去年に続き今年もサンディエゴコミコンにエイダン・ギレンが登場!
今年は1日目に Entertainment Weekly のパネル登壇、2日目はプロジェクトブルーブックキャストのみなさんと登壇予定。
去年はほとんど前情報を仕入れておらず、朝起きたらいきなりコミコンにエイダン・ギレンがいるニュースが流れてきて仰天したのだが(2017年まではそういうところに顔を出したところを見たことがなかったので)、今年はがっつり前情報を仕入れて心の準備ができていた。
が、しかし起き抜けにキュートな画像がゴロゴロ流れてきてやはり瀕死状態に陥った。
なんなのもう! かわいいな!!!
今週から「プロジェクトブルーブック」の撮影が始まったからか、おひげがハイネック博士仕様である。
現地からのレポが上がりつつあるので、ここで情報をまとめておくことにする。
Entertainment Weekly さんは早く全部動画をあげてください。
Brave Warriors
1日目にギレンさんが登壇したのは、Entertainment Weekly が毎年コミコンで行っている Brave Warriors というパネルディスカッション。その年に話題の「悪と戦うヒーロー」役を演じる俳優を集めてトークする企画らしい。
エイダン・ギレンが……
悪と戦うヒーロー……
まさかリトルフィンガー役を手にしてから10年でそんな時代がこようとは、本人も考えてなかっただろうと思われる。
そしてまさかわたしが悪と戦うヒーローを推す日がこようとは……なんか改めて文字にすると愕然としてしまう。基本的にヴィラン推し傾向なので。
ハイネック博士の「戦い方」は地味だけどすごく知的で、犠牲者を出さないことを最優先にしつつ真実を追求する姿勢は正しく「ヒーロー」だと思う。
さてパネルの様子は、Entertainment Weekly さんがさっそく記事にしてくれた。
もうちょい詳しく!!!! という感じだが、もうしばらく待てば、ファンがレポートをあげたりEWさんが動画をあげたりしてくれるかもしれない。
(20190724追記)
I panelis di #BraveWarriorsSDCC entrano in sala #SDCCBAD #SDCC50 #SDCC2019 #SDCC#Ballroom20 pic.twitter.com/bTqMPlgC5E
— BadTaste.it (@badtasteit) July 19, 2019
登壇の様子があがってた! なんてキュートな登場の仕方……。キュートだけどアリアじゃないよ……。
(追記ここまで)
今回登壇したのは、
ジョン・ブラッドリー(ゲームオブスローンズ)
キャメロン・カフ(クリプトン)
マイケル・エマーソン(Evil)
エイダン・ギレン(プロジェクトブルーブック)
クレス・ウィリアムズ(ブラックライトニング)
ウィリアム・ザブカ(コブラ会)
の6人。
エイダン・ギレンが「主演」として「ゲームオブスローンズ」キャストと並列されているのがなんだかとてもぐっとくる。
トーク内容
↑のEWさんの記事の中に、トーク内容が一部書かれているので、ギレンさん関係のところだけ引用。
・子供の頃はオートバイの玩具が好きだった
・イーヴェル・クニーヴェル(アメリカのバイクスタントマン)のフィギュアの白いスーツを洗剤で洗おうとした
・リトルフィンガーの "sexposition" について(「ゲームオブスローンズ」1-7でのリトルフィンガーの演技指導シーンのこと)聞かれたギレンさんは「またあとで、事務所でね……」とすげないお返事
フェイスパームがかわいすぎる。
(20190728追記)
ファンが撮影した非公式動画のおかげで大体の主旨はつかめた! ギレンさん関係のところだけざっくりまとめ。
・隣に座ったジョン・ブラッドリーと終始打ち解けた雰囲気。「この登壇者の中でお互いに知り合いだという人はいますか?」という質問に「僕らは旧知の仲だよ」と笑いあっている。
・ジョン・ブラッドリーが「今後何か新しい仕事を予定されていますか?」と質問されている間、首を振っていたギレンさん。「なんで今そこで首振ったの!!?!?」と本人につっこまれてあわてて弁解するのが面白い。うっかりFワード言ってるし。
・70年代のドラマみたいに車のボンネットをシューっと滑るアクションをやってみたいと思ったことがあるギレンさん。
・今までに出たドラマの中で役を交換できるとしたら?
→ジョン・ブラッドリーと「交換しよっか?」と言いあったあと、「タイウィン・ラニスターをやってみたい。10年たったらできるかもね」と答えて拍手が起こった。それすごく見たい……。サム役エイダン・ギレンは違和感がすごすぎてやばい。でも黒衣は似合いそう。
・気まずかったセックスシーン
→手錠でベッドに拘束されて首輪までつけられた状態で撮影したあと、ベッドから動けないのにスタッフが帰ろうとしたとき(ジョークだったらしいけどひどいw)。
・「ゲームオブスローンズ」での娼婦への演技指導のときはどうだったかと聞かれて、「二人の方にはあまり注意を向けてなかった、自分の台詞があったし」と前置きしてからの「キャトリン・スタークについて……僕がどんなふうに彼女を愛していたか」と一瞬でリトルフィンガーの中に入って一人称で語ったのがハイライト。リトルフィンガーを一人称で語るときだけ前後と全然口調が変わる。完全に「過去の自分の苦い恋」を語っている。自分で口にした「キャトリン・スターク」の名前でリトルフィンガーが起きた感じ。あとやっぱり瞬きでキャラ交替してるんだなきっと。
・最近の自分の brave な行動について
→金魚を守った。
息子さんが育てている金魚を猫が食べようとしていたので、駆けつけて救出したらしい。猫がガチで狙っていたから、助けるにはかなり苦労したらしい。金魚は今も無事で、一緒に暮らしているらしい。
なんだそのエピソード……。ドラマの中では諸悪の根源だったりサイコパス殺人鬼だったり裏切りの代名詞だったりするエイダン・ギレンが、私生活では金魚を守って奮闘してるってギャップ萌えの極地じゃない? この話は未来に語り継がなければならない。
あまりにもこのきんぎょエピソードに萌えすぎて倒れそうだ。
ということはギレンさんは現在、犬と猫と金魚2匹と暮らしているということか。息子さんと飼い犬はこの動画で見られる。犬に普通に話しかけているギレンさんのことだから、金魚にも「食べられなくてよかったね」と話しかけていそう。
www.youtube.com(追記ここまで)
リトルフィンガー演技指導解釈
"sexposition" について、詳しくはこちらのページを参照されたし。
S1の頃はリアルタイムで見ていなかったから、こんな議論があったのは知らなかった。
あの演技指導シーンはリトルフィンガー=娼婦(レッドキープにとっての)の暗喩であり、その彼が「セックスの相手に自分が娼婦だと気づかせるな」と語ることで、彼の政治的立場まで示していたという読み解き。とても面白い。
リトルフィンガー=娼婦の暗喩があったとすると、客=ネッドなわけで(S1当時、視聴者に示されていた部分においては)、つまりあのシーンは「ネッドに自分の演技を気づかせるつもりはない」という決意を語っていたことになる。
キャットとの思い出、ブランドン・スタークとの決闘と敗北、胸に残る傷痕のことと一緒に語る構成も含めて、うまいなあ。見直そう。
そんなわけで1日目から供給過多で死にそうなのだが、明日はブルーブックの単独パネルということで、いったい何が起きてしまうのか。S2情報はどれくらいくるのか。楽しみ!!
本日いちばんホットな写真。