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「プロジェクトブルーブック」2-5 メン・イン・ブラック

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https://twitter.com/TaraDBennett/status/1229913314336968706

「プロジェクトブルーブック」S2に入ってから怒涛の展開が続いていたが、ここにきてイアン・トレイシー×エイダン・ギレンの共演が熱い。

公式ポッドキャストでもふたりが仲良く対談しており、ネタバレ満載ながら必聴の内容である。

そして! ヒストリージャパンでもS2の放送が決定した。2020年夏になるらしい。できれば Amazon Prime とか NETFLIX とか、もうちょっと利用者数の多い配信サイトで公開してもらえると布教しやすいのだが。

日本語版予告編はこんな感じ。

www.youtube.com>「ゲーム・オブ・スローンズ」の初回放送の視聴率を超える数字を叩き出した

とかキャプション欄に書かれているが、視聴率ではなくて視聴者数である(ゲースロもブルーブックもケーブルテレビでの配信だから正確な視聴者数がわかるし、視聴率なんかカウントしてない)。これを書いた人がどこで調べたのか知らないが、かつてわたしのブログでそのことを紹介したときは、ソースはウィキペディアという適当さだったので、賢明なる諸氏はソースの明確でない数字をあまり真に受けてはいけない。

 

さて先に5話の公式プロモなどを。

これはメネルさんが陰謀論ゲームにチャレンジした動画。「この陰謀論は史実か?」ではなくて「この陰謀論は実際に噂されているか?」という質問。スタッフがさっきでっちあげた「陰謀論」かどうかを当てるゲーム。結構善戦している。

誘拐されたハイネックがミミに秘密のSOSを出すシーン。これで察するミミさんはさすが。あまりに察しすぎて、帽子の人にまで「察された」とバレたのではないかと心配になった。

この予告も不穏さがたまらない。

これもよくできた動画。こういうの見てると、英語はかっこいいフォントがたくさんあっていいなあと思う。

予報によれば今週火曜にブルーブックの続きが来るとか。

今夜ブルーブックを見るかだって?! そんなの俺がハンサムかどうか聞くようなもんだろ!

 ハイネック不在のため、クインとバンクスが彼を探すことになるわけだが……。最後の1枚、コラネタに使われそうだな。

レベッカの人も番宣!

 

telltaletv.com

こちらはカナダの女優さんジル・モリソンがブルーブックについて語った記事。

さて、以下はネタバレ(予告にすでにだいぶネタバレがあるが……)。

 

 

 

オレリーPの実況・モーリー島事件

いつものようにPの実況をまとめておく。今回も小ネタ満載だ。

帽子の人ことウィリアムを演じるイアン・トレイシー、実は「ベイツ・モーテル」にも出演していた! 調べてみたところ、レモ・ウォレスという役。ディランと働いていた麻薬ビジネス組の一味かな。

batesmotel.fandom.com

画像を見ると確かに同じ人なのだが、帽子の人とは雰囲気が違いすぎる。役者さんってすごいな。ウィリアムの顔と声と話し方がツボすぎるので、ほかの出演作もチェックしてみたくなってきた。

予告動画でこの場面が出たときから予想していた人は多かったが、これが博士なりのSOSだったわけ。実際は最近ジョエルくんにおやすみのキスをしてもらえない博士……(涙)。

待って史実では犬が死んでるの!? 悲しい……。

モーリー島事件の目撃者によれば、このとき目撃された物体は直系が少なくとも30m、ボートの150m上空でホバリングしていたらしい。

このへんの事件とメン・イン・ブラックについては日本語ウィキペディアにもまとめられている。

ja.wikipedia.org

メン・イン・ブラックスタイルにされてしまうハイネック。でもズボンとネクタイはそのままだし、帽子はおうちに置いてきちゃったまま。博士にどれくらいメン・イン・ブラックコスをさせるかについては、スタッフ間でかなり議論されたらしい。詳しくは公式ポッドキャストへ。

