細々と続けているこのプレイ日記も10回目。10回目なのにまだバルダーズ・ゲートどころかムーンライズタワーにも到着していない(毎回言ってる)。
昨夜はかなり時間をかけてあちこち探索した割に、あまりストーリーは進んでいない。
探索の記録ということで残しておくことにする。
以下、ネタバレ感想!
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秘術の塔との出会い
それはまったくの偶然だった。
前回、この後は「アダマンティンの鍛冶場を探索しに行くか、それとも火薬を持ってどこかに隠れているというもうひとりのノームの救出に行くか」と書いていながら、わたしはゲームを立ち上げてアンダーダークのマップの空白を埋めに行くことにした。
鍛冶場もノームの救出もグリムフォージという別マップで、そっちを進めるよりもまずはアンダーダークのマップを大体埋めておこうと思ったので。こんな迷走をしているからいつまでたってもバルダーズ・ゲートに着かないんだよな。
ともかく老朽化した村に戻って湖を渡ることなく奥に進んでみる。
その先は爆発キノコが群生している地帯で、死体は落ちていたものの大したものはなかった。たぶんあの崖の上がエセルおばさんのティーハウスにつながってるんだな。
で、さらに奥を探索しようとすると、いきなり奥からのびてきた光線がキャラと結ばれて、ターン制に移行した。なんだなんだ? トラップか?
線の先を調べてみると何かの防衛装置のようなものである。攻撃耐性があるが、雷に弱いらしい。ゲイルが魔女の矢を持っていたので彼に処理を任せた。一発で処理できる程度のでよかった~と思っていたら、奥にさらに防衛装置があるじゃないの。これはこの先にあるのはよほど貴重なものだろうと期待が膨らむ。
見えてきた建造物に「これがムーンライズタワーか!?」と思ったが、そんなことはなかったぜ。秘術の塔というらしい。
主が不在のウィザードの塔ということらしい。あの防衛装置はそのウィザードが置いたものということかな。ゲイルが意味ありげに忠告してきたので深堀りしてみると、学生時代の黒歴史について語ってくれた。
若いころのゲイルって、ミストラの件といい、だいぶやんちゃだったみたいね。
防衛装置を大人しくさせてしまえば、塔の中は静かなものだった。中には本やキノコのサンプルがたくさん残されており、誰かが生活していた形跡もあった。たぶんレノーアという人がこの塔の主だったみたい。でも何らかの事情で今彼女はここにいない。
ここに残されていたキノコというのが、以前出会った自我を持ったマインドフレイヤーの言っていたクエストアイテムだったらしい。なるほど、その流れでここに来るという話だったんだな。
塔の頂上には謎のオートマトンがいて、塔の中にあった戯曲のセリフを読み上げられた。こちらもそのセリフに応答すると、こちらを主とみなして指輪をくれた。
指輪を持っているとエレベーターで「地下」に行けるらしく、そっちも探索してみたところ、どうやらここがメインの研究室だったようで、フラスコやら本やらが残されていた。レアものの巻物も発見できてウハウハだったのだが、それだけといえばそれだけである。
この塔、何だったんだろ??? キノコを取りにくるだけの場所? それにしては大がかりすぎない? このオートマトンは何者? この世界の文明レベル的にこれって普通なの?
レノーアとパートナーについて
塔の中やその周辺に残されていた手紙から察するに、秘術の塔の主はレノーアという人だったようだ。
この訳にだいぶ違和感があるのだが、レノーアって女性の名前だよね?(一応英語でぐぐって確認してみたが、どのサイトでも Lenore の人称代名詞は she/her である)なんか翻訳者さん、性別を取り違えてない? そもそもわたしは翻訳の口調で必要以上に男性性・女性性を強調する必要はないと思っているのだけど。
レノーアのパートナーが同性か異性かについては(少なくともここでは)明言されていないからこちらの女性口調が間違いとは言えないのだが、いずれにしてもこんな訳にする必要はなかったんじゃないかなあとも思ったり。
ともかくレノーアとパートナーはこの塔でもともと暮らしていたようだ。で、トラブルがあってパートナーが出ていったのかな。そこからレノーアはかなり長い間、ひとりでアンダーダークでの研究を続けていた。
彼女にはミルナという名の子供かペットがいたが、先立たれてしまった。
で、かわりにブレイという生物を調教していたらしい。ブレイってあれか、アンダーダークに来てすぐの頃に地中から襲ってきたあのでかいやつか!!! あれはペットというか番犬にするのも過激すぎると思うぞ!
しかしレノーアは本当に孤独だったのだろう。オートマトンに愛を語らせてハグさせたりするようプログラムしたり(やっぱりレノーア本人がそう設定したんじゃないかな)しているのを見てもそう感じる。アマリスからの手紙の末尾にある、まさに愛と抱擁が必要だったのではないか。
結局パートナーと会えないまま死んでしまったのかなあ。ブレイに食われていたらどうしようと思ったが、パートナーに「戻ってくる」と置き手紙を残して旅立ったようだし、たぶんそのまま戻ってこなかったんだろうな。
悲しいな……。
オメルウムのクエストのオチ
秘術の塔で手に入れたキノコを持って、菌類の集落へ。
こんなので寄生虫問題が本当に解決するとは思えなかったが、まずは薬を作ってもらうことにした。できた薬はもちろん一気飲みよ。
ちょっと待て、これギスヤンキのクレシュでレイゼルが入った機械と同じことにならない??? 爆発は嫌だ!!
