風花雪月もいよいよ3クラス目。毎回蜂起してはやられるロナート卿やマイクランのことがそろそろ気の毒になってきた。プレイヤーは常時リーディングシュタイナー状態なのがつらい。
先生も周回記憶があれば1年目で級長たちをまとめられないかな……いややっぱ無理かな……(ダスカーの悲劇以前まで戻らないと難しい気がする)。
そんなわけで3周目のプレイ記録。
青→赤→金の順でやっているのでこれまでのプレイのネタバレあり。
訓練着が面白すぎる
話題のDLC、報酬2倍のフリーマップに惹かれて買ってみたが、訓練着が面白すぎてだめ。急にスポーツものにジャンルが変わったみたいだ。会話内容までスポーツの打ち合わせに見える。「補欠」ってなんだよ、そのまんまか。
どう見ても女子バスケ部主将なんだよなあ。
しかしわたしはガルグ=マクの制服が大好きなので、金組さん初プレイだし制服姿で愛でていくことにした。そのうち青組さんを周回することになったら訓練服でいくか。
ほのぼの金鹿組
プレイしていてまず思うのが、金組さんはほのぼのだな……ということ。
いや盗賊もロナート卿もマイクランも死んでるから世界観はそのままのはずなのだが、生徒たちは非常に当事者意識が薄い。人をたくさん殺して帰ってきても、そんなことよりメシにしようぜ的な雰囲気がある。良くも悪くも重くならない。
そのひとつの原因は、級長のクロードくんにありそうだ。彼は戦いを、どこか一歩引いた感じで見ている気がする。本当に深刻な問題は別の場所にあるとでもいうような雰囲気。
ちなみにもう3周目なので聖人像の強化もほぼ終わり、周回ドーピングはそこそこつぎこんでいる。なのでクロードくん以外はすでに育った状態でのスタート。クロードくんはDLCで移動+2のドーピングをつぎこんだおかげでサクサク育っている。そのせいもあって、プレイヤーにもあまり危機感がない。ルナティック? いやわたし難易度の高さに喜べるタイプのゲーマーではないので……全員で無双できるならそれに越したことはないと思っているので……。
ただそうは言っても、リシテアちゃんやマリアンヌの背負っているものの重さとか、ヒルダがクロードくんを守って死ぬ未来とかをわたしはもう知ってしまっているので、今はただこのほのぼの世界を味わうのみである。
すっかり育っていたため、聖墓での戦いもせっかく来た増援が何もしないうちに戦闘が終了してしまい、妙な配置での会話になった。
3周目で気付いたこと
まだ1年目なのでそこまで新発見があるわけではないが、気になったポイントを少々。
アランデル公=闇に蠢く者たちも、間接的に先生のことを「盗賊」呼ばわり。レア様も先生のことを盗人呼ばわりしていたが、どうして盗んだことになるのか。
そしていったい「何」を盗んだと言いたいのか。女神という存在? それとも紋章石?
天帝の剣から紋章石を抜き取ったのがネメシスかと一瞬思ったが、オープニングムービーでは剣に石がはまっているように見える。それに剣から石を抜き取ったのはレア様な気がするんだよな。
神話や紋章、紋章石に興味があるクロードくん。
ディミトリはこの時期アランデル公について調べていたが、クロードくんは歴史を調べているみたい。というか彼は英雄の遺産に興味がある……? 5年後のクロードくんが英雄の遺産っぽい弓を持っていたのは既に見ているが、このときの彼はまだそれを手にしていないっぽい?
紋章石は本来巨大な姿をとるための核のようなもので、英雄の遺産と呼ばれるものはその力を武器の形に応用したのでは、というのが現在の彼の仮説。紋章石が鍵のようなものだと言いたいのね。でも天帝の剣には肝心の紋章石がない。いったいどこへ? という話。
赤組さんのエンディングを見た限り、天帝の剣にはまっていた紋章は、たぶん先生の心臓を止めている……というか先生の心臓のかわりの機能を果たしている感じ?
だから天帝の剣から紋章石を取ってきて、生まれたての先生の体に入れたのがレア様だと思っている。それがセテス先生の言う「禁術」ではないかと。
で、どうしてそれで先生の心の中にソティスちゃんが芽生えるのかなあ。ネメシスが「炎の紋章」の中にソティスちゃんを封じてしまったとか? レア様やアランデル公はそのことを差して「盗賊」呼ばわりしている? それだとオープニングのレア様が天帝の剣に頬ずりして「お母さま……」と言ったのも頷ける。
たぶんこのへんは金組さんをクリアすればわかるはず!
クロードくんのキャラ
好きですね、この子。
策士タイプで自らを「猜疑心の塊」とか言っちゃう子。どんな育ち方したらこうなるのか。どうやら父親がリーガン家の出身で、母親がパルミラ人で、かけおちしたようなのだが。
どう見ても見た目はパルミラ人なのだが、特にそのことを指摘するような人はおらず、みんな気にしていないのか気づいていないのかわからない。ツィリルくんもピンときていないようだし、気づいていない子もいる感じなんだろうか。
級長さんと他クラスの子の支援はスカウトしなければ見られないということで、きっちりスカウトしてきた。鷲獅子戦直前に一斉に引き抜いて他クラスの戦力ダウンを狙うひどい教師である。
今のところアネットちゃんの新曲が見られたのがいちばんの収穫。どこどこどーんとは雰囲気が違うではないか。
わたしはこれをだんごむしの歌か何かだと思ったのだが、クロードくんはもう少し深読みしたようだ。
その発想はなかったぜ。
アネットちゃんにもそんなわけあるかと言われ、てへぺろするクロードくん。正解は、土の中から芽を出す草木の歌だった。なるほどね! まあでも短調の曲だったしね!
そんな流れで、自分の作詞した曲を披露するクロードくん。歌ってくれるんじゃないのか。アネットとの支援が進むと歌ってくれるのか。これがどんな曲なのか楽しみじゃないか。
ちなみに鷲獅子戦はドラゴンに乗ったクロードくんが速攻でベルちゃんを叩きのめして砦をぶんどり、まだ何もしてないメルセデスやフェリクスを潰してまわった。最終的に残ったディミトリの最後の一撃でイグナーツが消し飛んだが、フレンちゃんの魔法で無事勝利。前世ではディミトリとフレンちゃんは結婚したというのに。
「勝者からの要求」というかたちで宴を提案するクロードくんと、割とノリノリで応じるディミトリ。エーデルガルトも「呑むしかないわね」と言ったのを「宴なら飲むしかない」とまぜっかえされていた。なかよし級長さん……。今のところクロードくんとほかふたりが殺し合わなければならない理由は見えないのだが……。
そんなわけで1年目のほのぼの学園(ときどき人死に)を満喫している。金組さんで世界と先生の謎に迫れるという話なので、いろいろ楽しみにしつつ先に進めるぞ!