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バズれ! ホットハッチ「グランドツアー」3-10感想

グランドツアー10話、今回は三人のカーチョイス対決!

SNSを駆使した、まさに若者に訴求する回だった!(?)

S1の頃から感じているが、グランドツアーはSNSの使い方がとても上手い。そこがトップギア時代とのいちばんの違いかもしれない。

う~ん、この予告w

以下、ネタバレ感想!

 

 

 

テスタロッサ vs カウンタック

クッソ豪華な前座だなオイ!!!

それぞれトップギア時代にも単独で特集が組まれたことはあったが、並べて走るのを見るのはこれが初めてじゃないかな。よく実現させたな! かっこいい……。

J`・ω・) <We continue arguing face to chest.

(顔と胸を突き合わせて議論を続けます)

face to face で「面と向かって」の意味になるが、ジェームズとリチャードでは身長差が大きいからこんな表現に。議論の前からケンカを売っていくスタイルのジェームズ。

アビーによればテスタロッサの方がスムーズだったようだ。でもアビーはランボの方が好みみたい。

しかしあのタイム! 技術は進歩しているのであるなあ。

 

飛ぶ鳥のスピード

このシリーズ好きだ。

Jo`^ω^)o <Yeeees! I love it!

ジェレミーが話を振ったときのジェームズの反応がかわいすぎる。

J`・ω・) <知識が増えれば世界は豊かになる

さらっとこういうセリフが出てくるところも素敵。

James & Jeremy's Speed of Birds も見たい。絶対に制作がプラムピクチャーズになるやつや。

 

バズれ! ホットハッチ

若者に小型ホットハッチバックをアピールするチャレンジ。

三人が選んだのは、

ジェレミーVW ポロGTI

リチャード:フォード フィエスタST

ジェームズ:トヨタ ヤリスGRMN

の三台。

ぐるむん……。

 

ジェレミー労働党ステッカーは、UKでは若年層に労働党が支持されていることを受けてのもの。現在の党首はジェレミー・コービン。UKのTwitterでしょっちゅうトレンド入りする、お馴染みの名前だ(わたしはTwitterのトレンドをロンドンに設定している)。

なんと偶然にもジェレミー・クラークソンとも同じイニシャルだが、イスラム教の預言者ジーザス・クライストとも同じイニシャルである(キリストはイスラム教の預言者のひとりでもありちゃんとコーランにも載っているので正しい表現である)。

リチャードが書こうとした STORMZY とはこんな方。

www.youtube.com

なおアメリカのポルノ女優ストーミーはこんな方。

www.youtube.com

ジミー・キンメルのインタビュー番組に出たんだなあ! なんというか……でかい……。

一方ジェームズは、若者にアピールするものといえばジューサーで作る生ジュースだという。今までにない展開に目を疑うしかなかった。これ車番組やぞ!

J`・ω・) <倫理的に健全な水

を使っているので、顔にぶっかけられても健全である。

 

Mail Online といえば、昔から我々がお世話になっているタブロイド紙。撮影中、撮影外の三人をパパラッチしてはせっせと写真を載せている。なるほどわたしは彼らのターゲットだったのか。

www.dailymail.co.uk

これがそのときの記事。Made In Chelsea というのはビンキーが出ている番組名のこと。

実際にはジェレミーの車を修理するためにビンキーが呼ばれたにもかかわらず、記事では「ビンキーの車を修理するのを手伝うジェレミー」になっているの、イギリスにおいてもまだまだジェンダーが先入観として機能してるんだなという感じ。

まあ「モータージャーナリスト」と誰か別の人が一緒に車を修理していたら、相手の年齢性別とは関係なく「モータージャーナリスト」の方が手伝ってるんだろうなと思ってしまうものかもしれない。

最初から「そういう勘違い」を生むとわかっていてこういうシチュエーションを作り出したのだとしたらますます面白い。ジェレミーやすにふならそういうことやりそう。パパラッチには常に悩まされているだろうし。

 

リチャードの記事はこちら。

www.thesun.co.uk

こっちはジェレミーとジェームズまで撮られているから、撮影中だとバレバレである。

f:id:ssayu:20190318225005p:plain

https://www.thesun.co.uk/tvandshowbiz/6386317/richard-hammond-wife-mindy-the-grand-tour/

おいかわいいな!

ちゃんとフィエスタとポロの写真も撮られていたぞ、よかったね。

ジェームズのデート相手の歴史家メアリー・ビアードはどうやらローマ史がご専門で、著作がベストセラーになったらしい。邦訳も出ていて、すごく面白そう。

せっかくなので三人の撮った動画も貼っておく。

これがショートバージョン。

もと動画はこちら。

www.youtube.com

↑これが全部で5本もある。

 

www.youtube.com

ライアン・ゴズリングとチャニングテイタムの仲裁劇」はキャプションのところに書かれている。

 

www.youtube.com

これがジェームズのフルバージョン動画。アップされた当時、わけがわからないながらも腹を抱えて笑いながら見たのを覚えている。段ボールのミシン目をピリピリ破りながら感じまくるジェームズがwwわかるよその気持ち……あの感覚、気持ちいいよね。

当時は「トヨタってこんな梱包してくれるの????」と思いながら見ていたのだが、そういう思惑で撮られたものだったか。ようやく合点がいった。

ジェームズはトップギアが打ち切りになったときに開設した Unemployment Tube (「U-Tube」である)を使ったのも有利に働いたかもしれない。

それでもこの動画が人気を集めるグランドツアー、というかジェームズのファン層よ。

しかもコメント欄に「ジェームズが車の説明書を読む動画が必要だ」とか書かれ、それが2019年3月18日現在、3477の「いいね」を集めている。なにそれ見たい。

J`・ω・) <three hundred thirty thousand

の言い方がほんと好き。もう得点の傾斜とかどうでもいい。今回もまたジェームズが勝ったね、おめでとう!!!

 

ssayu.hatenablog.com