影に呪われた地の探索三日目。
マップは結構うまってきて、その間にもどんどんイベントが発生している。今まで会う人みんなが口をそろえて「ムーンライズタワーへ行け」と言ってきたのに、この地に来て初めて別の目標が現れた。すんごい危険なにおいがするが、内容が気になるので行かないという選択肢はない。
では以下、ネタバレ感想。
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闇討ち作戦成功
前回最後の光亭で襲撃されたイソベルを助けた寄生虫同盟ご一行。
次なる目標は、アブソリュート教団の小隊を待ち伏せして闇討ちする作戦である。ジャヘイラの部下らしき人たちと一緒に待ち伏せポイントに行くと、なんかヤバいのが現れた。
上半身は人間で、下半身が蜘蛛……? 前回襲ってきたマーカスと同じように望みをかなえてもらった人なのかな。でも「翼をください」という望みはわからんでもないけど「下半身を蜘蛛にしてください」は一生言わない願いな気がする。まあいろんな趣味の人がいるしな。
このカーニスという蜘蛛男はランタンを掲げており、彼の率いる小隊に対して光源から離れるなと発言している。アブソリュート教団の人たちにとってもこの影は危険なもので、光源がなければ移動は難しいらしい。つまりネアさんたちもムーンライズタワーからグリムフォージに出勤するのにランタンを使っていたということかな。
闇討ち効果もあってこの小隊はあっさり倒すことができた。そしてランタンは我々のものに。ランタンからピクシーを解放すると、祝福をくれて松明がなくても安全に歩けるようになったみたい。このマップに来てすぐに拾った壊れたランタンを調べたら「ピクシーの粉」がついていることがわかったけど、こんな感じでピクシーを捕まえて光源にしてたんだな。
このへんでやっと気づいたのだけど、影に呪われた地って地下じゃないんだね。ここは地上で、もともと普通に人が暮らしていたのに、何らかの原因で影に呪われてしまって普通に生活できる場所ではなくなったみたい。
ティーフリングたちはなぜバルダーズ・ゲートを目指すのに地上を行かずにわざわざ危険な地下を行くことにしたのかと疑問だったが、バルダーズ・ゲートを目指すにあたってどうしてもこの危険地帯を通らなければならなかったということか。フェイルーン、物騒すぎる。
で、その何らかの原因というのがケセリック・ソーム絡みなんだな。
シャーに選ばれし者だったケセリックが倒されて、この地はシャーによって呪われたということなのか。女神の怒りをかったとかそういうことなのかな。シャドウハート的にはそういうのはアリなんだろうか。普通に信仰を続けているということはアリなんだろうけど、なんというかパーティにそういう子がいると不安である。
でもこの話もそのまま信用していいのかどうかわからないんだよな。この手紙を見るに、ハーパーは一度ケセリックに降伏して却下されているようである。ここからどうやって逆転したんだろ。それとも降伏も作戦のうちだったのだろうか。
これが前作での出来事なのだとしたら、調べたらわかる部分なのかな?
これは後でハルシンに聞いた話。ケセリックは「墓に封印」されただけで、死んだわけではなかったのかな~。
ローランとアラベッラとの再会
最初にティーフリングの野営地で出会ったローランとかいう感じの悪い野郎。最後の光亭では仲間のティーフリングがさらわれてしまったことを嘆き、酒を飲んでくだを巻いていた。しかしイソベル襲撃後、さらわれた子供たちを追って影の中へ出ていってしまったらしい。子供たちから「ローランを連れ戻して」と頼まれて引き受けたわけだが、彼はあっさり見つかった。というか、あっさり敵に囲まれていた。
救出するとこの反応。なんかこう、最初は高慢でいけすかないやつだと思っていたけど、自分の無力を感じている彼にはちょっと好感が持てる。「勝てないから」とあっさり引き返すのもえらい。
子供たちを助けるのは我々に任せて――いや、まだ生きているかどうかわからないけど――最後の光亭にいる子供たちの力になってやってほしい。きみだからこそできることも何かあるよきっと。
ローランを救出してからさらに先に進んでいくと、大きめの建造物が集まっているところに出た。今は無人だけど、もともと町だったところみたい。ここを探索していると、人影が見えたので声をかけてみた。
あーっお前はあのときの!!
