ウオオオオ話が!! 進んだ!!!!
バルダーズ・ゲートに来て初めて本題に入れたぞ!!! この大都会に来てから今まで、世界の危機とは関係のない事件に巻き込まれまくってたからな!!
でもバルダーズ・ゲートに来てからというもの、なんか重要そうな選択の連続で心が疲弊している。そんな世界の命運を左右するような選択が次々と降りかからなくてもいいじゃないか! いや、でももう終盤ってことだよなきっと。世界の命運がかかってくるよな。
まだ自分にどんな選択肢があり得るのか、自分は何を選ぶべきなのかわかっていない冒険者ではあるが、そのときがきたら正しい選択をしたい……とは思っている。でも何が正しいのか一概に言えないのがこのゲームの面白さでもあるんだよな~。
わたしはこのゲームのこと、ストーリーがすごく面白いし自分の選択がどんどん物語に反映されていくのがわくわくすると思ってるけど、いちばん嬉しいのはひとんちの棚とか袋とかを漁っててじゃがいもやりんごが出てきたときなんだ……。そんな略奪型プレイヤーにもハッピーエンドは訪れるのだろうか……。
そんなプレイヤーのバルダーズ・ゲート探索記!
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ベハル入門連続殺人
前回バラバラピエロ殺人事件と神父殺人事件と「厳格な司書」行方不明事件を追っていた我々。調査の結果、すべての事件はベハルの信徒入門試験だったことが判明した。
この調査結果を「厳格な司書」の上司に話したところすごい乱交が始まったわけだが、本日は神父殺人事件の調査責任者である空飛ぶ黄金の象さんに報告してみた。
ヴァレリアは一応の理解を見せ、「エルフの歌」亭にいるという助手のところに報告しろと言いだした。「エルフの歌」亭は竜渡りのさらに向こうにあるらしく、この先の検問を通るための通行証をくれた。やったね!
でも、娼館の探索をしてるときにもうゴータシュの戴冠式招待状を盗んじゃったんだけどね!
ひとまずこれで難民への容疑は晴れた。もともと難民が事件を起こしたという疑いを晴らしてほしいという依頼だったわけだし、我々は一度寺院に戻ってシスターに報告することにした。
よかったよかった。これで難民支援がまた進むといいね。とはいえ、当のブリルゴーはもう亡くなってるわけだからすっきりハッピーエンドとは思えないが。
ぬいぐるみ爆弾事件
これで事件は一段落したようなので、検問の先に行く前にリヴィントンのマップをうめておくことにした。以前難民と揉めて傭兵をぶちのめすことになった男の家に入ってみると、無事難民たちが家に入っている。
結果としてひとの家を占拠することになった難民を見て、これはこれで反感を買わないかと思ったりもしたが、「家を分け与えないなら今すぐ家をぶっ壊して自然に返す」とドルイド論法でぶちあげた以上、まあこれでよしとしよう。わたしだっていつも誰の家だろうが構わず入り込んであらゆるものを物色してるしな。この家ももちろんそうさせてもらう。
で、大したものはない家ではあったのだが、地下で妙な手紙を見つけた。ぬいぐるみの中に「荷物」を入れて寄付しろという指示である。指示に従わなければお前をぬいぐるみに詰めてやる、という脅迫つき。今までの展開からして、この脅迫主は本当にそれを実行するぞきっと。
どうもこの家の持ち主は玩具職人だったらしい。それで財をなして立派な自宅兼作業場を建てたんだな。でも脅されて、なんかヤバいぬいぐるみを難民のための寄付品の中にまぎれこませたらしい。もう~~~どうしてどいつもこいつも火種を撒くかな! 一件解決したと思ったらまた一件だよ!
で、慌てて寄贈品が保管されている納屋に駆けつけると、中に入れてもらうことができた。今までこの納屋には入れなかったが、このイベントで入れるようになる流れだったんだな。中には大量の食糧が置かれていたので、もちろんもらえるものは全部もらっていった。難民用の食糧だったのに、すまん……すまん……。赤い箱は開けずに残しておいたから……。
で、見つけたぬいぐるみにはなんと、爆発物が仕掛けられていた。これは悪質。子供が被害にあったかもしれないし、難民支援者や納屋を管理している燃える拳が被害にあったかもしれない。
というわけで、本人を問い詰めに来た。
自宅が難民に占拠されてしまったのでずっと酒場にいる玩具職人。問い詰めてみるとあっさり白状しやがった。
アーファーはそう言って、下層地域への通行証を「賄賂」として差し出そうとしたが、そんなものが賄賂になると思うなよ! 何しろこっちはもう招待状も通行証も揃ってるんだよ! おめーには豚箱がお似合いだ!
