今日はあまりストーリーは進んでいないのだが、こんなにせっせと記事を書けるのは今の時期だけなので、できるだけ細かく記録をつけておくことにする。
ストーリーが一段落して、メインクエストを次の段階に進めることができるようになった。しかしまだ各地に気になるサブクエストが残っている。このへんを片づけてマップの空いているところももう少しうめてから先に進めたいところ。やはりわたしがバルダーズ・ゲートに到着するのは来年になりそうである。
では以下、本日の進捗についてネタバレ感想。
最初の記事はこちらから。
ここまで進めて思ったのは、自分がとった行動次第でストーリーが変わりまくるので、ほかの人のネタバレプレイ日記を読んでも「そちらではそうだったんだ~へ~!」となってしまい、ネタバレされてもあまり意味がないということである。だからこそほかの人のプレイ日記を読むのが面白いのだけど。
アウルベアとの邂逅
ゲーム購入前の予習をほぼあきらめたわたしだが、映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り」だけは見ていた。そこに出てきたティーフリングのドルイドがかわいかったので自分もティーフリングのドルイドで始めたわけなのだが、そんな自分にとってアウルベアの存在は、この世界について持っている数少ない知識のひとつだった。そのわたしがこのシチュエーションに出会ったときの気持ちを述べよ。
「行っていい」と言われたのに、そろそろと近づいたら結局戦闘になったからね。なんてこった。子供だけ残して、親アウルベアを殺してしまった……。
しかも子供のアウルベアは「おなかがすいた」と言って親の死体をかじりだした。肉食だったのか(そりゃそうか)。この巨体が遺されたのだから当面の食糧は問題ないかもしれないけど、この子はこの先生き残れるのか。
そういえば前に見かけたこの記録って、この親子のことを指してたんだな。
エセルおばさんのお茶会
ティーフリングたちとの祝宴の前に、緊急性の高そうなクエストをクリアしておくことにした。あのエセルおばさんとかいう真っ黒っぽいやつを問い詰めにいくぞと乗り込んだのだが、家の近くにこんな方が。
どうもこの人はアスタリオンを探しにきたハンターで、彼の居場所を教えてもらうためにエセルおばさんに会いにきたようだ。ヤバいやつだと知りながら。でもまだ協力はとりつけられていないらしく、アスタリオンが我々と一緒にいるとは知らないようだった。協力を得るには代償を払わなければいけないみたいだし、心の準備をしてるのかな。
ガンドレルが「ヴァンパイアスポーンの一団」と言っているということは、アスタリオン以外にもヴァンパイアスポーンがいるということか。みんな同じヴァンパイアにかまれたのかな? そしてなぜ彼らはこんなことをしたのか。
この場ではアスタリオンのことは教えずに、野営地に戻って彼に話を聞いてみた。
これはどういうことだろう。
「俺がこうなった」というのが何を指しているかによるのだけど、寄生虫問題のことを言ってるのかな? それともそもそもヴァンパイアになったことを言ってる?
で、カザドールというのが、スポーンをつくる側のヴァンパイアってことか。もしかしてアスタリオンは、死にかけているところをカザドールにヴァンパイアにされることによって助けられたってこと?
それならカザドールに多少の恩を感じてもよさそうだが、やっぱり相当ひどい人だったのかな。全然戻りたくなさそう。
ちなみにこの後本人を連れてガンドレルに会いに行ってみたが、どうも彼はアスタリオンの顔は知らないようだった。
でもアスタリオンってヴァンパイアになってから結構長いんでしょ? ガンドレルはヒューマンかと思ったんだけどいったい何歳なんだよ。
4を選んでいたらこの場で戦闘になったのだろうか。ひとまずここは知らないふりをしてお別れしておいた。
前置きが長くなったが、とにかくこの「ティーハウス」に住むのはかなりヤバめの人だという証言も得て、我々は堂々と正面から乗り込んだ。
てっきりもう骨になってるだろうと思っていたメイリーナが生きていて、お食事中じゃないの!! これはまだ救出できる見込みがあるな、と俄然やる気になった。
しかしこの先がなかなか大変だった。エセルおばさんが用意したザコ戦もそんなにザコではなかったし(というかこのザコたちも被害者だと思うと……)。
さらに先のあの毒霧は何なんだよ。わたしはたまたま軟着陸の巻物を持っていたから、大ジャンプで一気に下までおりて全スルーした。このへんまでくると、エセルおばさんはどこにでもいるような魔法使いではなく、相当力のある危険なやつだと理解できた。
ものすごい覚悟を決めて決戦にのぞんだわけだが、先日のゴブリン戦に比べればそこまで大変ではなかった。エセルおばさんもザコを召喚(というか分身の術?)してきたが、攻撃を当てたら一発で消えたし。おばさん本人よりもザコ戦の方に苦労した気がする。
ただ、この話はここからが本番だった。
命がけで助けに来たのにものすごい勢いでののしられる!!!
