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血みどろ学園「Hundred Line」エンディング75・76感想

やべえよ……やべえだろこのゲーム……。ボリュームどんだけあるんだよ。

クリアまでどんだけかかるんだよ。いやクリアは一度したんだけど、真相に到達するまでどれだけかかるんだよ。さらにコンプリートしようと思ったら大変なことになるぞ。

この先プレイ日記のタイトルをどうすべきか。今までプレイ日記は通し番号で書いてきたが、この先わたしのプレイ順番はあまり参考にならないから、エンディング番号をタイトルにしておけばいいかな。

わたしは二周目にしてかなりのバッドエンドを引いてしまったが、このエンディングを見るのはだいぶ後になったプレイヤーとか、そもそも見てないプレイヤーもいるだろうし。

逆にこれ、わたしはある程度主要なエンディングを見るまでほかの人のプレイ日記とか感想とか読めなくない???? 当分検索できないのでは?

そしてこのゲーム、推しができてしまったら大変なことになりそうだ。自分の知らない世界線で推しがどうなるのか気になりすぎて、コンプリート不可避である。

拓海くんの選択次第で、それぞれのキャラが見せてくれる側面とか、キャラの結末とか全然変わってくるのだろうということが、この二周目だけでひしひしと伝わってきてしまった。もうすでに、ほかのルートでは何が起こるのか、真相そっちのけで気になっている。

真相は真相で気になるのだが、とにかくこのヤバい作り込みのゲームをもっと触っていたい。

というわけで、本日はChapter 14-A-bbというルートの、エンディング75と76のネタバレ感想いってみよう。

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歪くん初とどめ

 

血みどろ編とかいう地獄

わたしは真剣に真相を究明し全員で生存するために行動していたつもりだったのだが、その意に反してストーリーはその正反対の道を突き進んだ。新事実はほとんど判明せず、生存者は拓海くんもしくは狂死香ちゃんひとりだけだった。

一周目は徐々にキャラクターが増えていくのが(徐々にキャラが減っていくダンガンロンパシリーズに慣れたわたしには)新鮮だったのに、このルートでは一気に増えて徐々に減っていった。失敗した失敗した失敗した

しかも謎は増えるばかりだし、増えた謎はほとんど解けていない。わかったのはゾンビ事件の真相だけだよ。なんだよゾンビ事件てタワーディフェンスゲーじゃなかったのかよ!! ジャンルかわりすぎじゃねーか!

いやこれエンディングが100もあるなら、デスゲームルートもあるんじゃね? と冗談半分で思っていたわけだけど、まさかいきなりゾンビパニックものを引くことになるとはね。急に画風がかわって学園ラブコメゲーになるルートも絶対あるでしょ。

よし、ではわたしがどんな選択をたどって血みどろルートを邁進したかメモしておこう。

 

①蒼月衛人にとどめを刺す

前回記事でわたしはこう書いていた。

最初に問答無用でぶっ殺すのがいちばん安全じゃないかと思うんだけど、それをやると拓海くんが仲間たちから普通に殺人犯扱いされそうだから難しい。完全犯罪を計画しないと。

そうしたら、最初の分岐がいきなり衛人くんを殺すか生かすかの二択だった。完全犯罪ができる雰囲気ではなかったが、とりあえずわたしはブログで書いたとおりにやってみることにして、彼を殺してしまった。

SIREIはその行為を賞賛、謎の少年くんは懸念を示している。いきなり選択を誤った気がしてならなかったが、とにかく今回はこのまま進めてみることに。

課程じゃなくて過程では?

SIREIは衛人くんの本音を知って「どうしてキミみたいな存在が、ここに紛れ込んで来ちゃったのかな…」と言っていた。「エラー」発言も気になる。

これまでのプレイ日記で、彼らの記憶や人格は人工的に作られて植え付けられた設定なのではないかということも書いたのだけど、もしそうなら衛人くんみたいな危険思想の子のが紛れ込むわけがないんだよな。

