現在赤組さんは第2部の4月。
なんだかもう台詞がクライマックス感満々で、ひょっとしてクラスごとに第2部の長さは違うのかという気がしている。
もうここまで来たら一気にクリアしてしまいたいのだが、第2部の感想もクリア前に残しておきたいのでちょっとだけ書いてフォドラに戻る!
ネタバレ全開につき注意!!
タイムジャンプ前後
当然といえば当然なのだが、青組さんルートでやったときとはタイムジャンプ前後の流れが全然違って驚いた。
結局紋章石を奪うのに成功し、ガルグ=マクを陥落せしめ、そのままガルグ=マクを拠点のひとつとしたということか。青組さんルートでは、第2部当初ガルグ=マクは廃墟になっていたが、どうしてそっちルートでは修道院を放置したんだったっけ?
重要そうな選択肢が何度も出てきてそのたびにオロオロしたが、これが噂の教会ルートへの分岐というやつか。本当の POINT OF NO RETURN は、レア様の命令に従ってエーデルガルトに剣を向けるかどうかの選択肢かな?
レア様の変貌ぶりには肝が冷えた。今回はレア様の支援も上げて、1年目の時点でAまで上がっていただけになおさら。なんですのあれ、ベレト先生処分されてしまうん?
ナバテアのひとたち
ここにきてまた新用語。緑髪の人たち=神様に連なる者たち? の総称かなあ。
察しの悪いわたしも、赤組さんルートでの会話や新しく見た支援会話で、ようやく彼女たちと女神との関係がわかってきた。
レア様やフレンちゃんの言う「お母さま」というのが女神ソティスなのか。
で、セテス先生=聖キッホル、フレンちゃん=聖セスリーン本人? となるとレア様はやっぱり聖セイロス本人? オープニングでネメシスと戦ってた人、レア様そっくりだったしなあ。レア様がうたっていた歌をソティスちゃんが知っていたのも、ソティスちゃんがレア様にうたってあげたことがあったからか。ていうかソティスちゃんって釣り好きなの??
四聖人の残りの聖インデッハ(人付き合いは苦手だが手先が器用で、聖人像は弓を持っている)と聖マクイル(頭脳明晰で戦略に長けており、聖人像は魔法使いっぽい)は出てこないんだろうか。
セイロスとネメシスが戦ったのは、ネメシスが何らかの方法でソティスを消したか死なせたかしたから? もしかしたら、それこそエーデルガルトと同じことをしようとして負けたのがネメシスだったのかも。
ネメシスとジェラルトさんが微妙に似た印象なのもちょっと気になる。炎の紋章つながりで、ベレト先生とネメシスが似ているならわかるのだが、ジェラルトさんに似てない? ジェラルトさんって確かレア様に助けられて騎士団入りしたという話だったと思うのだが、そのときレア様がジェラルトさんの血に何かしたのだろう(献血とかか)。で、寿命がのびたと。
レア様は女神ソティス復活のために、生まれたばかりのベレト先生の血にも何かしたのか。エーデルガルトやリシテアちゃんがされたのほど酷い実験ではなかったのかもしれないが、たぶん似たようなことしてるでしょ。心臓が動いてないってよっぽどやぞ!
そしてそうなってくるとベレト先生の母親は何者なんだって話に。ナバテアのひとだったのか、それとも普通の修道女だったのか。
そういえば1年目にさらわれたフレンちゃんの血は、その後どこかで使われたのだろうか。ルミール村の事件とは関係ない?
