ムーンライズタワーでアブソリュート教団を潰したら話が完結しそうなのだけど、どうなっちゃうんだろうな。
そんな感じで、以下ネタバレ感想。
初回記事はこちらから。
ホラーかくれんぼ
まずはこの話題から。
廃屋らしき場所でいきなり声をかけてきた少年。周囲にはギスヤンキの死体が落ちている。どうやって光源もなしにここで生存しているの? あやしすぎる。
「一緒に遊ばない?」と声をかけてきたが、一緒に遊ぼうものなら魂を抜かれるとかそういうやつでは? 先制攻撃すべきか? と思っていたら、生存判定に成功してこんなメッセージが。
普通の子ではないのはわかるが、なんか殺したらまずそうな感じがする。前回ハルシンが言っていたサニエルの関係者か何かだろうか。
ひとまず彼に付き合ってかくれんぼをすることにしたが、初手から不可視化状態で走っていってしまうというチート行為をされてブチ切れる大人になってしまった。幸いそんなに遠くに行ってなかったし、近づいたらすぐダイス判定に成功して見つけられたが。
なんか黒ずんでない? 大丈夫?
もう一回つきあってあげることにしたら、今度はパパとママと犬のシャドウ?が現れて襲ってきた。オリヴァーくんは「僕の家族が君のことを探すから、見つからないように」とか言っていたのに、オリヴァーくんが逃げたら秒で見つかったからやっぱりチート野郎ではないか。探すまでもなく発見された我々が悪いのか?
怖すぎる展開に完全に腰がひけながら戦ったが、幸いにもそんなに強敵なわけではなく、勝利できた。それでようやくオリヴァーくんは負けを認めてアイテムをくれた。
……以上? この子は何だったの?
この先に何かかかわってくる??
ナイト・オーキッドの花
以前シャドウハートから怒涛の告白を受けた際に聞き出した、彼女の好きな花をいつのまにか入手していたらしい。話しかけたら急にイベントが始まった。
シャドウハートもこんな冗談を言うのか。
なかなか打ち解けられなかった彼女だけど、ちょっと距離が縮まった気がする。
最後の光亭に到着!
この暗い危険なエリアを歩き続け、ようやくたどり着いた希望の地、最後の光亭! しかしそこで待っていたのは手荒い歓迎だった。
入口で眉毛のきついお姉さんから締め上げられる展開である。
なんでや! 人助けをして教えてもらった場所に来たらこれってひどくない?
と思っていたら、助け船を出してくれる人がいた。
お前はティーフリングの集落にいた感じの悪い子供!! 生きとったんかワレ!!
あと、前回助けたラサンドラも間に入ってくれた。
このドルイドがどれくらい信用できる人なのかまだわからないが、こういう場所で出会ったということはこの人とも共闘することになりそうなので、こちらの情報は包み隠さず話した。ジャヘイラもアブソリュート教団と対立していて、トゥルーソウルのことを警戒しているみたい。だったら遺物のことを教えても大丈夫かなあ。
この場所は結界的なもので守られていて、光源を持ち歩いていなくても安全らしい。そして我々の助けたティーフリングの一団は現在ここに滞在しているらしい。なぜ地上を通ってバルダーズ・ゲートに行かなかったんだ!? なんでこんな危険なルートを!? 安全なルートってないの? 案の定、教団に襲われて何人かムーンライズタワーに連れ去られているらしい。もう今更数人救助対象が増えたところで誤差である。全員まとめて助けようじゃないの。
ティーフリングの集団だけでなく、あのときの牛までここに来ていた。牛を連れて影に呪われた地を移動するのは大変だっただろうな。
あのとき何も語ってくれなかった奇妙な牛が、ついに心を開いてくれたのだが。
なんか死体を積み上げたようなイメージがデーンと現れて、スクショを撮る手も止まってしまった。何……何??? 何なのこの牛???
ずいぶん思想強めの牛の割に、望みはささやかだな……。でもさすがにこれは看過できない。というわけで、こうなった。
牛じゃないじゃん!!!! 何これェ……(涙目)。
仕方ないので倒した。1対多だったので苦労はしなかったが、何だったんだよ!!!
ティーフリングたちもショックだよな。あの野営地からここまでずっと一緒に旅してきた牛がこんなモンスターだったなんて。もしかしてあの牛のミルクとか飲んでた? うえー。
で、ここでダモンくんと思いがけず再会できたので、カーラックを呼んできた。再会はバルダーズ・ゲート到着までおあずけだと思っていたので、これは嬉しい誤算。
そうしたら、自分の心臓そっちのけでジャヘイラについて熱く語り始めた。そんな有名人だったんだ。もしかしてこの話って「バルダーズゲート」シリーズ前作のことだったりする? なんか聞き覚えのある話である。でも1世紀以上前って、ジャヘイラもずいぶん長命なんだな。
カーラックにとってはジャヘイラは子供の頃から知っている憧れの人で、こうして同じ陣営に立っているのが嬉しいみたい。
そんなことよりも心臓だよ! 早く直してもらおう!!