いや、逆に何らかの「エラー」であんな人格が作られたってことを言いたいのか? こんなクソデカエラーを抱えて人類が救えると思ってんのか? ちゃんとバグ取りしろ。

SIREIが蘇生マシーンに登録されていた衛人くんのDNAデータを削除したので、これで彼が蘇生することもなくなった。

さーてこれで裏切者はいないし、ここからは安心して真相解明できるぞ! と思っていたのだけど、そう甘くはなかった。

ですよねー

拓海くん、仲間たちからめちゃくちゃ怪しまれてる。特に探偵双子の発言は相変わらず鋭い。

一応SIREIは拓海くんの言うことが嘘ではないと証言してくれたけど、拓海くんが人を殺したという事実そのものが、まだ三日目の彼らには重すぎるんだよな。

この時点で拓海くんは自分が100日後からやりなおしに来たのだということを開示した。当然、かなり疑いの目で見られていたが。

比留子さんは「エンバーミング(遺体の復元)」をすべきだと、知るはずのないことを言い出すし、死体安置所とかいう前回はなかった教室が解放されるし、拓海くんはSIREIから特防隊のリーダーに任命されるし、知らないことばかり起こる! 比留子さんさあ、絶対周回勢でしょ。わたしは初回記事で「いわゆる『二周目』のキャラ」なのではと書いたが、二周目どころじゃないでしょ。

その上拓海くんは突然意識を失ったり、起きたと思ったら「食べたいのはカエルくらい」とか言いだしたり、不穏すぎる。

拓海くん、異血の取り込みすぎで普通の食事では満足できなくなってしまったのでは。この周回の間、やたらと空腹を抱えてたんだよな。意識不明の間にヤバいことをしていそうで怖い。この周回では結局何だったのかわからなかったけど。異血に飢える状態になってるのかなあ。

これが出てきたときはさすがにヒェ……ってなったね。何よこれェ……衛人くんを排除すれば平和に攻略できると思っていたのに、不穏分子はほかにもいるってこと?

比留子さんの言うように、侵校生や部隊長は日本語がわからないので、これを書くことはできない。だからこれを書いたのは内部犯か、もしくは外部から入り込んだ日本人ということになる。でも内部犯なんだろうなあ。

さらに悪いことに、SIREIまで破壊されてしまった。

マジかよ!!!! 面白くなって参りました。

前回記事で「衛人くん以外が裏切者だったら意外だなあ」と書いたのだけど、これ衛人くん以外にもヤバいのがいるってことだよね? わくわくしてきた!!

でも冷静に考えると、ほぼヤバいのしかいないメンバーだったよね……。ほかのキャラはヤバさがわかりやすかったからそこまで疑わなかったけど。ルートごとに違うキャラが裏切ったとしてもおかしくないくらいだよね。

 

②最終防衛学園を一時的に去る

で、拓海くんはこの脅迫文に従って、学園を一時的に去ることを決めた。やべーのがいるからというよりは、学園を去ることになるなら第二防衛学園と合流できるのでは? と思ったので。

ちなみにチャプターリストを見るとこの分岐の後から「Chapter 14」と表示されるので、ここからが「血みどろ編」の開幕ってことかな。

ともかく、案の定彼らは徒歩で第二防衛学園に向かい、第二のメンバーとすんなり合流できた。しかも一周目に比べてなじむのが早い! NIGOUは第二防衛学園に残り、ほかの全員で最終防衛学園に戻ることになった。

学園に戻ったところで防衛戦。謎のフードの人物が現れる。

何なんだよこの人は! 戦闘マップにもいたけど、ダメージが通らなかったんだよな。こちらに対しても何もしてこないから、もういないものと思って戦闘してたらいないことになって勝利した。何だったんだよ!

ちゃんと部隊長の言葉が理解できる! 拓海くんだけではなく、ほかのメンバーも理解できるようになってるみたい。一周目で開発したスキルは引き継げるようだが、それがストーリー上にも反映されていて、いきなりパワーアップした状態になってるのね。

しかし敵の我駆力もパワーアップしているし、引き連れている侵校生も前回より多い。勘弁してくれや。二周目なんだから無双させろ。

部隊長を倒すと命乞いしてきたが、それを聞かずに歪くんがいきなりとどめを刺した。

え……? なんか都合の悪いことでも言おうとしてた? この直前に黒板の脅迫状を見て興奮してたし、抑えられなくなっただけ?

これを書いたのは歪くんではないはずだが……(これが書かれた時点で歪くんは最終防衛学園にいなかったし)。

前回の歴史とのズレはかなり大きく、部隊長はかなり前倒しで攻め込んでくる。「美徳の化身パクロン」とやらは八日目に現れた。

その後第二防衛学園と連絡がとれなくなり、現地に行ってみると自爆したらしいNIGOUの残骸が。第二防衛学園は前回よりも早い段階で大規模襲撃を受けたらしい。

怠美ちゃんが図書室で殺人鬼の記録を残した日記を発見。ずいぶん古いものらしい。この殺人鬼は不死身らしく、殺しても死なない(特防隊と同じ?)。生徒はこの殺人鬼に全滅させられたらしい。そんなことある!?