そ、そうかあ……この人はエセルおばさんがヤバめの魔法使いだと知っててここにいたんだな。これから産まれてくる子供とひきかえに、亡くなった夫を蘇生してもらうつもりだったようだ。ははあ、それで元気な子供を産ませるために、エセルおばさんはメイリーナにあんなに食べさせてたんだな。
ここまでにも死者の復活を試みた人の形跡はいくつかあった(廃村の地下とか)。その様子から察するにこの世界でも死者の復活は禁忌のようだし、いわゆるアンデッドモンスターというのが存在している世界だということを考えても、蘇生がうまくいったところでろくな結末にはなるまい。自分の命があっただけでも儲けものと思って大人しく帰ってもらいたい、と思っていたのだが。
エセルと戦ったところの奥にこんなものが。「コナー」って、メイリーナの夫の名前だったような。エセルは一応ちゃんと蘇生の準備をしてくれていたわけか。「離婚」の二文字が気になるが。
こんな手紙も発見した。バルダーズ・ゲートにエセルの仲間がいるってことか。いずれ会うことになりそう。
地下室から脱出した後、メイリーナはコナーの墓の前にいた。さっき見つけた杖を渡せばコナーは生き返るようだったが、絶対ろくでもないことになりそうだったので杖をへし折った。もうこっちは満身創痍なので、この場でアンデッドに襲われる展開になったりしたら困るんだよ!!
メイリーナにめちゃくちゃ恨まれたが、普通に夫の死をのりこえて強く生きてくれ。子供も産まれるんだろ?? というかお兄さんが殺されてるんだけど全然気にかけてる様子がなかったな。
わたしがちょっと気になったのは、夫のコナーの死因について。
メイリーナがコナーを殺したりしてないよね????
蘇生用の杖が「苦い離婚」という名前なのが気になって。メイリーナは離婚のことなんて一言も言ってなかった。もうすぐ子供が産まれるときになってコナーに離婚されそうになったから殺してしまったとかそういう話だったりしないよね???
このやりとりを見るに、メイリーナ自体がだいぶヤバめの人だと思ったので、なんかそういう想像をしてしまうのだけど。
美味しいおやつのコナー?????? ど、どういうこと? 原文ではどうなってるの? 単におやつが好きな人だったってこと?
わからん……わからんけど深入りするのは怖い……。もうホラーはたっぷり味わったから忘れよう……。
楽しい祝宴
満身創痍で野営地に戻り、楽しみにしていた祝宴開始。
ティーフリングのみんなもハルシンも楽しんでいる。
いきなりゲイルに誘われて焦る。わ、わたしレイゼルにも誘われてるんだけど!
でもこのイベントってこの祝宴限定っぽいし、今夜はゲイルと過ごすか?
葛藤しつつほかの仲間と話すと、ゲイルから誘われたことがみんなに筒抜けである。結構距離があったのに、なんでみんな知ってるんだよ! そんな大声で会話してたのか。
わたしはアスタリオンが気になっているのに、まったく脈なしである。よほどこの大団円が気に入らないらしい。あとワインの味も気に入らないらしい。
アスタリオンには「ティーフリングたちは救われたかもしれないが、ゴブリンが大量に死んだから生存している命の量は変わらない」的なことを言われた。それはたしかにごもっとも。そういう価値観の人なんだろうか。なんかこう、この人の言うことって本当に言葉どおりにとっていいのかまだわからないんだよな。
それに比べてカーラックのわかりやすさよ。でも彼女の話してる英語を聴く限り、絶対こんな字幕みたいな口調じゃないだろ。Fワード連発してない? 一人称「俺」とかが似合うんじゃない?