なんかこう、レア様の方も「お母さま」を復活させるために何度も実験と処分を繰り返していそうな感じ。「闇に蠢くものたち」とどっちがマシなのかというレベル。
金組からクリアした友達は「レア様こわくないよ」と言っていたが、青→赤とプレイしているわたしにはこわいよ!!!!!!!! 初見でこいつ絶対ハイスパロウ化するやろと思ったものだが、ハイスパロウじゃなくてメリサンドルだったわ。
それぞれの理由
さて教団に背くという大罪を犯した赤組さんご一行だが、各キャラにとっても重大な決断だったらしく、キャンプ地ではそれぞれ自分がここにいる理由を説明してくれた。もともと赤組さんだったみなさんは「そういう流れ」になるようデザインされているのだが、スカウト組はどうなってんだ? と思ったら。
これがまたちゃんと用意されているわけだ。
特に信仰心厚いメルセデスはよくこの流れについてこられたなと思っていたのだが、そうだよなー、彼女はアッシュくんやシルヴァンの身に起こった悲劇を間近で見ていたわけで。それに彼女自身も紋章に翻弄される人生を送ってきたわけで。ちゃんとこのルートに至る道も用意されていたわけだ。こういった作りこみには本当に感心してしまう。
うん、まあきみはそうなるよね……。このルートのアッシュくんは西方教会からクリストフに関する書類をもらってきたところまでで、その後のカトリーヌとの対話をしていないのだ。もちろん和解も。別の世界線では和解して結婚までしたふたりが、今生では殺し合うことになるなんて。
ちなみにアネットはメルセデスと同じく「教団のあり方がおかしい」という理由でついてきたのだが、「父さんと戦うのだけは嫌」とも語っていた。
まあそのお父さんと戦わせたんですけどね(外道)。
リシテアちゃんもそうなるよね……。リシテアちゃんとエーデルガルトの仲が深まっていく様子なんて、赤組さんルート本編に入れてほしいくらいだ。彼女とリンハルトとの結末も気になる。
あとはレオニーちゃんが「師匠にもしものことがあったときは先生のことを頼まれてた」と言っていて、その理由はなるほど納得。しかしそれなら青組さんルートのときもついてきてほしかった(グロンダーズ会戦での彼女と彼女が率いた一軍が強くて苦戦した思い出)。
意外だったのはフェルディナント。青組さんルートでの彼は、父親が失脚したことで愕然としていたが、こちらでの彼は事態をもっと冷静に受け止めていた。そして「宰相」としての地位ではなくただの将としてエーデルガルトの下につくことをよしとした。正直もっと彼の葛藤が見たかったが、彼の定義する「貴族らしい生き方」は、当初の印象よりずっと強いものだったようだ。
支援会話で明らかになっていく彼のキャラクターはどれも微笑ましく、好感度がうなぎのぼりである。特にドロテアとの会話でお菓子を作るエピソードがよかったなあ。あとヒューベルトと最終的にあんな友情を育むことになるとは予想外。犬猿の仲からのスタートだったから、余計に微笑ましい。テフって何だろと思ってたらコーヒーのことか!
アリアンロッド攻め
あ~あのゴーレムも床の装置も覚えてるよ! と思いながら意気揚々と出陣したら、イングリットとフェリクスを殺す羽目になり落ち込んだ。
特にこれな……。自分でもびっくりするくらいダメージを受けた。あんなに慕ってくれていたグリットちゃんはこの世界にはいないんだ……。
あー……婚約者だった彼のことか……。騎士になるという彼女の夢はかなったようだ。でもごめんね、残念だけどたぶんこのルートでは王国は滅びるし殿下も死ぬから、きみの守りたいものは何も残らないんだ(外道)。なお外道オブ外道なのでこの場にアネットもメルセデスもアッシュくんも連れてきたが、とどめはちゃんと先生がさしたので安心してほしい(?)。
フェリクスはきっとこうだろうなと想像したとおりの戦いっぷりと死にっぷりだった。親父殿と同じ場所で死ぬことになるんだなあ。
赤ルートでのコルネリアはすんなりやられるだけの小物な印象だった。が、ここで彼女が「闇に蠢くもの」の一員だったことが明言されたのは重要。
そういえばヒューベルトが「アランデル公はベレト先生と似ている」と語っていたが、ふたりの間には何かつながりがあるのだろうか。まさか彼も炎の紋章持ちだったりはしないだろうけど、無根拠にこんな台詞を出すわけではないだろうしなあ。軍師ポジションというところが共通なんだろうか。
その他
いろいろ考えてもどうせもうすぐ答えがわかるはずなのでこのへんでおしまい。最後に、印象に残った場面をぽちぽち貼っていこう。
あーーーーっ、き、き、きみたちは!!! 覚えてるぞその顔!!! 早くディミトリのいないところに逃げるんだ!!! とヒヤヒヤしながら見守っていたが、どうやらこの世界で死ぬのはランドルフだけ? 妹さんは生きられるの?
このせりふ、マリーア・ジビュラ・メーリアンじゃないか!!!
このシナリオ担当者さん、彼女を知っててこの台詞書いた? 彼女の残したイラストは本当に素敵で、あの時代において傑出したその生き方も素敵なのでぜひ一度見てほしい。
言いますね。
本日は以上。