日記は拓海くんが回収して部屋に持ち帰ったけど、情報共有した方がよくないか。

そしてこの学園は何なんだよ。使いもしない靴箱があるから、もともとは本当に学園だったのかなとか思っていたのだが、そんないわくつきの学園だったの? そんな場所を人類を救うために使うか?

 

③襲ってくる敵の足を蹴る

気付いたら生物実験室にいて、謎の人物に襲われていた拓海くんと比留子さん。なんで!? 周回組は邪魔ってこと?(もう比留子さんは周回していると思いこんでいる)

拓海くんは襲ってくる敵の「足を蹴る」方を選んだわけだが、ここで「攻撃をかわす」と何がどう違ってくるんだろう。そっちはまだ見ていない。

ともかく足を蹴る攻撃はうまくいき、武器にしていたエンジンカッターを奪うことができた。襲ってきた潜水服の人物は逃げて校舎の入口へ。内部犯じゃねーか!!

しかし一方の拓海くんもそこで意識が途切れ、気づいたら自室のベッドにいた。もうやだこの主人公。信頼できない語り手ってレベルじゃねーぞ!!!

翌日比留子さんに話しかけても、何も話してくれないどころか露骨に避けられている。意識がない間に何があったっていうのよ!

図書館で見つけた『本校の歴史』とかいう本にはこんなことが書いてあるし! どうやら殺人鬼は数日にわたって繰り返し出没し、そのたびに生徒たちを全滅させたらしい。反撃もきかず、不死身だったとこの本にも書いてある。こんな本校の歴史は嫌だ!

まてよ、本には『本校の歴史』としか書かれてなかったんだよね? その「本校」が、拓海くんたちが今いる学校と同一かどうかはまだ確定ではない。それに普通は『○○学園の歴史』みたいに固有名詞でタイトルをつけるところではないのか。「本校」というのがこの学園のことだったとしても、当時は「最終防衛学園」などという名前ではなかった可能性が高い。

今回も捕虜にしたイヴァーは、その三日後に死亡。

直前に拓海くんがやたら腹が減ったとか、水がうまいけど水だけじゃ足りないとか言ってたから、食ったのかと思ったじゃないの。でもイーヴァはミイラ状になってなかったから、たぶんそれはないな。

凶器はおそらく例の潜水服の人物が持っていたエンジンカッターで、エンジンカッターは保管場所から消えていた。

またしても不穏な歪くん。

「やっぱり」って何よ! 拓海くん、意識がない間に何をやらかしてるっていうんだよ!

つばさちゃんが作った(すごすぎんか)生体反応装置は、炎の内側に15人いる! ことを示している。特防隊のメンバーは、お亡くなりになった衛人くんを除けば14人のはず。何が入り込んでいるというのか。

あの謎の少年くんは「生体反応」とは違いすぎるよな、と拓海くんから注釈が入ったので、そこは除外して考えていいみたい。

楽くんがくららちゃんのことを殺人鬼ではないかと疑う(マスクがあやしすぎるので)→言いすぎだよ! と歪くんが短刀を出す、という流れでこうなった。このあと歪くんは「腑に落ちた」「気づかせてくれてありがとう」と言っていたけど、何がわかったんだい歪くん。死を意識した絶望の表情を見ると、ムラムラが一旦解消されるっていう話?

40日目、比留子さんの助言で、殺人鬼の手がかりを求めて侵校生の基地へ。そこには大量の侵校生の死体があるだけで、基地は全滅していた。そして怠美ちゃんと楽くんが「虫」を発見する。この後二人は基地を再訪し、「虫」を連れて帰ってしまう。

ここからゲームはゾンビ編に突入する。殺人鬼のストーリーラインをひっぱったまま別ジャンルになるからびっくりするわ!

この「虫」が侵校生を全滅させたんだろうなあ。我々も壊滅させられてしまった。

まずはもこちゃんが殺人鬼の犠牲になった。死体が切り刻まれていたから、これは殺人鬼の仕業に違いない。

 

④攻撃をかわす

拓海くんと希ちゃんも殺人鬼に襲われたが、この潜水服には我駆力が通用しないらしい。何か特殊な素材なのか。というかこの殺人鬼も異血絡みのやつなのか。学園で起こった以前の殺人鬼とはどう関係してるんだろ?

ここでは拓海くんは「窓を破る」「攻撃をかわす」から「攻撃をかわす」を選択。前に選ばなかった方を選んでみた。

スチルの数、めっちゃ多いよね

なぜか動きを止めていた殺人鬼を窓から放り投げる拓海くん! 窓から落ちた殺人鬼は、手にしていたエンジンカッターで自分の胸を抉られて死亡。我駆力の武器は効かないのに、エンジンカッターは通るのかよ!!

