今週はカナダでSUVテスト回。
カナダの自然をあの映像美で堪能できるのかと思いきや、自然の厳しさをいろんな意味で思い知らされる回となった。そして先週に続き、なぜか今回もボートが登場だよ!
Watch episode 10 of #TheGrandTour 'Oh, Canada' this Friday on https://t.co/dRMlixT2wB pic.twitter.com/NK2ZK7JbDq
— The Grand Tour (@thegrandtour) 2018年2月7日
カナダでSUV対決
今回三人の選んだ車は、
リチャード→ポルシェ マカンターボパフォーマンス
ジェームズ→レンジローバー ヴェラール
の三台。
アルファはクアドリフォリオ(四葉)のマークがついてるやつだ!
レンジローバー、確かにその真っ黒い塗り方はどうかと思う。
マカンのナンバーがMACANなの、かっこいい!
On #TheGrandTour this week: SUVs pic.twitter.com/hKlgoKSFWj
— The Grand Tour (@thegrandtour) 2018年2月9日
Sport 対決
で、レースをするかと思ったら、タイム比較用のBMWの鍵が行方不明……だと……。かつてないトラブルで笑ったし、そのまま撮影を続行するのも笑ってしまった。
(`゚Д゚) <健康と安全をあきらめ、強硬します
き、気をつけて……。ジェームズも道を忘れないで……。
J`・ω・) <ピンキーとパーキーの車と比べると、馬力やトルクは劣ります
ジェームズがジェレミーとリチャードのことを "Pnky and Perky" と呼ぶのが好きだ。トップギア時代からときどき言っていた気がする。
(`゚Д゚) <ジェームズは先週末、彼女を連れてヴィクトリア&アルバート博物館へ行き、ベニヤ板の展覧会を見てきたらしい
なんだその展覧会……と思って調べたら本当にやってた(現在は終了)。
イギリス空軍のデ・ハビランド・モスキート(木製飛行機)の展示が目玉だったらしい。それ以外も、展示品を見るといかにもジェームズが好きそうなものばかり。付き合ってくれる彼女さんでよかったね。
(`゚Д゚) <リチャードの奥さんが今朝電話してきて、「コーナーでタイヤを鳴らしたら離婚」だって
2017年の事故で、リチャードは「もう危ないレースはしない」と家族と約束したらしい。思い切りタイヤ鳴らしてたけど、大丈夫か。
ポルシェのダブルクラッチギアボックスといえば、あの "Doppelkupplungsgetriebe" である。なんとも懐かしい。
Utility 対決
い、犬の交尾……いつのまにGTはアニマル番組になったんだ……。
ジェレミーが話している間ずっと犬をなでなでしてるリチャードがかわいい。
電動式テールゲートは、むしろ安全性を証明できてよかった気もする。
Vehicles 対決
馬と対決……いつのまにGTはアニマル番組にry
ジェームズがタイムで1位を叩きだすというレア展開である。
リチャードの奥様のミンディさんは乗馬が大好きで、ハモンド家は馬を飼っている。今回の対決はミンディさんが見たら喜びそうだ。
ハモンド家や彼のペットたちは、トップギアが終わった後に本人が退屈して撮ったこの動画で紹介されている。
しかし結局SUVは使えないという結論に。三人ともSUVは嫌いだしこうなるのも仕方ない……という雰囲気のまま後半へ続く。
テスラモデルXレビュー
速いし機能が充実してて楽しそうだな! と思っていたのが全部「お祝いモード」で吹っ飛んだ。なんだあれwwwww街中であんなのが始まったら絶対に動画を撮ってしまうwwww ハッ……もしやそういう戦略……
Tesla Model X's Celebration Mode. An absolutely necessary feature. #TheGrandTour pic.twitter.com/xdBascxpu2
— The Grand Tour (@thegrandtour) 2018年2月12日
