しばらく寄り道を楽しんだので、各キャラ2章のストーリーを始めてみた。
ソローネ→テメノスの順でとりかかったため、無事血なまぐさい。アグネアちゃんこの旅のテンションについてこられてる? 大丈夫?
まだジョブは発明家と学者しかなく、パーティ編成によってはザコ戦でなかなかブレイクできない場合もあって大変だ。しかしボス戦は前作の経験が生きており、なんとか命を繋いでいる。
このゲーム、レベルアップで体力回復というルールがなければだいぶ難易度が跳ね上がっていた気がする。長旅の途中で体力が全快できる機会があるの、本当にありがたい。
前おきはこれくらいにして、以下ソローネとテメノス2章のネタバレ感想。
今日から真似したいソローネ式交渉術
ひとまず推奨レベルの低いところから……と、ソローネの2章「母ノ章」から始めてみたところ、戦闘がないまま終わった! そういうのもあるのか。
ここでは淡々とマザーの手がかりを追うことになったが、ソローネ式の交渉術がなかなか高度で、積極的に見習っていきたいと思ったのでここに記す。春から新社会人になるというみなさんもぜひ参考にしていただきたい。
1. 自分の立場を明確にする
交渉相手に「頼まれても○○できない」と言われてしまったときの対応法。
すみやかにナイフを抜いて「私も頼む気なんてないよ?」と答えよう。このように自分の立場を明確にすることにより、相手に交渉の余地などないことをわからせよう。曖昧な態度は有益とはいえない。
2. 支払える対価の用意が十分にあることを示す
交渉相手から「命のひとつやふたつは賭ける必要がある」と脅されたとしても、「へぇ……安いんだね」と軽く流そう。脅しは通じないこと、覚悟は決まっていること、命のやりとりなど鼻をかむ紙程度のものでしかないことを示すと同時に、こちらには支払い能力が十分にあることを示している。これにより、交渉相手も安心して取引が可能になる。
3. ルールの確認は怠らない
交渉相手が突然デスゲームを提案してきたり、「おまえの汗は甘ったるい」などと挑発してきたとしても、動揺を見せてはいけない。
あくまで相手の価値観は否定せず「面白い話」と受け流すことが肝要だ。
その上で「で、どうすんの?」とルールの確認をする。相手が賭けを持ち出してきた時点で勝ちフラグである。ただし古今東西、デスゲームにおいてルールの確認を怠った者は確実に死ぬ。まずは落ち着いてルールの確認をすること。交渉において相手にルールを語らせるのは基本である。相手のスタンスが見えれば、どう切り込むかの糸口も見える。
4. うまくいかなくてもくよくよしない
どんなに周到に準備したとしても、失敗するときは失敗する。
そんなときは「ああ、そうか」って思うだけ。潔く状況を受け入れよう。その覚悟が、時に相手を圧倒するのである。
いかがだっただろうか。
いずれも今日から使える実践的な交渉テクニックである。わたしも積極的に真似していきたいところだ。
真似するのは危険! ファーザー式交渉術
ソローネ「母ノ章」に続いて「父ノ章」もやってみた。こちらはダンジョンもあり、ファーザーの登場もありで、ファーザーの危険さがたっぷり語られた。
ファーザーは終始ソローネを圧倒する。しかし彼の交渉術にはあまり高い評価を下せない。実際に、交渉相手であるところのソローネはファーザーを殺そうと思っている。たとえ短期的な目標を達成したとしても、最終的に殺意を抱かれては、長期的な利益があるとは言えない。
以下にそのダメな一例を示す。
1. 真摯な謝罪をしない
相手が「ふざけないで」など不快感を露わにしているにもかかわらず、「からかっただけ」と冗談ですませるのはやめよう。社会人として、謝罪すべきときには真摯な態度が求められる。
また仕事の待ち合わせ場所にチンピラを派遣して襲わせるのも、相手に不信感と殺意を抱かせるきっかけとなりかねない。社会人としては慎むべき行為である。
2. 相手の嗜好を一方的に決めつける
どんなに自分が殺した相手の血をパンに塗るのが好きだったとしても、相手も好きとは限らない。相手の嗜好を決めつける前に、一度立ち止まって「本当に相手も自分と同じ好みだろうか?」と考えるべきである。
どんなに心をこめた贈り物であったとしても、相手の好みにそぐわないものでは効果も薄い。場合によってはその贈り物が絶望感と殺意を生むことになりかねない。贈り物を選ぶ際は、相手の嗜好を事前に調査しておくことをおすすめする。
また唐揚げに勝手にレモンをかけることを嫌う人がいるのと同様に(※わたしの唐揚げにはじゃんじゃんかけて大丈夫です)、たとえ善意であったとしても他人のパンに勝手に血を塗ると、最悪の場合さらなる血が流れることになり、おすすめできない。
同様の理由で、ベルゴミのこの交渉術も真似しない方がよい。
「他人に自分の靴を舐めさせたい」という嗜好の相手であれば有効な交渉術になり得るが、「不衛生である」などの理由から好まない者がいることも十分に考えられる。
相手の価値観と合致しなければ、どんな交渉も意味をなさない。なんでも自分の基準で考えず、常に相手がどう受けとめるかを想像すべきである。
普段は毒にも薬にもならないことを延々述べるこのブログだが、今日は社会に役立つ実践的な記事を書いてしまったな……。
物騒だという自覚あり
ここで挿入されたテメノスとソローネのパーティ会話が面白かった。
きみたち自分の旅が物騒だという自覚があったんだな!