潜水服のヘルメットをはずしてみると、なんと殺人鬼の正体は面影歪くんでした!!!

えーーーー!!!! ま、まさか歪くんが殺人鬼だったなんて……! いや歪くんは初対面のときから超高校級の暗殺者だったような。

彼は「愛のない殺人なんて」とやたら美学を語っていたけど、潜水服を着てエンジンカッターを持って追い回すのが愛のある殺人なんだろうか。なんかちょっと言動がちぐはぐなような……。このへんの違和感は、別の周回のときに判明することを期待しよう。

いやいやいや。おかしいでしょ。なんでまだ出てくるのよ。このへんの謎は全然明らかになってないから、それも別の周回でってことだな。

その直後に歪ゾンビが怠美ちゃんを襲う! ここから本格的にゾンビゲーになる。

歪ゾンビは消えない炎で焼くことで消滅した。あの炎、万能だなあ。

一方、部隊長たちは通常営業で学園を襲いに来る。もうゲームのジャンルがめちゃくちゃだよお!

そして、「侵略者」ときたか。特防隊は急にあの学園に放り込まれて防衛しているだけで、侵略はしてなくない? 学園の運営は「1日目」に始まったわけではなくて、もっと以前から継続的に侵校生たちと戦ってたってこと?

あるいは、ここは地球ではなくてよその星という可能性も考えられるか。地球はもう滅んでいて、地球人は生存場所を求めて宇宙をさまよい、この星に着いた。で、その星に学園を移築して炎の壁で守っているとか。それなら拓海くんたちの方が侵略者という話も通る。部隊長たち、「星」という言葉は使うけど「地球」とは一度も言わないし。

まあ、なんでこんないわくつきの学園をわざわざ移築するような手間をかけたのかという話になるからあまり推せる説ではない。この後に出てくる「ギィ」の解説書が学園にあるってことは、この星の生態系はもともとわかってたってことだろうし。

部隊長を倒したら、今度はまたゾンビのターン!

衛人ゾンビ、イヴァーゾンビ、もこゾンビ、怠美ゾンビが襲ってきた。過子ちゃんが犠牲になり、続けて比留子さんも拓海くんをかばってお亡くなりに。

拓海くんも屋上から落ちたが、10日かけてどうにか蘇生。

その後、過子ちゃんも比留子さんも順当にゾンビ化し、今馬くんが犠牲に。今馬くんもゾンビ化する。ちなみにゾンビはエンジンカッターで倒せることが判明する。エンジンカッターもまあまあ万能だな。

 

⑤霧藤を倒す

拓海くんを助けるために囮になった希ちゃんもゾンビになってしまった。その希ゾンビを、拓海くんが倒す! すまんな、倒さないと狂死香ちゃんが殺されそうだったので。

生存した拓海くんたちは、校庭に落とし穴を掘って衛人ゾンビを倒し、死体を検分した。その結果、ゾンビ化の原因は「ギィ」という寄生虫だったことが判明。虫を学園に持ち込んだのは、もちろん楽くんと怠美ちゃん。

この周回の楽くん、虫は持ち込むわ、鳴らしてはいけない音を鳴らすわで、わざとか? ってくらいめちゃくちゃヘイトを上げてくる。むしろ衛人くんのように悪意を持って特防隊を壊滅させました! と言われた方が納得できるレベル。

この発言は何だったんだろうな? 拓海くんならずっとここにいたけど?

この段階でようやく、楽くんが虫を持ち込んだことを告白した。この様子から察するに、悪意があったわけではなさそうなんだけど。

翌朝、晶馬くんもお亡くなりになってしまった。この周回では晶馬くん、影が薄かったな。

空気を読まずに乗り込んでくる部隊長。一人でやってきて、特防隊の力を試すようなことをして帰った。が、その前に拓海くんの首を落としていった。オイィ!!!?? 蘇生に一週間もかかったんだが? なんで? なんで拓海くんだけ首を斬ったの? 蘇生するってわかってるんでしょ?

