ゲームが楽しい!!!
このあとどうなるの!? のわくわく感が止まらない!!!
正直今すぐゲームに戻りたいのだが、ここでいったん感想を書くことにするよ!!
もうすぐ帰省の時期だが、帰省のタイミングによっては続きが猛烈に気になって悶々とする正月を迎えることになるかもしれない。
そんなわけで、以下致命的なネタバレ注意!!! アルタベリーでのミッション未クリアの方は絶対読まないで!!!
初回記事はこちらから!
おおルイよ しんでしまうとは なさけない!
いやまさか本当に暗殺に成功するとはね! わたし前回の記事で何て書いてたっけ。
うーん、うまくいく気がしねえ。
いや、でもこの段階でルイが退場したらめっちゃ意外性はあるな。わたしはもうてっきりフォーデンが退場するものと決めつけていたから。でもルイが退場したらそのあとどうやって話を引っ張るの? ってことになるしなあ。まだ試練も2つ目なんだぞ。
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そうなのよね。このときはルイ暗殺作戦がうまくいくとはまったく思えなかったけど、記事を書きながら「でもここでいちばん意外性のある展開は、ルイがここで退場することだな」と気づいたのだった。それでもうまくいくとは思えなかったけど。
まあ綿密な作戦を立てた割に、作戦自体はまったくうまくいかず、結局正面対決になってしまったわけだが。ストロールくんの立てた計画、成功したためしがないんだよな。予想外の展開になったときのフォローもうまいからなんとかなってるけど。アドリブ力が高すぎる。
そして、ルイが退場したらゲームの目的が達成されてエンディングになってしまわない? という懸念は見事に払拭された。なんとルイは王子様の呪いの実行犯ではなかったらしい。そうか、そうきたか。
まあ一応流れを振り返るか。
ニューラスが一晩で(一晩ではない)やってくれた偽の槍は、もちろんルイにもフィデリオにも見破られていた。全然あかんやん! むしろなぜ見破られないと思ったんだよ!
このフードの人は何だったんだろう。このあとフォーデンのところにルイの死亡を報告してきた人と同じ人?
ローブのデザインと体格は似てる感じなんだけど、このローブを着てる人って珍しくないしなあ。惺教公認デザインとかだろうか。
こんな感じでモブ信者が着ているのと同じローブだ。
うーん、でも意味なく同じ衣装にするか? という気もする。ルイ陣営に入り込んでいた「ネズミ」はアンジェロくんたちだけではなかったということかな。惺教側も黙って見ているだけではなく、惺教のスパイも入り込んでいたのか。そしてルイなら、スパイかもしれないと思っていたとしても使える駒なら手元におくだろう。
ユーファちゃんとふたりで歌劇場のシャンデリアに忍び込んだアンジェロくん。ルイに向けて渾身の投擲だ! しかしかけ声とか無しでもっと静かに投げないと、お客さんみんなに注目されない?
槍はルイに命中したが、ユーファちゃんが呼んでも槍が戻ってこない。ルイは生きていて、手放さなかったとみえる。生命力が強すぎる。
で、結局決闘に。
どこかの段階でこうなるとは思ってたけど、思ってたよりもだいぶ早かった。
ここで「理想郷」というキーワードをぶっこんできたのはちょっと気になった。モアくんの著作を意識してる? まあ「理想郷」という言葉自体は一般名詞の範疇か。「トマス・モア著の『ユートピア』」と言われたら固有名詞になるけど。
ルイはアンジェロくんたちのことをいつでも始末できるから泳がせているのかと思っていて、まあそれはある程度そのとおりだったのだろうけど、このセリフの感じだとやっぱり本気で「奪い合いの世界」が理想だと思ってたのかな。
使えるやつなら内心がどうであれ重用する。使えないやつなら内心がどうであれクビにする。使えるやつが裏切ったら実力で排除する。もし使えるやつが実力で自分をも凌駕するなら、それはそれでいいとさえ思ってるかもしれない。それが公平な奪い合いの世界ってことでしょ?