だが豚箱に入ったが最後、消されるんだろうなとか、脅迫されてたのも事実だよなとかいろいろ考えて、逃がすことにした。会話が終わったときにはもうアーファーは消えていた。逃げ足速すぎ。でもたぶん、豚箱に入った場合よりも簡単に消されるんだろうなと思っている。
家の件で揉めたときにこいつも殺しておけば話が簡単だったかな。あー、でもそれだと事情が聞き出せなかったか。
検問を通り下層地域へ
検問を通る方法が複数手に入ったので少し迷ったが、ここは殺人事件の捜査で来たことにした。拍子抜けするほどあっさり通してもらえた。
しかも通ったところですぐに鋼の衛兵に声をかけられてからのこれである。お前そこから見てたんならさっさと一声かけて通してくれや!
カーラックを鋼の衛兵の同類だと思って声をかけてくるやつまでいた。しかもカーラックの動力炉はものすごく時代遅れだから修理は不可能で、ただちに解体されてこいとか言いだすし。
ここからわかることは、まずその衛兵工場とやらに行けば、カーラックの心臓を最新の動力炉にアップデートできるかも? ということ。
それから鋼の衛兵の動力炉も地獄製なのでは? ということ。つまりこのオートマトンを製造・量産するために、ゴータシュはデヴィルと何か契約しているのでは? いやもともとカーラックを地獄に売り飛ばしたのがゴータシュなのだから、だいぶ前からデヴィル(ザリエルだっけ?)と関係があったのは間違いないか。
で、いざゴータシュの戴冠式へ。人がたくさんいる!!(感想)
今思えば、あれだけたくさん人がいるところで楽器を演奏したらどうなるかやってみればよかったな。最近になって楽器演奏のやり方を知ったので、リュヒテュちゃんでやってみたのだけど、演奏スキルがないので「残念な演奏」にしかならなかった。そしてバルダーズ・ゲート市民は残念な演奏へのコメントが辛辣すぎた。
リュヒテュちゃんの残念な演奏の話はこれくらいにして、ゴータシュの戴冠式に話を戻す。
これって戴冠式阻止イベントなの? それとも……? と思っていたら、ジャーナルが更新されて「まずは鋼の衛兵に対処しよう」とか指示されてしまった。たしかにこれだけ参列客と警備と鋼の衛兵がいるところで暴れたら、こちらも苦戦必至である。
鋼の衛兵を停止させるための何かがあるのか? と思ってあちこち調べ回ったのだけど、ないんだなこれが。下層地域全体をもっとくまなく調べるべきだったんだろうか。
わたしが発見できたのは、燃える拳の宿直室で盗みをはたらいていた下っ端兵と、投獄されたフロリック顧問だけだったよ……。
ていうかフロリック顧問!!?!?! 生きとったんかワレ!!!!!!
最後の光亭で「ゴータシュ卿のつくった鋼の衛兵を援軍として呼んでくる!」とか言ったまま帰ってこなかった上に、ゴータシュ卿があんな人だと判明したものだから、これはもうアカンかな、と思っていたのだが。
大公爵が感染してしまったことを知った彼女は絶望して処刑を待つばかりの状態になっていたが、リュヒテュちゃんの説得で再度奮い立ってくれた。バルダーズ・ゲートの燃える拳はだいぶピンキリのようだけど、彼女のような人がいてくれたら少しはマシになるかもしれない。(そういえば前回「ノームのリーダーの首をとってこい」と急に声をかけてきた燃える拳の人に再度話を聞きに行ったが、一度断ったら依頼を受けなおすことはできないようだ)
なおフロリック顧問の脱獄だが、リュヒテュちゃんが不可視化の呪文をセットしていたので、この上なく簡単に実現した。警備ザルすぎんか。そもそも部外者がズカズカ入ってきて鍵をガチャガチャやってるのに何のおとがめもなしとかどうなってるんだ。
選ばれし者たち仲悪すぎ問題
鋼の衛兵を止める方法が見つからないまま戴冠式会場に戻り、衛兵(鋼)や衛兵(人)や参列者にひとりずつ話を聞いてまわったのだが、その途中で戴冠式が始まってしまった。というかゴータシュに見つかってしまった。近づきすぎたか!