テメノスの言うとおり、ソローネの章のヴィランはヴィランヴィランしたヴィランだが、テメノスの章はまだ最終的に誰を倒すべきなのかもわからない。出てくるのはどいつもこいつもあやしい・不審・感じ悪い・被害者のいずれかである。きみの職場もなかなか大変だな、テメノスくん。
見立て連続殺人事件
さて僧正殺人事件ならぬ教皇殺人事件は、なんと連続殺人事件に発展した。しかも見立て殺人とな。面白くなって参りました。
事件の行く末ももちろん気になるのだが、わたしの関心はテメノスをめぐる人間関係がどういう進展を見せるのかにも向いている。
クリックくん何なのその発言???? 何を期待してたの????
めちゃめちゃ友情が芽生えてますやん。完全にホームズとワトソンの関係じゃん。
今までほかの主人公たちの一章で、数人の相棒ポジションの人を斬ってきたが、クリックくんを斬ることになったら悲しいなあ。この人には裏切られたくないなあ。
クリックくんの同期らしきオルトくんとかいう騎士も出てきたが、なんだろう、この人。当て馬というやつかな?
旅の仲間たちにもクリックくんはちゃんと認識されているらしく、キャスティからは「ちょっとクリックさんに厳しすぎない?」と指摘されてしまった。いやどう見ても愛情でしょ! キャスティ、クリックくんの本音を聞き出してきてくれないかな~~。
一方の聖堂機関の連中は相変らず感じが悪く、執拗にテメノスを犬呼ばわりする。どうもありがとうございます。
しかしテメノスも「フフ、噛み付きますよ……」と不敵な態度。おいおい物騒パーティに揉まれて染まってない??? いやもともとそういう人なのか??? いずれにしてもありがとうございます。好物です。
今回は被害者が薬師と踊子(未遂)だったわけだが、一歩間違えばキャスティやアグネアが被害者になっていそうで恐ろしい。特にキャスティは割と直前までこの町にいたわけで。被害者がマレーヤだったらどうしようと思ったが、そんなことはないよね?
今回の見立て殺人で出てきた神々についてだが、どうも今作は神々の神殿が各地にあるっぽい。対応するジョブのキャラを連れてその神殿に行くと、EXアビリティが使えるようになるっぽい。今のところ狩王女の神殿でオーシュットのEXアビリティを覚えられた。霊薬公の神殿も発見したが、あいにくそのときキャスティがいなかったのでまたあとで再訪予定である。
たぶんこの神殿は8基あるのだと思われるが、ひょっとして実際にこの順番で訪れると何かいいことがあったりするんだろうか。初手から順番が違っているけど大丈夫だろうか。あとEXアビリティは各キャラに2個あるようだが、もうひとつはどうやって覚えるんだろう。まあそのへんはいずれ判明するときを楽しみにしておこう。
さて今わたしはオーシュットの2章を進める町まで来ている。このまま話を進めてもいいのだが、ジョブを探してまわりたい気持ちもある。今のレベルで無理なく行けるエリアを先にもう少し見てまわろうかな? でもあんまり探索を進めると、レベルが上がりすぎてボス戦でセリフを全部聞く前に倒してしまいそうなんだよな。あと普通にシナリオの続きも気になるんだよな。迷うな~~。
本日の闇深案件
ねえなんでこの世界ってこんなにつらいの???
あとどうしてこの人は「けしかける」先制化情報とかいうのを教えてくれるの???
町の人みんなの隙ができる瞬間を知ってるとでもいうの???
そんなに鋭い人がどうしてこんなに裏切られ続けるの……。誰か彼の相棒になってあげてよお……。
なんか新しい機能ができてたので貼っとく。押してもらうといいことがあるんだろうか?