モーリー島事件の初期の調査員だったのは、実際にはケネス・アーノルド。この事件以降、現代のUFO時代に入るとされている。この事件の2週間後がロズウェル事件だしね。

ケネス・アーノルドはモーリー島事件の調査中、尾行されたりホテルが盗聴されたりしたらしい。

朝から飲むバーボンは最高だぜ。

たぶん真相を知りたいという意思の強さはどちらも似ている。ふたりとも頭がものすごく切れるのも間違いない。そのハイネックを自分の側に引き込むためにウィリアムがこの言いまわしを選んだところが萌えポイント。

博士は闇堕ちしたりしないよ! ということを、我々はもう2-2で確信しているのだが。まあ闇堕ち博士が見たいか見たくないかで言えば見たいのだが、それは妄想にとどめておくことにしよう。

これは言われないと気づかなかった! ウィリアムがラジオに近づくと音が途切れてしまうのである。1-1の博士のカーラジオもそれだったの!? そういえば今回もラジオから音楽が流れるシーンがあったよね。

ウィリアムが現在も生きてたら、あちこちでwifiの電波を途切れさせて回ってるわと言われてるの笑う。そうか、お前のせいだったのか。

博士は歩くエンサイクロペディア・ブリタニカだからね……。もし博士が闇堕ちしてウィリアムと組んだとしても、この立て板に水トークに辟易してすぐに捨てられそう。やはりハイネックと組めるのはクインだけ。

今回のハイライトその1。クインははっきりとハイネックを必要としている。いちばん彼を必要とする場面で彼がいない! 

あのインフィニティストーンがここにつながるのか!!

レベッカがあの石をあんなふうに描いたということは、もしかしてあの石は本来いくつかのパーツからなるものだったり?

あの石、確か1-8で持ち去られてしまったのだけど、結局どうなったんだろう。ウィリアムたちが持ってるんだろうか。

先ほど貼ったウィキペディア記事でも紹介されていたが、このモーリー島事件は「メン・イン・ブラック」が最初に目撃された事件である。ミミがそれを突き止めた! ちなみに実際に現れた「メン・イン・ブラック」も3人だったという話だから、今回のエピソードはそれをなぞっている。

遠隔透視についての解説。CIAは本当に現在も超能力の研究を続けてるんだろうか。

ミミがライトパターソンで見つけた写真は、実際に撮影された「メン・イン・ブラック」の写真をもとに作られたらしい。そうか写真も残ってるのか……。

このシーンは胸が痛むと同時に、ハイネックの共感を引き起こすために語った……? という疑いも確かに浮かんだ。たぶん語ったこととその感情そのものには事実が含まれているのではないかな。

これについてはポッドキャストでトレイシーさんも語っていた。真実はこの時点ではトレイシーさんにもまだ知らされていないらしいし、まだ知りたくないそうだ。でも「この時点での真実のつもりで演じた」という話だった。

 

このシーンはうわあああ! ってなった。完全に1-1のリフレインじゃん……。怖い。

バンクスが語った海軍基地もちゃんと史実に基づいたものらしい。

CIAの前身がCIG。CIAができたのは1947年だから、それ以前の話ということになる。ナチスの将校がたくさん招聘されていたらしい。

今回のハイライトその2である。「ハイネックはウィリアムと一緒にいるんじゃない。俺たちを奴のところに連れていこうとしてるんだ」

ハイネクイン、離れていてもブロマンスぶっこんでくるな。博士からのメッセージを発見したときの大尉の喜び方、「博士のことはよくわかってるし博士は俺のことを信頼してくれてる」感が強くて好き。