いい話とは、手持ちの鉄でカーラックの心臓を直して断熱できるようになること。
悪い話とは、その心臓は物質界にいるとまもなく爆発するということ。
そんな話があるかよ。なんでパーティ内に心臓が爆発するリスクを抱えたキャラがふたりもいるの!?!
やっとハグできるようになったのに……。
彼女の心臓は地獄に戻れば爆発リスクがなくなるようだが、戻らないという決意は固いようだった。何かこの世界で安定させる方法を探さないと。
本人がとてもウキウキしているのがまたつらい。どうすればいいんだ。地獄関係に詳しい人に聞けばいいのか? でも地獄関係に詳しそうな人、誰も協力してくれそうにない!
さて牛小屋でのあれこれを終え、建物に入った我々は、ジャヘイラに乾杯を求められた。
当然のように一服盛られている。まあこっちの脳みそに寄生虫が住んでいることがわかっているなら、警戒しない方がおかしいか。こちらとしては隠し事は無しの方向で信用してもらおうとしているのだけど。
一応、ジャヘイラの方も情報を開示してくれた。
うーん。アブソリュート教団の軍隊のボスがそのケセリックって人みたい。そいつを倒すのが当面の大目標になるのかな。なぜバルダーズ・ゲートを破壊しようとしているのかわからないけど。宗教団体なら、町を破壊するよりも洗脳支配した方が収益が増えるのでは?
ちなみにシャーの信徒さんによる感想はこちら。
まあそうだよね。シャーの信徒として活動しているならシャドウハートの味方というか上司? ってことになってしまうけど、今は改宗してアブソリュートの信徒になっているなら完全に敵ということで対立しちゃっても問題ない。
と書きながら、シャドウハートが記憶をなくしていることを思い出した。彼女のミッション自体がケセリックの意図したものだったりとかはないかな? ケセリックは100年前にジャヘイラに殺されたという話だし、それが最近になってアブソリュート教団幹部として復活した? のだとしたらもうシャーの信徒とコンタクトはしてないかもしれないし、やっぱりないかな。
これはその100年前の戦いの話かな? 「シャーに選ばれし者」という言い回しが気になる。シャドウハートも「シャーに選ばれし者」じゃない? 大丈夫?
火事現場から救出したフロリックさんもここに来ていたみたい。ここにはジャヘイラ率いるハーパーと、ティーフリング難民と、燃える拳のみなさんが集結している。いよいよ序盤からの登場人物がこの地に集まって最終決戦みたいな雰囲気になってきた。マジでバルダーズ・ゲートに到着する前にラスボス戦になったらどうしよう。
彼女はバルダーズ・ゲートに戻って、ムーンライズタワーでの決戦用に応援を呼んでくるらしい。その応援というのが自動人形。秘術の塔のてっぺんにいたアレみたいなやつのこと? バルダーズ・ゲートで量産されてるの? 近年急に力をつけたゴータシュ卿という人がその鋼の衛兵を管理しているようだが、そこはかとなく陰謀の香りが。信用して大丈夫だろうか。
こちらは影の中をさまよっていたところを発見されたという意識不明のお兄さん。謎の歌をうたい続けているが、こちらからの呼びかけには応えない。「サニエル」というのはハルシンの言っていたキーワードだったなと思って呼んできた。
ドルイド論法は相変らずよくわからなかったが、どうもこの人はこの地の呪いを解く鍵になり得るらしい。手がかりは、彼が赴いていたという治療院。だいぶ距離がありそうだが、ここはひとつ行ってみるか。
お前まで来てるのかよ!!! やはりもう最終回が近いのでは……(まだACT 2に入ったばかりだよ)。
なぜかケセリック・ソームについての「真実」を教えてくれたが、何の目的があってここにいたのやら。以前会ったときは悪魔の手を借りるのはダメ、絶対! という話だったのに、突然アスタリオンが声をあげた。
なるほど、自分では何が書かれているか見えないし、一般人だと解読もできないということかな。でも悪魔にお願いするのは何であれよくない気がするけど。
これ、前の主人のカザドールがやったってことだよね? 文字というよりは魔法陣みたいに見える。単なる傷ではなく魔法や呪術的な意味のあるものだったら、刻んであるだけで悪い効果があるかもしれない。意味を知りたい気持ちはわかるが、もっと早く我々に相談してくれよ!