ダイスチェックでなんとか精神を保つリュヒテュちゃん。これ失敗してたらやっぱり爆発エンドなんだろうか。
幼生がパワーアップした……だと……。
どうせうまくいくわけないと思ってたけど、話が違うにもほどがあるだろ!!!
詫び石を渡すのに見返りを要求するやつがあるか!!!!!!!
いらねーよそんなもん!!!! 俺は当面守護者くんと協力して生きていくことに決めたんだ!!! と突っぱねて収穫ゼロで帰ってきた。
だがこの状態ではクエストクリアにならず、ジャーナルに残り続けている。
今冷静に考えると、指輪はもらっておいて野営地送りにすればよかったな。見返りが何かにもよるけど、とりあえずクエストクリアしておくか。もし性能がよさそうなら装備すればいいし。
高品質な武器
アンダーダークに来てからずっと気になっていたこのクエストもようやくクリアできた。
わたしは「スーサーの花」を持ってあの鍛冶場にファストトラベルしたのだが、花は地上に持ち出すと枯れてしまうのである。これじゃクリアできないじゃないの! と憤慨していたわけだが、これは完全なるわたしの勘違いだった。
クエストで要求されていたのは花ではなく「スーサーの樹皮」である。クエストマーカーが残っている場所にもう一度足を運んで、ようやくそのことに気づいたのであった。樹皮を持って鍛冶場に行くと、すんなり火がついた。
でもさ~~花があれだけ目立ってるんだからこれがクエストアイテムだって思うじゃんね~~!(言い訳)
レノーアもこの花の研究をしていて、秘術の塔では花の方がエレベーターの動力源になっていたようだが、結局この植物って何だったんだろう。
グリムフォージを荒らす
さて長い寄り道をしてグリムフォージに戻ってきた我々。そうしたら、あれだけいたドゥエルガルがみんな撤収してるじゃないの! アダマンティンももういいのかな? ムーンライズタワーから撤収命令が出たとか?
しかしこれは泥棒のチャンス!
今まで調べられなかった箱や袋の中身を全部もらってやったぜ。処刑された人たちの中に「ハーパー」のピンを持っている人がいたけど、ハーパーってD&D映画にも出てきた団体だったよね。ハーパーはアブソリュート教団と対立してるんだろうか。
奴隷のノームたちは解放されてみんな菌類のもとに避難していると思っていたが、ここにまだひとり残っていた。
バーカス・ルートってだいぶ前にゴブリンに捕まってたノームだよね!?
彼はウールブレンをムーンライズタワーまで助けに行こうとしていたが、やめとけ。絶対また捕まるから。
我々の心のこもった説得に彼も納得したようだ。なんと誘ったらキャンプに来てくれた。
どうせムーンライズタワーには行くのだから、ウールブレンという人も一緒に探してやろうじゃないの。ウィルの父親もそこに捕まってるという話だったし。もはや本来何の用件でムーンライズタワーに行くことになっていたのだったか思い出せない。
ちなみに、ノームたちはルーンパウダーとやらを使ってどうもテロ行為を画策していたようだ。おいおいやべーやつらを解放してしまったんじゃないのか。最初に出会った逃げてきたノームの嘘というのもたぶんこのことだな。
こうなってくるとウールブレンという人を助けるのもいい結果になるかどうかわからないのだが、そんな危険な爆薬(なのかな?)が教団側に渡るのも困るしな。
何言ってんだおめーぶっとばすぞ、Lyhty deserves kisses に決まってんだろうが!! まあこの人にキスしてもらいたいと思ってるわけじゃないからいいけどな! リュヒテュちゃんには今のところレイゼルという人がいるから!(レイゼルがキスしてくれるかどうかは微妙だが)
レイゼルとシャドウハート、今頃何言ってんだの喧嘩
今夜もレイゼルと寝ることになるのか、それとも別の誰かが誘ってきたりしないかなと思いながら眠りにつこうとすると、レイゼルとシャドウハートが言い争いを始めた。
は? 何その今更な話題???
シャドウハートはたしかにギスヤンキの遺物を持っていたが、それはリュヒテュちゃんの手に渡り、ヴラーキスにもヴォスにもそのことがバレて、アストラル界にまで行ったしヴラーキスに反旗を翻すことになったじゃないの、もう10日ほど前に!!!
これはあれかな、たぶんゴブリン本拠地を襲撃している頃か、その直後くらいに入るはずのイベントだったんだろうな。わたしが食糧をケチってなるべく野営せずに進めていたせいで夜イベントが渋滞して、今頃ようやくこんなことになったんだろうな。
まあここはお互い剣を納めて(物理)くれてよかったよ。
最近ギスギスがなくていい雰囲気のパーティだったのに、急にギスギスするから焦ったよ。仲良くしろよ!!
ほかのパーティメンバーもほっとしているようで何よりだ。
という感じでとりとめも脈絡もない記録になったが、とりとめも脈絡もなく無計画にゲームを進めているからこういうことになるんだよな。
ちなみに爆薬を持って隠れているというノームの場所(たしかネアの首をとる前まではクエストマーカーがついていたはず)に行ってみたが、誰もいなかった。無事に逃げられたのか、それとも死んでしまったのか、あるいはわたしの探索が不十分だったのか。
隠し扉の先に宝箱があったりして、グリムフォージもなかなか探索しがいのある場所だった。次こそアダマンティン鍛冶場に行ってみようかな!