拓海くんの蘇生に時間がかかっている間に、ダルシャーはまたやってきたらしい。が、ヴェシネスに食われたという。ヴェシネスはダルシャーとの戦いで負傷したので帰還。ヴェシネスはパワーアップが目的だったんだろうな。

蘇生した拓海くんのアイデアで、ゾンビは音に反応するのだから大きな音を出してゾンビを誘導する機械を作ることになった。楽くんはつばさちゃんに気があるのか、拓海くんのアイデアに嫉妬。

だからというわけでもないのだろうけど、完成した機械を触っていきなり大音量を出してしまう楽くん。もうお前はすっこんでろ。厄師寺くんがエンジンカッターを持ってゾンビを引きつけていたが、犠牲になってしまった。そしてつばさちゃんも犠牲に。

本当に偶然か?(疑い)

つばさちゃんが犠牲になったことで楽くんからめちゃくちゃ責められたが、逆に狂死香ちゃんとくららちゃんから「おめーのせいだろ!」と鬼詰めされてしまう。「オレが…川奈を殺し…た…?」とショックを受ける楽くん。やっぱりわざとじゃなかったのか?

で、こうなった。

ゾンビを持ち込む原因を作った人がひどい死に方をするのはこの手のジャンルの定番だと思われるが、これで溜飲を下げてくれってことかな……。

くららちゃんは狂死香ちゃんをかばって犠牲になった。なんだよ、ちょっと感動させやがって……。くららちゃんって一周目でも狂死香ちゃんに絡んでたけど、彼女なりに大事に思ってたんだろうな。

パワーアップしたヴェシネスに対してこっちの生存者は二人って、どうやってラスボス戦を戦えばいいんだよ! と思っていたらこれ。音を出す装置でゾンビをおびきよせて、ヴェシネスは食われた。もうギィがこの星の覇者でいいよ!

 

⑥2人でポッドに乗り込む

100日目、いよいよ脱出ポッドが現れる段階になって、またしてもゾンビが現れる。これが最後の分岐ということで、ここは両方見ておいた。

まずは2人でポッドに乗り込もうとしたのだが、拓海くんがゾンビに襲われ、それをかばった狂死香ちゃんが犠牲に。拓海くんは「生きて」と願いを託される。

エンディング「075 血みどろ編:凶鳥の願い」、完!

 

⑦自分がゾンビを止める

あんまりなエンディングだったのでもう一つの選択肢も見てみたが、こっちの方がひどかった。

狂死香ちゃんだけをポッドに乗せ、拓海くんはゾンビに連れていかれる。その先で、拓海くんはα1、死体ではなく生体に寄生する方の虫を入れられてしまう。拓海くんは体を乗っ取られ、その上で100日目のミサイルによって学園ごと焼かれて終了。

エンディング「076 血みどろ編:反復する禍」、完!

 

いや完! じゃねーよ!!

76はともかく、75はこのあとどうなったんだよ! 生存したら、その後ポッドがどこに着いたか、人類はどうなっていたのか判明するかと思っていたが、それもなし! たぶんポッドの中で100日前に戻ったんだな。76の方もミサイルが着弾する前に戻ったんだろう。

 

 

謎が増えるばかりじゃねーか!

もうね、地球や人類はどうなったとかいう話ではなくて、脅迫状の謎、殺人鬼の謎、学園の歴史の謎と、謎が増えまくりなのよ。解決したのはゾンビの謎だけ。そもそもなんであんな虫がいるのかも気になるけど、そこは「そういう世界」という話なんだろうか。

歪くんはどうして「殺人鬼」になっちゃったのかとか、あの我駆力が効かない潜水服はどうなってんのとか、15人いたのはなぜかとか、脅迫状を書いた人とSIREIをばらした人と「殺人鬼」は同一人物なのかとか、細かい謎もたくさんある。だって脅迫状が書かれた時点で、歪くんはまだ学園にいなかったじゃないの。

「血みどろ編」のほかのルートも見なければ全貌はわからないのかもしれない。

が、わたしはここから衛人くん生存ルートに入る!!

今度は二周目とはなるべく逆の選択をして、全員生存させられるようにがんばってみる! 血みどろ編の真相はひとまずお預けだ。

 

これ、100日間を完走せずに50日くらいのところで「やり直し」を使って、1日目よりも前の時点に戻れないのかな。タイムラインを見ると「001」の部分と、それより前の「???」があるからいずれはできそうなんだけど。

拓海くんの能力が「やり直し」の拡張機能だから、どの時点からタイムリープしたとしても彼の認識上の「戦いの始まり」となった時点以前には戻れないのは、まあわかる。この能力にある程度の制限(100日以上は戻れない?)がかかるのも、まあわかる。

しかしそのうちもう少し真相がわかってきて、「この時点が本当の始まりだったんだ!」ということがわかったら、「そもそもの始まり」に戻ってやり直したいものである。

 

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