カーラックは今にもゴータシュにつかみかかろうとしていたが、ウィルとリュヒテュちゃんでどうにか宥めた。
ウィルがいてよかった!
ゴータシュは我々を、というかカーラックを呼び寄せ、挑発する。
ここでゴータシュは、いろいろと情報を開示してくれた。いいのかまわりをこんなに参列者に囲まれてるのに。実際はもっと小声だったのか?
まず、ここのところやたらと発生している地震はエルダーブレインの怒りのせい。エルダーブレインのコントロールに使っている3つのネザーストーンのうちのケセリックの分をリュヒテュちゃんたちが奪ったせいで、コントロールがうまくいっていないらしい。このままだとエルダーブレインは支配から解放されてしまうとか。
支配から解き放たれたエルダーブレインというのもまた危険きわまりないらしい。支配からの反動で破壊行動に出そう。それはゴータシュの望むところではないみたい。結局ゴータシュは都市を、あるいは世界を思い通りに支配したいんだろうな。支配すべき街がなくなってしまったら元も子もない。
彼の要求はこれ。
もう完全に三人(今は二人)の同盟が決裂しとるやん!! やっぱり今までケセリックがめちゃくちゃがんばって教団の運営をしてたんじゃん! これが「いなくなってから後悔してももう遅い系」ってやつか!
ゴータシュとオーリンを見てると、むしろなぜ今まで教団がうまく回っていたのか不思議になる。ふたりともチームプレーができるタイプからかけ離れすぎでしょ。死せる三者とやら、人選を完全に誤ったな。
ゴータシュは社会性はあるけど自分がトップでないと気が済まないタイプだし、オーリンは協調性? なにそれおいしいの? みたいな人だし、こんな人たちとチーム組んでプロジェクトとか無理ゲーすぎる。
ベハルもベインもマークールも、自分を信仰してくるのがどんなタイプの人間なのかについて、もっと客観的な自己分析が必要だったよね。信者の大半は協調性に欠ける人たちだなんて、絶対見ればわかるじゃん。プロジェクト立案の時点で絶対に空中分解することが約束されている。
なぜこんなプロジェクトにゴーサインを出してしまったのか。これはね、経営責任が問われるやつですよ。誰かマネジメント系に詳しい人、この計画の問題点と修正案を出してあげてくれ。
ちなみにケセリックはもともと(妻と子が生存していた頃は)地域社会に貢献するタイプだったことがうかがえるので、選ばれたのもわからなくはないかな。でも地域の持続可能性については真剣に考えていたのか疑わしい(地域の要職についてるのがことごとくダメな親戚一同だったので)。
つい「教団つくって人類支配計画」そのものにダメ出しをしてしまったが、まだこのプロジェクトが失敗すると決まったわけではない。リュヒテュちゃんたちが負けてしまえば、なんだかんだでオーリンかゴータシュがネザーストーンを全部回収してエルダーブレインを支配下におくだろう。
世界の半分をやろう的な? 令和の時代にこんな提案を飲む人間はいないと思うが。
ただ皇帝いわく、これは必ずしもこちらを騙そうとしている提案ではないらしい。本気で言ってるならなおさら頭おかしいなこいつ。
ただこんなにアウェーの場所できっぱり決別するのは得策とはいえない。「考えておく。約束はできない」とかいう「行けたら行く」並みにあてにできない返事をしてお茶を濁した。
しかしここでゴータシュは聞き捨てならないことを言いだした。
ハーパーの大半が偽者にとってかわられていたのと同じように、野営地の仲間も偽者と入れ替わってる!?!?!?! ちょっと!!!! そういうの困るんだけど!!!!
パーティメンバーの途中離脱はやめて!!
この後階下にいたミゾーラと話すと、ウィルの父親について何か考えがあるようだった。彼女は野営地で会いましょうと言い残して消えたが、野営地に行っても現れない。パーティメンバーの偽者が誰なのかもわからない(はずしていたメンバー全員が偽者だったらどうしよう)。
もしかしてこれは一度夜を迎えなければいけないのか。まだ小休憩が二回残ってるんだけど。うーーん、さすがにちょっと野営物資がもったいないので、もう少し周辺を探索して、魔法を使ってから戻ってこようかな。でももう野営地にいたメンバーが偽者と入れ替わっているのなら、メンバーを入れ替えて連れていくのも危険だったりする?
どうしたものか悩むところ。