そうかー……。なんかこう、彼が抱えているものが小出しにされるにつれ、単なる萌えキャラじゃないよな感が強まっていく。寄生虫のおかげで得た自由が、本当の自由になる日はくるんだろうか。
知らないおじさんに裏切られる
さて建物の2階にいるイソベルという人から祝福を受けられると聞いていそいそとやってきた一行。
この人が最後の光亭の結界を保っているわけね。イソベルはセルーネイの信徒らしく、シャドウハートはセルーネイの祝福を受けることにだいぶ抵抗がありそうだった。
しかし無事に祝福を受けた直後、見知らぬおじさんの襲撃を受ける。
お、お前は燃える拳のマーカス!(名札を見た)
フロリックと一緒にここまで来て、ムーンライズタワーの偵察に行って洗脳されちゃったってことかな?
マーカスはテンションぶちあがって翼をはやしてイソベルに襲いかかってきた。しかもおともをたくさん連れてきた。
イソベルが集中攻撃されるので焦ったが、こっちも集中攻撃して事なきを得た。レベルの高い呪文を叩き込むと結構がっつり削れるようになってきたな。あとカーラックのHPが高いので、ひとりで突っ込ませて暴れてもらっても全然耐えられる。それからアート・カラーの件でハルシンを呼んでいたので、参戦した上にザコを片づけてくれて助かった。
ただ戦闘後に何もイベントが起こらなかったのだけど、大丈夫だっただろうか。イソベルのまわりが氷と酸でぐちゃぐちゃになったせいでこっちに来られないのかと思って、通り道を塞いでいた鏡を移動させてみたりしたのだが、やはり何も起こらない。せっかく助けたのに何も言ってくれないのか。
野営地の訪問者
だいぶ暴れてリュヒテュちゃんも「早く寝たい」と言い出したので、ここでいったん大休憩することにした。誰かが誘ってくるかな? と思いながら眠りにつこうとすると、お客さんが現れた。
お前もアブソリュート教団と敵対してんのかよ! 教団、敵をつくりすぎじゃね?
ミゾーラの要求は、ムーンライズタワーに行ってそのデヴィルを救出しろというものだった。ウィルは契約上、それを断ることができない。
どいつもこいつもムーンライズタワーに用がありすぎだしどいつもこいつもさらわれすぎである。なんで教団はデヴィルなんぞをさらうのか。バルダーズ・ゲートの大公様だけで満足できなかったのか。話を複雑にしやがって。
しかしリュヒテュちゃんはここにチャンスを見出した。
デヴィル救出をダシに、ウィルとの契約を解除できるのでは? というアイデア。
ここで選択肢が出て、元芸人のリュヒテュちゃんは「契約解除の呪文を知ってるよ!」と適当に演技するのを選んだ。我ながらさすがに無理があるだろ……と思いながらの演技だったのだが。
バカウケした。
は、はじゅかしい……。
でもミゾーラはこの話に付き合ってくれることにしたみたい。今回のミッションを完了したら契約の修正を見直してくれることになった。なんで????
まあ結果オーライかな! まずはデヴィルの救出だな!
その後、アスタリオンともイベントが。ラファエルの一件を経て何か距離が縮まったのだろうか。ちなみに野営地での服も着替えられることに気づき、紫の服を着せてみた。その格好もいいじゃん。
彼は「ムーンライズタワーにたどり着いたらどうするのが正しいと思う?」と尋ねてきた。わたしはちょっと悩んで、「教団を乗っ取るとか?」と聞き返してみた。アスタリオン的にはそうしたいのだろうなと思って。
そうしたら彼はノリノリで、マインドフレイヤーの感染者を操る案を話してくれた。感染者の支配権を奪えれば、強大な力を得られると。
「良いこと」が嫌いな彼だけど、「悪から世界を解放」することも彼の望みではあるんだな。教団を乗っ取るルート、本当にあるんだろうか。そう言われるとちょっと迷っちゃうな。
再び夢に現れた守護者くんだが、唐突な薄着のせいで胸毛に目がいってしまう。
不安そうに見えた彼をハグするリュヒテュちゃん。なんかいい雰囲気じゃないの。
結局守護者くんもムーンライズタワーに行けと言ってきた。ここまでみんなの目的地が一致することある? 今のところアブソリュートというのが悪の親玉なんだからこうなるのも仕方ないのか?
わたしとしては、もうムーンライズタワーで大暴れする気満々なのだが、何しろそこまでどうやって行けばいいかがまだ全然わからないんだよな。やはりまずはこの地の呪いを解いて……そのためには治療院とやらを探してアートくんを目覚めさせて……。やることが……やることが多い……。
さらわれた人たち、まだ生きてると思う?????