顔を見ただけでは全然思い出せなかったけど、アスタリオンがわたしより先に思い出してくれた。ドルイド像を盗んでカガに処刑されようとしていた女の子だな。まさかドルイドの才能が芽生えていたとは。
しかし彼女はまだドルイドの魔法をちゃんと操れるわけではないみたい。訓練が必要である。両親とはぐれたらしい彼女を野営地に迎え入れることにして、そこで魔法の練習をしてもらうことに。
両親のことも覚えているけど、彼らもムーンライズタワーにさらわれてしまったのかなと思っていたら。
治療院の治療()実習
すぐ近くの「治療院」とやらに両親の死体が。なんてこった。
この治療院って何なの? 何を治療してるの? ていうか「治療」とはいったい何!?
詳細はわからないけど絶対に倫理的にアウトなことが行われていたことがわかる。まあこのゲームを始めて以来、倫理的にOKだったことの方が少ない気がするが。
シャーってそういう神なの……????? 根本的に危ないやつでは??? シャドウハートちゃん改宗した方がよくない???
これはまた特大のやべーやつが出てきたな。シャドウハート的にこれがOKなのきっついんだけど……。シャーの信徒ってヤバいのしかいないじゃないの。
あと今画像を見なおして気づいたけど、このマラス・ソームって人、ケセリック・ソームのご親戚か何か? ソーム家はみんなシャーの信徒だったんだっけ。
ゲイルを操作中にイベントに突入したせいでこうなったのだけど、説得ダイスに失敗して戦闘に突入してしまった。成功していたら自分が実験台になっていたのだろうか。
患者を巻き込みたくなかったので初手からトゲやら脂着火やらは使えずどうしたものか悩んだが、高所をとっていたのでだいぶ有利に進められた。敵が患者から離れたところでトゲを生やして一網打尽にできたしね! こちらに近づこうとしてバタバタ倒れていくシスターたち! 激怒の投擲にぶちあたってトゲの上でひっくり返って死んでしまうボス!(めっちゃ笑った)
患者を無事に救出できたのだけど、無言で逃げ去ってしまった。礼くらい言っていけよ!
なおマラス・ソームの死体を漁ったところ、アートのリュートが出てきた。なんで??? アートもここの患者だったのか?
アラベッラの独り立ち
野営地で待っていたアラベッラに両親の死を伝えたが、彼女はその言葉を受け入れなかった。「ひとりにして」と言われてしまったので、とりあえずほかのことを先にすませることにした。
野営地で一泊して翌日再度話しかけると、アラベッラの魔法が暴走しかけており、なんとシナビが彼女をなだめていた。
な、なるほどね? すべての存在の根源がね? 子よ、理解したかね?
プレイヤーには理解できない理屈を彼女が聞き入れたかどうかはわからないが、とにかくアラベッラは落ち着いた。彼女のドルイドの才は本物らしい。
どうやら彼女はひとりでドルイドの修行に出ることになるらしい。
誰が彼女の師匠になるんだろう? カガかな? でも事の発端がドルイドの神像を盗んだことなのだから、あのドルイドの集落に戻るのは気まずいような。
ウィルとのロマンスが始まる
その夜、今度は何が起こるかと眠りにつくと、ウィルがひとりで踊っていた。大公爵の息子なだけあって、舞踏会や仮装パーティでダンスを披露することもあったらしい。
芸人リュヒテュちゃんはそういうダンスの嗜みはないけれど、ウィルのまわりをくるくる回ってみたら大ウケした。
ふたりはしばし手を取り合って踊り、そしてキスをした。
なんかすごく自然な流れだったな。ゲイルに誘われたときは踏みとどまってしまったリュヒテュちゃんだが、自分からキスしてしまった。しかもなかなか濃厚なやつだった。
ここはちょっと迷った。夜をともにすることもできるのかなと思ったのだけど、ここは「またキス」にしておいた。なんかこの流れですぐ寝るのも風情がないというか、もう少しこのいい雰囲気を楽しみたいというか。
ウィル自身もそう考えていたみたい。「きちんとやりたい」発言がキャラ解釈一致すぎる!! そうだよね、ウィルってそういう人だと思う!!!
彼がどんなふうに段階を踏んでリュヒテュちゃんと距離を詰めてくるのか楽しみ!
こんな熱烈な口説き方ある?? さすが「バードたちが歌う昔のロマンス」に憧れる男!!! 口説き方が詩的!!!!
話しかけると毎回キスする選択肢が出るようになってしまった。かわええな!