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わたしはルイについて以前の記事でこう書いたものである。結局「自分より強いやつが自分を倒すならしゃーないっていうかそれが理想」というスタンスだったのか。
すでに槍に一度貫かれている状態で階段を駆け上がってきたところを4人で囲んでボコったので、若干フェアとは言い難い気もする。が、「得物も頭数も好きにせよ」とのことだったし(こう言われたからには本当は6人で囲みたかったよね)、なんといっても「この状況をつくった」こと自体が我々の実力であるということもできる。
しかしあんなに派手に死体がガシャーンするとはね。歌劇場、シャンデリア、ガラスの天井、大勢の観客とここまで舞台装置が揃っていたら、ガシャーンしないはずがないんだよなあ。
で、また急いでこの状況を弁明しなければならなくなった。もうアンジェロくんご一行、常に綱渡りの常に弁明してない? というか弁明担当ストロールくんが有能すぎない? 立てる作戦はいつもめちゃくちゃな結果になるが、ストロールくんがいなかったらここまで生存できてないよ。
しかも大した役者なんだよなあ……。
「相手を騙すなら、なるべく本当のことを言え」というのは鉄則だよね。
ちょっとFF14の「舞台上で最も哀れな役者」というクエスト名を思い出しちゃった(14の元ネタはシェイクスピアだと思われる)。さて、この舞台上で最も哀れな役者は誰かな……。
観客の前でそんなふうに言われたら、フォーデンもそう言うしかない。まあ最大の政敵が、自分の手を汚すことなく斃れてくれたのだから、嬉しいのも事実かな。
そういうわけで、意外とあっさりルイ暗殺がかなってしまった。
しかしそうなると、前回記事で話題にした、ルイの目的は何だったのか、ルイはこの世界の過去について、魔法について、モアくんの「幻想小説」について、どこまで知っていたのかという疑問が全部棚上げにされてしまうことになる。
わたしはルイからの圧迫面接時に「フォーデンに死を与える」宣言をされたとき、
フォーデン死亡
→ギドがフォーデンの選挙基盤を引き継ぐ
→引き継いだが、小物すぎてガタガタに
→惺教はルイに不正を暴かれて没落
→選挙戦はアンジェロくんとルイの一騎討ちに
みたいな流れを想像した。
けどこうなると全然話が変わってくる。
フォーデンが生きてるならギドの存在意義って何???(そこ)
ルイ陣営はグローデル以外に出馬する人もいなかったし、もう解散になってしまうのだろうか。「ルイ様が王になったら自分も新しい国で高い地位につけるはず」と計算していたザンスたち(ザンスしか名前を覚えていない)も、急にただの無職になってしまうのか。ルイの志を継いで出馬しようという人は誰もいない?
汚いさすが惺教汚い
ここまでルイについて語ってきたが、ここにきて一気に惺教がきなくさくなってきた。いや前からきなくさかったが、王子暗殺計画の黒幕の可能性が出てきた。
ルイがお亡くなりになったら、いったいどうやって物語を続けるのかと思っていたけど、そういうことね!
ルイが死んでも王子様の呪いは解けない。ルイもアンジェロくんたちが王子の呪いを解こうとしているのを察して「無駄骨だったな」とか言うし。
犯人は別にいたってことか? じゃあ誰が?
あとアンジェロくんが持ち歩いてるこの端末、ひょっとして「機械」なんじゃ……。
ここでぞわっときちゃった。
わー…… お も し ろ く な っ て ま い り ま し た !!!
なるほどね~~~!!
最終的に対決するのがルイだと、力こそパワーな相手との力勝負になるけど、この話は最終的に国のあり方を問うものになるのか。
対決するのは惺教、というよりはたぶん、惺教の後ろにあるものということになるのかな。
でもルイが犯人ではなかったなら、王子に呪いをかけた実行犯は誰なんだろ? ここで真犯人として新キャラが登場するのはちょっとアンフェアな気もする。
目撃された犯人は子供のような体格で、しかも非常に複雑な魔法を使っていたから、当時天才少年だったルイに疑いが向いたんだよね? ルイと同年代で魔法の天才って、支援者以外の既存キャラだとガルーダレラしか思いつかないんだが……。いや、本当に支援者を除外していいのか?(アトラス過去作品へのまなざし)
でもこのスクショを見る限り、犯人に羽根がはえてるようには見えないしな。あと背中を斬りつけられたなら、羽根にわかりやすい傷痕とかが残りそうだし。
子供ではなく小柄な種族の可能性もあるかな? ユージフには見えないが、ニディアは外見を偽れるという話だし、エルダ族も(サンプルがアンジェロくんしかいないので詳細不明だが)かなり小さく見える。
あとはあれか、あのフードの人物。ルイのところにいたフードの人とフォーデンのところにいたフードの人が同一人物なら、その人が真犯人の可能性はあるかも。この人物がただのモブでないのなら、顔を隠していることの物語上の意味もあると思うんだけどな~。
とにかく、今後のライバル候補は惺教陣営ということになった。ルイ暗殺についての弁明のおかげもあって、支持ランクは5位に浮上したアンジェロくん。
フォーデンが竜神の槍を手に入れてしまったわけだが、ここからどう出るのか。
イタリアン兄弟はどうなる
ルイ暗殺に踏み切るときはイタリアン兄弟との対決も避けられないだろうと思っていたのだが、そんなことはなかったぜ。問答無用で殴りかかってくることもなく、対話で決着をつけた。
ジュナさん、説得力のパラメータをだいぶ上げてるな。この兄弟のことをよく見ていたということでもある。
このふたりはもともと、惺教の魔道器実験に巻き込まれて瀕死だったところをレラに救われた。それが、レラが「聖女」として最初に人を救ったときのことだった。
その魔道器実験というのは、たぶんベルギッタの支援イベントで小出しにされてきた、パリパスを対象とした詳細不明の非道な実験のことだ。で、その実験の結果、被験者は精神が暴走して暴動のようなことになった。ハイザメの息子さんが亡くなったのは、この「暴動」に巻き込まれてのことだったと思われる。ユーファのイベントもまだ序盤だけど、これに関連した惺教の闇が語られそうな気がしている。
いろいろなサブストーリーがからまっていくの、わくわくするな……!