今までずっと望まぬ戦いを強いられてきたカーラックにとっては、誰かを救って感謝されるということ自体が嬉しかったみたい。アスタリオンに言わせれば、これも結局誰かの命を奪っていることに変わりはないのだろうけど。
彼女も「あとは耐火性の恋人がいれば」とか言ってたけど、それは結構難易度の高い要求だな。もしかしてここでこちらから一押しすれば彼女とも付き合えたんだろうか。
ていうか、このゲームってロマンス同時進行して大丈夫なのかな。レイゼルは誘い方からしてリュヒテュちゃんに恋心を抱いたというよりは「強い戦士として認めた相手と交わりたい」という感じだったから、リュヒテュちゃんがほかの誰と結ばれてもあまり気にしないかなと思うのだけど。
シャドウハートは攻略法を自ら開示してくれた。親切だなオイ! でもサブクエストをやるたびに嫌われそうだ。
彼女は難民のことが嫌いだったみたいだけど、この一件を通して彼らのことが好きになったそうだ。彼女は自分が強くなって目的を達成しようとするタイプだから、生き延びるために自分たちでゴブリン野営地に乗り込もうとしないティーフリングのことは肯定できなかったのかも。
でもそんなこと、誰でもできるわけじゃないしな。我々も普通に死にかけたし。ひとまず今は、シャドウハートがこの結末を喜んでいるらしいことにほっとした(みんながアスタリオンみたいな反応だったら悲しい)。
ウィルがいないなーと思ったら、すみの方でひとりで時間をつぶしていた。
おい、そんなこと言うなよ……。悪魔の姿にされてしまったからみんなのところに行けないんだな。
でも「辺境の刃」はティーフリングたちの英雄だったのに。ゴブリン野営地から帰ってきたときは、子供たちにも声をかけてたじゃん。「もう剣を持ちたくない」とこっそり打ち明けた子供に「自分も子供の頃は怖かった」と優しく語っていたのを見て、なんていいやつだろうと思ったのに。
なんていいやつだろう。
「みんなと飲んで楽しもうよ」と声をかけにきただけのリュヒテュちゃんにこのセリフ。もうね、どうしてこんないい人が悪魔になっちゃうの? ひどくない???
ちなみにレイゼルは「今夜お前の寝床に行く」と言いながらすごい勢いで剣をといでいた。
ホラーじゃねーか!!!!!!!
ごめん、今夜はゲイルと過ごすことにしたからレイゼルはまた今度ね……!
ゲイルとの一夜
さて、そういう流れでゲイルと夜を迎えることになったリュヒテュちゃん。
ドキドキしながら魔法のレッスンを受けることに。前回この人が神話級の魔法使いだと判明したので、何を見せられるのかと期待が膨らむ。
元芸人のリュヒテュちゃんなので、ものまねは得意。ゲイルのお手本どおりにやってみると、ウィーヴとやらをあやつることに成功した。これってウィザードやソーサラーだとどうなるんだろう?
元カノがガン見してる!!!!!!!!!!!!!
このあとキスするような選択肢も出たのだが、迷った末にゲイルが食事に囲まれている「友達としての幸せなヴィジョン」を選んでしまった。
本当に悩んだのだけど、ゲイルってまだ元カノのことが好きでしょ。もうどうにもならないからあきらめようとしているのだろうけど、でもまだ好きなんでしょ? でないとこれから夜のデートだというときに元カノの幻影なんて眺めないでしょ。
ゲイルがリュヒテュちゃんのことを大事に思っている気持ちも伝わったのだけど、これだけ元カノの存在を匂わせられたらお付き合いなんてできないよ……。
でもどうしてこんなに胸が苦しいんだ! このイベントを見たあとわたしはすぐにPS5の電源を落としておふとんにくるまってしまった。わたしは元カノ嫉妬民なのか!?
明らかに土壇場で一歩引いたリュヒテュちゃんに対してこの笑顔。ゲイルは紳士だった。
うう……「ミストラのかわりに遊ぼうぜ」とか軽い感じに誘われていたらこんな気持ちにはならなかったのに……。
ゲイルもミストラともう一度結ばれることはたぶんほとんどあきらめているのだろうし、こんなふうに誰かにウィーヴの使い方を教えるのも初めてだったのだろうし、彼にとってもこの夜は特別なものだったのもわかるんだ。
ああああどうすればよかったんだ!!!!
ていうか、このゲームのロマンスって全部こんな感じの全力エモーションなの!?
ほかのメンバーもそうなの!?
みんなものすごく重い過去を持っているだけに、そのうえでリュヒテュちゃんに好意を寄せてくれることになるならそれはもうすごいドラマになりそうなんだけど、わたしはそれを受けとめられるのか?
あとゲイルとのロマンスフラグってこれで折れちゃったのかな。この話の続きも気になるんだけど。
会話の作りこみがすごいから、ひとつひとつの選択肢にすごく悩むし結果についてもあれこれ考えてしまうな~! 早くアスタリオンともフラグが立たないかな~!