風花雪月無双、いよいよクライマックスだな! と思っていたら「第一部 完」と出て驚いた。まだ前半だったのか!
現在12章まできたところ。仲間が一気に増えて、レベリングが大変だ。
英雄の遺産の能力解放ができるようになって、戦力がぐっと上がった感がある。まだ素材が全然足りていないので、周回すべきである。
だいぶ今作の無双性にも慣れてきて、だいたいのステージで一発で評価Sをとれるようになったのだが、そうすると今度はレベルが上がらないという。結局周回祭りである。セリフ回収とかも楽しいからいいのだけど。
ただ「三國無双」とかをやっていた身からすると、多くの戦場でモブ敵ばかりなのがちょっと物足りないかな。もうちょっとガルグ=マク関係者が頻繁に出てきてもいいのにな、と思わなくもない。ただまあ三国志と比べてしまうと登場人物が少ないのは当然なので、そのへんはどうしようもないのかも。
さて前置きはこれくらいにしてさくさく感想を書いていくぞ。
12章までのネタバレ注意!
王国+同盟 vs 帝国
第二部に入って、やっとクロードくんと同盟のみなさんが本格的に登場した。
王国と同盟は手を結んで帝国に対抗することになるようだ。帝国としては二面戦争になる上に、国土が相当荒廃しているみたいだ。
第二部以降のこの流れは共通なのかなと思って黄組さんを進めている友達に少し話したところ、どうやら全然違うらしい。マジかよ。
それから灰組のみなさんがひとり、またひとりと加入していよいよ全員そろった。これは灰組さんルートはないということなのかな。
赤組さんキャラもドロテアちゃん、ベルちゃん、リンくんと少しずつ仲間に加わっている。11章ではハンネマン先生とマヌエラ先生が敵として登場したが、勧誘はできず。両先生はお気に入りだったから使いたいのだが、仲間にできないのかな~。
しかしここまで見る限りやはり、青組さんと黄組さんに関しては先生がいるときよりも状況がいい。ディミトリは闇堕ちしていないし、両目が無事だし、クロードくんもそこまで追い詰められていないみたいだし、なんだかんだで帝国を押し返して逆に帝国の領土に侵攻するところまで来た。
先生がいない方が八方丸くおさまるじゃん!? だとあんまりなのでそんなわけはないと思っていたのだが、もしかしてこのままエーデルちゃん以外はハッピーエンドみたいな話になるのか……? いやそんな簡単にいくはずがない……風花雪月だぞこれは……(疑心暗鬼)。
巨大化エーデルガルト
第一部終了時のこの展開はなかなかにショックであった。
前作青組さんルートのラスボスは変身したエーデルちゃんではあったが、あれはあくまでエーデルちゃんが自身の意思でやったこと。そんな強制的に変身させられるとかアリなのか。いやエーデルちゃんのされた紋章実験ってそもそもそういうものだったの?
あとタレスがエーデルちゃんに何かしたときのエフェクトは、前作で先生が亜空間的なところに飛ばされたときのに似ていたのだが、あれひょっとして先生も変身する可能性のある危機だったんだろうか。先生はソティスちゃんと一体化することで助かったが。
しかもあの変身ってもとに戻せるものなのか。前作でも青組さんのエンディングで、もとに戻ったエーデルちゃんとディミトリの会話があったのは覚えているが。
でも戻ったあとの彼女は「言葉も満足に話せぬ」状態らしい。それでエーギルパパが摂政になったとか。しかしこのエーギルパパが無能オブ無能、もしくは悪意があってそうしているのか、帝国の領土は荒廃、帝国兵は統率がとれておらず略奪しまくり村焼きまくりときた。
なんで???? いくらなんでも無能すぎない??? これから自分が統治する土地をそんなに積極的に荒廃させていく合理的な理由がある? いやどうもエーギルパパも闇に蠢くものたちとのつながりがあったようだから、合理的な理由があるのかもしれない。
フェルディナントは父親を見てどう思ってるんだろう。あとヒューベルトはこの状態のエーデルちゃんに何もできないのだろうか。そもそも今の帝国内でヒューベルトは政治に携わることができているのか?
とりあえずわかっていることは、
・今のエーデルちゃんは周囲に自分の意思を伝えることができない
・政治に携わることもできない
・帝国は荒れ放題で、赤組さんメンバーもそれを止めることができていない
・もうついていけねーよ! と帝国を離れる人も多い
・ハンネマン先生とマヌエラ先生はまだ帝国についている
・ジェラルト傭兵団もまだ帝国についている
くらいかな。
たしか前作のエーデルちゃんは即位にあたって旧幹部連中を粛清粛清アンド粛清したような記憶がある。それはつまりエーギルパパをはじめとする旧幹部連中が闇に蠢くものたちとつながりがあったからだったわけだな。
しかしどこかであのエーデルちゃんと戦うことになるんだろうな。でもそうなったとしても何も解決しなさそうなんだよな。今作では青組さんルートで闇に蠢くものたちとの対決までいくんだろうか。
過去の真相を暴く
ここまでの話の流れを見る限り、今作の青組さんルートは過去の真相にフォーカスしている。ダスカーの悲劇をめぐる一連の事件について、前作では「おそらくこういうことだったのではないか」というところまでしか明らかにならなかった。コルネリアもあっさり倒してしまって終わりで、ちょっと消化不良だった。
今作ではダスカーの悲劇に闇に蠢くものたちがかかわっていたのが確定になり、エーデルちゃんの母親の関与も確定っぽい。ただ彼らの話しぶりだともうひとひねり何かあるみたいだ。
前作での青組さんルートは堕天使が天使たちの手を借りてもう一度歩き出す物語、赤組さんルートは神殺しの物語、黄組さんは神話の真相に迫る物語だった。今作でもそれぞれのルートに何らかのテーマがあり、全貌は全ルートをクリアするまで見えないのだろう。今見ている物語がどういう意味をもつのか、それがわかるのはだいぶ先になりそうだ。
ただ前作の補完部分をがっつり描いてくれるのはとてもありがたい。まずは闇堕ちしていないディミトリがどこまでやれるのか、青組さんの結末を楽しみにしていよう。
どいつもこいつも死亡フラグ
楽しみ……ではあるのだが、なんかどのセリフも死亡フラグに見えて進めるのが怖くもある。前作をやっているせいで余計にフラグに見えてしまう部分もある。
あーこれは……
ジェラルトさんも形見分けみたいなこと言い出したし……。
そうだよ、この世界の先生(先生ではない)はブリーチはしたけど天帝の剣は持っていないんだよな。
ブリーチして以来出番のなかった先生だが、これは次の戦闘でやっと再会できそうだ。
しかも12章のタイトルがこれ。
悪戯って何だよ!!! 何をされてしまうんだ……。
ロドリグさんが先王陛下のことを語る一連のシーンも、普通なら死亡フラグに見えるところなのだが、これは前作をプレイした人は「あー……」ってなるシーンととるべきかな。
今作プレイアブルのロドリグさんの命は安泰だと思いたい、というか再びロドリグさんが死ぬところは見たくない。
そういえばマイクランは死ぬんだろうなと思っていたが案の定だった。
とはいえ前作よりもずっと意味のある、名誉ある死ではあった。やっぱり前作に比べて青組さんの月刊不幸ぶりは抑えられてるんだよな。
あとはとにかくラルヴァが先生との対決を熱望してるっぽいのが気になるかな。どういう因縁があるんだろうか。相変わらず正体不明のシェズくんはどういう存在で、それが王国の未来にどうかかわってくるのかな。
期待しつつ続きをやってこよう!