たぶん惺教、あるいは惺教の背後にいる連中は、人の精神に作用する魔道器を開発しようとしていたのね。ヒュルケンベルクの支援イベントに出てきた、使用を禁じられた魔道器の存在も気になる。
そうなると一気にきなくさくなってくるのが、ジョアンナの精神状態だ。彼女はアンジェロくんたちに説教されて「霧が晴れる」まで、精神を操られていたりしなかったかと疑われる描写が散見された。
王の精神状態についても同じことが言える。王子が呪われてから、フォーデンの言いなりになって「国を腐らせた」(フィデリオ談)というのもあやしい。「王の魔法」の設計思想の先見性をみるに、こんな魔法を生み出せる人がフォーデンの言いなりになって国を腐らせたりするか? オープニングムービーを見直すと目を開けたまま寝ていたし、死ぬ前から操り人形状態だったのでは?
とにかくそういう過去をもつふたりにとって、「困っている人は誰でも助ける」というアンジェロくんたちの主義主張は、「パリパスを差別せず助けてくれた」レラの行動と重なって見えた。
それに対して、ルイの理想は「強い者が総取りの奪い合いの世界」である。弱い者は手を差し伸べられることもなく、死ぬだけ。本当にそれでいいのかと迷うのもわかる。ルイが王になったら、かつての自分のような人は見捨てられる世界になるわけだから。
でも、パリパスを差別せず重用してくれたルイへの恩が大きいのもわかるのだ。あの世界でパリパスは、物乞いとして生きるか、死刑執行人として同じパリパスを処刑するお仕事をもらうか、あとはめちゃくちゃ強ければキャゼリナのように賞金稼ぎになるとか、騎士団の中の特務機関で働くか、みたいな選択肢しかない。ふたりがやっていたのは、特務機関と同じような「汚れ仕事」と同じようなことだったみたいだけど。
バジリオは、島を出る前にこんな話をしていた。フィデリオもそれを覚えてたんだな。「どこかで店でもやる」と言って、去っていった。
バジリオくん、ほんと……。
わたし、見ちゃったのよね……。
支援者一覧の中に、あとひとつ「???」な枠があること。順番からして、おそらくパーティに加入する支援者であろうこと。
アカデメイアに並んでいるアーキタイプ解説書の中に「狂戦士」があること。
この「狂戦士」ってバジリオくんのことでは。魔道器の実験台にされて精神に何らかの作用があって暴動に巻き込まれるような過去のあるバジリオくんでは。
じゃあフィデリオくんは??? どうなるの???
これに気づいたのはビルガ島に着いた頃だったのだけど、そのときは「フィデリオくんが死亡してバジリオくんが加入する」もしくは「思想の違いによりフィデリオくんとバジリオくんが敵味方に分かれて争うようになる」みたいなことを想像していた。
今となっては後者はなさそう、ということは……フィデリオくんの足がいまちい全開していないのが死亡フラグに見えて……。アカン!! 待って!!! わたしね!!! 鎧戦車で一緒に過ごすイベントはフィデリオくんを選んだの!! フィデリオくんにもらったアクセサリも大事に使わせてもらってるの!! なんとかこう、フィデリオくんはお留守番からのバジリオくん加入とかにならないかな?
あと、序盤からレラは絶対パーティ加入するだろうと思っていたのだけど、しかしヒーラー枠はもういる問題はどうするんだろうという疑問もあった。
で、これだけ支援者の枠が埋まってくると、残りの1枠「狂戦士」がレラだとは思えないわけ。じゃあレラは「支援者」にはならない? とすると考えられるのは死亡か、もしくは裏切り? ヤダー!!!!!
これね、プレイヤーはみんなあの支援者一覧を見てもだもだするだろうし、開発側もそれを想定してあんな一覧を用意したんだと思うのよ。ペルソナシリーズの過去作のように、支援者は握手した時点で名前を追加していけばいいだけで、これから加入する人の枠を「???」で示す必要はないわけ。しかもパーティ加入枠と一般支援者枠に分けて配置する必要もないわけ。
この「???」は誰なのよ! この「???」があの人なら、あの人は加入しないってこと? とプレイヤーが考えたり先読みしたりして楽しむのを、開発側は期待してるんだろうなあ!! わたしは序盤から見事にあの一覧に心揺さぶられまくりですわ!
まあわたし、これまでにも記事に「〇〇が××だとは思えない」と書いた直後に〇〇が××だと判明した経験が何回かあるし(直近だとP5Rのこれとか)、あてにならない想像をして楽しんでいるのだと割り切って、続きをおそるおそる見てこよう。