しかし0km/h-100km/hが3.1秒とは、確かにとてつもなく速い。ジェームズが「すごく速い」というくらいだしすごく速いのだ。
そしてずらりと並んだ弁護士団には笑った。法的に問題のない番組作りって難しいんだなあ(棒)。対応を学んでいくジェレミー、精神年齢9歳にしては頑張ったね。
あの大きなタッチパネルは確かに面白いデザインだと思った。ひょっとしたら未来のスタンダードになり得るのかも。
ゴルフ好き対決
珍しく女性ゲストだと思ったらパリス・ヒルトン! もうお一人はローリー・マキロイ(プロゴルファー)。今までいろんな試合を戦ってきた彼も、まさかパリス・ヒルトンと対決することになるとは、ゴルフで生きていくと決めたときには予想していなかっただろう。
普段ゴルフ場に行くことはほとんどないため、ベントレーやロールスロイスがゴルフカートを作っていたことなど知らなかったが、ローリーと客席の反応を見る限りそんなに一般的なものではないようだ。
【リチャード・ハモンド】
ど真ん中を進み、最後にコースを外れること。
【ジェイミー・オリバー】
いつも期待外れ。
【ライアン航空】
着地場所が目的地から遠い。
これ全部本当にゴルフスラングなのか! ゲストコーナーのたびにリチャードをいじるのやめたげてよお! ジェイミー・オリバーの料理番組は楽しくてよく見ていたのだが、huluから消えてしまい残念である。アマゾンプライムさん、この機会(?)にお願いできませんか。
ピンクのベントレーは噴いた。おもちゃっぽさというかなんというか……ベントレーには大人で重厚感があって悪役映えするイメージがあったのだが、色一つで印象が変わるものであることよ。そして、確かにあんな車が走っていたらわたしも写真を撮ってしまいそうだ。
(`゚Д゚) <今のは何か健全な言葉でしょう
ゲストのピーに対してこんなフォローするジェレミー、初めて見たぞ。
トップギア時代から、スポーツ選手は全体的に運転も上手い印象だった。今回も同じく。体を思ったとおりに動かすことと集中力に優れているから、だろうか?
オレンジ・ブラウン戦争再び
意味がわからなかった方はグランドツアー1-3のイタリア回を見なおそう。
まさに「グランドツアー」なグランドツアー 1-3感想 - なぜ面白いのか
ブラウンオレンジ戦争「Grand Tour」近況 - なぜ面白いのか
あのときはジェレミーのサンバーントオレンジ色のアストンをブラウンだと言ってからかったが、今回はジェームズのボートが標的に。
一方ジェレミーのアルファはボートを牽引できないため、フォードF150ピックアップトラックに。あんなにでかでかと F O R D と書かれているとなんだか笑ってしまう。
Watch the new #TheGrandTour episode 'Oh, Canada' with a proper Canadian race now on https://t.co/dRMlixT2wB pic.twitter.com/CZbxF0MSj3
— The Grand Tour (@thegrandtour) 2018年2月9日
ジェームズがレンジローバーのさまざまな機能を使い分けて道を進んでいくのが楽しい。ジェームズって本当にああいうギミック好きね……。本当はテスラもちょっといじってみたかったでしょ?
車とボートを大事に温存して湖に着いたジェームズに対して、ジェレミーとリチャードの雑さよ。そこがきみたちのいいところ(?)だよね、うんうん……。トレーラーから転がり落ちるボートには耐えたのに、煙をあげるボートで耐えられずに噴いた。絵的に面白すぎない? そして斜面を滑り落ちていくボートと、呆然とするジェレミーの表情で呼吸困難になるほど笑った。
大事に温存していたはずのボートには穴があいているし、ジェレミーはボートの残骸を積んで走りだすし、リチャードは船外機がとれそうだし、車以外の扱いがひどい。
雪の降りしきるカナダの湖に沈んでいくジェームズとボート、かわいそうに……。ジェレミーの言うとおり、見ているだけで鼻水が出そう。ロケ後はカナダの地で何かあったかいものでも食べてビールを飲んでいてほしい。