しかしふと野営地で振り返ると、そこには「!」を頭の上に出したレイゼルが正座していた。み……見られていたというのか……。いやこの野営地、すべてのいとなみが筒抜けだからな。
レイゼルって体の関係から始まったし、基本的には体目当てだったよね? と思ってたんだけど、そういうことでもなかったのか……? もしかしてガチめに嫉妬してた??
そ、それでいいの……? 別れちゃうの? そうなってしまうとちょっと寂しいな。
レイゼル、結構本気で傷ついているのでは……。ごめんよ……。
なんかこのゲーム……愛が「ちゃんと」してて……全員とロマンスしたいのに全員とロマンスできない!!! 迂闊に遊ぼうとするとみんなを傷つけてしまう!!
ウィルはできるだけ傷つけたくないのだけど、わたしにそれができるのだろうか。
ラファエルの宿敵
治療院から外に出てうろついていると、ラファエルが急に現れた。どうしたどうした!
なんかダンジョンの先にヤバいデヴィルがいるらしい。でもこいつの敵って、本当に悪いやつなのか? 本当に首を獲っちゃっていいのか?
あとこんな強キャラ感のある悪魔(こっちはデヴィルじゃなくてデーモンだっけ?)が手を出せない(出せないのかどうかもわからないけど)ような宿敵に、ちょっとイリシッドに寄生されただけの我々が勝てるのか? という問題がある。
ただ、そのデヴィルを倒したらアスタリオンの傷を翻訳するお代を払ったことにしてもらえるらしい。うーーん。どうしたものか。とりあえず引き受けておいて、保留。
アスタリオンの望みはできるだけかなえたいのだが、そんなことをしているとムーンライズタワーにさらわれた人たちが全滅しそうなんだよな。
影の呪いを断つ!!!
最後の光亭に戻ってマラス・ソームから回収したリュートを弾き鳴らすと、アート・カラーが目覚めた!!! 彼からサニエルに関するヒント「ラベンダーの香り」を聞き出したハルシンは、サニエルを助けに向かった!
我々は彼のポータルを死守する係ということで、タワーディフェンスバトルが始まった! まさかの展開に焦ったし、こっちは寝てないんだよ!!! と思ったが(小休憩をはさむべきだった)、ポータルが壊れたらハルシンは戻ってこられないようなので絶対死守である。
それにしたって数が多すぎん!?
でも鳥の敵以外はトゲに巻き込んで倒せたし、シャドウハートの護りの霊がめちゃくちゃ強力で、歩くだけで敵が倒れていった。影に呪われた地では本当にシャドウハート無双だなあ。
というわけでポータルに敵を近づかせることはなかったのだけど、遠隔攻撃でポータルがガシガシ傷つけられて、壊れる一歩手前のところまできてしまった。ギリギリで間に合ってハルシンが出てきたときはほっとしたね。
だがサニエルも眠ったまま目を覚まさない。どうやらここにいるサニエルは半分だけらしい。
またわたしにはよくわからないドルイド論法かな……。
でもこれはピンときたね! あのチートかくれんぼの坊やがその半分なんでしょ? ハルシンもその話を聞いて一緒に行くことになった。
その友達というのがサニエルで、ハルシンの初めての友達だったらしい。ハルシンは家族も早くに亡くしたそうだし、そんなふうに友達になったサニエルは彼にとって大事な存在だったことは想像に難くない。
そしてアラベッラがドルイドの神像を盗んだことでドルイドの才が開花したのを見ると、サニエルとの友情がハルシンのドルイドの才を目覚めさせたとしても不思議ではない。
そういう大事な友達を救うためか、ハルシンがついにパーティに正式加入した! おおお、プレイアブルになるんだな!!
仲間になっていきなりすごい告白が始まってしまったが、そんな過去があったんですね……。まあハルシンってフェロモンだだもれ系だし、自然とか全部抱いたぜ? みたいな顔してるし。熊に迫られるのも無理はないかな。
もしハルシンともロマンスできるなら、ドルイド主人公であるリュヒテュちゃんは相手としてぴったりだよなーと思うのだけど、ウィルのことも傷つけたくないし悩んでしまう。
というわけで、この後はハルシンを連れてオリヴァーのところに向かうところからかな! リュヒテュちゃんもハルシンもドルイドだから役割がかぶってしまいそうなのだけど、ハルシンは野生に変身して前衛で大暴れ、リュヒテュちゃんは回復とデバフ撒きみたいに分担してもいいかもしれない。
あと現時点のインスピレーションポイントを載せておく。これって絶対人によって全然違うよね? ほかの人のインスピレーションポイントも見てみたいところ。