トレイシーさんも「僕、本当に宇宙人かもしれない」と思いながら演じていたそうだが、実際にはどうなんだろ。

モーリー島からあのふしぎな金属を持ち帰ろうとしたB25が墜落したのは史実らしい。メン・イン・ブラックもひとり死んでたっぽいけど……。

あのスタントパイロットさん(そんな仕事もあるんだなあ)はいい仕事してた。

ハイネックは真実のためならどこまでやるのか? が今回のテーマだった。

彼は確かにS1でウィリアムに言われてクインや空軍のことを裏切ったけれど、人死にが出るのは絶対に避けたいというのがひとつの基準みたい。

ウィリアムは目的を達するまで自分を殺すことはないだろうと読んでリードをかばう博士……。

なんだかまた馴染みのない固有名詞が出てきたぞ。これについてはもうちょっと調べる必要がある。

モーリー島事件とメン・イン・ブラックについて、詳しくはこちらの記事で。

ウィリアムはS2の間に再登場するとポッドキャストでも言われていた。楽しみすぎる!

そんな公式ポッドキャストはこちらから! 5話の撮影はロケやらアクションやらでギレンさんも楽しかったらしく、「イアン・トレイシーに攫われちゃうんだよ!」とハイテンションで話している。

5話の舞台裏。

マラーキーさんとギレンさんがミミについて語るところがかわいい。三角関係を捏造するマラーキーさん!

機内のセットを作ったスタッフさんのアカウントかな? 1-4で博士が乗っていた飛行機もこれだった。

ところで大尉に関するとんでもない元設定がさらりと語られてるんだけど、大尉ってもともとそんなキャラになる予定だったのか。マラーキーさんの解釈であんな感じに変わったみたい。今の知的で性的に誠実な大尉の方がずっといいな。

 

そして6話の予告。「接近遭遇」というタイトルに興奮を抑えられない。楽しみ!

プロジェクトブルーブック終了の危機と、S1に繰り返し出てきたあのふしぎなマークが示唆されている。S2以降ずっとS1との関連で話が進んでおり、構成の巧さがうかがわれるが、いよいよあのマークもここで再登場か。

カナダ版の6話予告。

史実予習用動画。

 

感想

まさかこんな……2020年になって悪者に銃で脅されて攫われてしまう善良なエイダン・ギレンが見られるなんて……ギレンさんを知った当時(もちろんゲースロ初視聴時)には考えられなかった……。

この人も言うように、本当にリトルフィンガーをやったのと同じ人だとは思えないくらい。

しかしウェスタロスでも中世イングランドでもここまで危ない目にはあってこなかったエイダン・ギレンが殴られるわ拉致られるわで、冷戦期アメリカこわい。まあ死んでないから安全と言えなくもない。博士が亡くなるのは次にハレー彗星が地球に接近するときだからね……。

拉致された博士が拘束されてなかったのはやっぱり、抵抗してもすぐ制圧できると思われていたからだろうか。

しかし博士、帰りの飛行機でめっちゃ楽しそうにしてたけど、普通の大学教授が誘拐されて銃を突きつけられてその他諸々危険な目にあったら相当なトラウマになるような……。博士メンタル強いな。

ウィリアムは博士の服のサイズとかを知っていてあのコートを仕立てさせたのだろうか。いやサイズまではわからなかったからコートだけだった? 自分とおそろいのコートを着せてご満悦なウィリアムに、若干のリトルフィンガー要素を見てしまう。

メン・イン・ブラック」衣装フル装備の博士も見てみたかった。帽子くらいはサイズがわからなくても仕立てられるのでは? 博士、前回帽子を脱いだところで襲われたせいで今回ずっと帽子無しだったから。 

しかしウィリアムもたじたじな博士の科学トーク、好き…。
あそこで博士が飛行機に乗ってたとしても途中で放り出されたと思うって言われてて笑う。 日頃の大尉の苦労が忍ばれる…。
今回大尉はバンクスと仲良くなってたけど、博士とのドライブに比べればだいぶ楽だっただろうなと。 まあ大尉のパートナーは博士でないとだめなんだけどね!
 

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